痴呆症となった母と暮らす娘さんが言っていた。「失われた機能があっても、できなかったことが、できるようになるのは大きな喜び」大人になると目に見えてできるようになることは見つかりにくいけど、「小さなできた」を見つけながら生きるのは、案外、難しくて人生の本質に迫る道なのかな。
どこまでが自分が出来る範囲で、 どこからが自分では動かせない範囲か。 どこまでは事実として分かっていて、 どこからは事実として分かっていないことか。 この線引きは、 より良く人生を生きていく上で 非常に大切なものです。