受け入れる。包み込む。ジャッジしない。21世紀に必要なチカラ・・・それが「菩薩力」。
受け入れる。包み込む。ジャッジしない。
21世紀に必要なチカラ・・・それが「菩薩力」。
人間は多様性に溢れた生き物である。
あんな人。こんな人。
足が速い人。力持ちの人。
気配りの人。決断の人。
行動力に長けた人。熟考することが得意な人。
細かなことに神経質な人。大概のことに無頓着な人。
厳しい人。優しい人。
ネクラの人。ネアカの人。
他者のある側面に対して、人々は、自分勝手な物差しで比較し、独善的に判断してしまう。
人に対して、良いとか悪いとか、合うとか合わないとかと、比較し、選択し、判断せずに、
ただただ、その人のありのまま、あるがままを「受け入れて、包み込む」あり方。
今、目の前にいる人に「開かれた」状態。
それが、「菩薩力」。
自分の中には多様な人格が存在する。
自分多様性。
あなたの中には、たくさんの自分がいる。
明るい自分。暗い自分。
優しい自分。ずるい自分。
最高の自分。最低の自分。
光の自分。闇の自分。
どれも自分。どっちも自分。
どれが正しいとか、どれが間違っているとかジャッジしない。
それが、「菩薩力」。
自分の中にも「菩薩」のような存在はいるし、あの人の中にも「菩薩」のような存在はきっとある。
菩薩とは、聖人君子のような存在のことを指すわけではない。
人の中にある「光」を見出すことができる人。
自分の中にある「光」を見続けることができる人。
それが、「菩薩力」。
自分の中にある「光」を観ることができるか。
人の中にある「光」を見つめることができるか。
100%、いい人はいない。100%、悪い人もいない。
自分のなかにあるグラデーションの光。
他人の中にある色とりどりの光。
光があるから、影がある。
影があるから、光がある。
どちらがいいかとか、どちらが間違っているとか、ジャッジしない。
「菩薩」は、どこか母性のようなものと似ているのかもしれない。
包み込む。受け入れる。ジャッジしない。
自分のことを否定せず、ありのまま、あるがままの自分を受け入れてくれる姿勢。
自分の中にあるありとあらゆる存在を大切にし、許し、ただそのまま包み込んでくれるあり方。
それが「菩薩」という言葉に込められた意味なのかもしれない。
決して電車の中では読まないでください。
涙がボロボロあふれて、困ります。
編集者も編集しながら何度も泣きました。
「あなたみたいな何もない専業主婦に仕事を頼む会社は一つもないから」
「私には、何もない。でも、だから、できることがある」
人の良いところだけが見えてしまう、平凡な主婦だった坪崎さん。様々な出会いから、彼女がコーチになって、口コミと紹介で大人気となり、いつしか“北の菩薩"と呼ばれるようになるまでの奇跡と感動のエピソードが満載。
〜「私って、とても幸せです! とても運がいいです! いつも良い人ばかりに出合えるんです! 」坪崎美佐緒さんの口癖です。もちろん笑顔で。
坪崎美佐緒さんも皆さんと同じようにたくさんの困難なことや課題に遭遇されてきています。ただ、人と物と事への観方が違うのです。捉え方が違うのです。考え方が違うのです。
このような思いで生きている人は、間違いなく幸せです。
思いを決めるのは、どこまでいっても自分自身です。〜
解説:大久保寛司(「あり方で生きる」著者)
“もしも私みたいな何にもない人が、夢をもって諦めずに続けて、夢を叶えて誰かの役に立てたなら。私のように、何にもなくて諦めようと思っている人の力になれるかもしれない!
こんな私でもできるなら、「私も、できるかもしれない」って思ってくれるかもしれない‼︎"本文より
包み込む。受け入れる。ジャッジしない。
21世紀に必要な「菩薩力」とは?
そして、幸せであるためのたった一つの秘密とは?
「いま、目の前にいる人が大切な人」
「ありのままの あるがままの あなたで素晴らしい」
「私の周りには、いい人しかいない」
心からそう思えた時、自然に、周りの人が輝きだす。
幸せな人は幸せになる生き方をしている!
<目次>
第1章 いま、目の前にいる人が大切な人
【命に感謝】
【目に見えないもの】
【3つの約束】
【忘れられないお客様】
【お客様も笑顔になるカフェ】
【いまでも忘れられない患者さん】
第2章 私の周りにはいい人しかいない
【変わりたいという想い】
【目の前の人の言葉に耳を傾ける】
【家出の本当の理由】
【怒りと後悔】
【答えは自分の中に】
【その人には、そうする理由がある】
【耳の痛い言葉は有り難い】
【困らせる人は困っている人】
第3章 ありのままの あるがままの あなたで素晴らしい
【ありがとう】
【瞳の輝き】
【沈黙の価値】
【思いに気づく時】
【これが承認なんですね】
【空を見上げて】
「いま、目の前にいる人が大切な人」
坪崎美佐緒【著】 大久保寛司【プロデュース】
エッセンシャル出版社【発行】
定価 :1800 円(税別) ページ数 :268 ページ
■「特別編集版PDF/いま、目の前にいる人が大切な人」
本書のはじめに、プロローグを特別限定で収録しております。
本の内容のエッセンスを無料でお読みいただけます。
「あり方研究室」研究員募集【第2期】のご案内です
坪崎美佐緒さんが、特別研究員として、毎回、参加し、「いま、目の前にいる人が大切な人」の内容をテーマに学ぶオンラインラボです。
■日程:2022年10月~第2期スタートしました
途中からのご入会も可能です。既に完了した回に関しては、録画配信でご覧ください。
詳しくはこちらから↓
【著者】
坪崎美佐緒(つぼさき みさお)
プロコーチ、コミュニケーション講師、マナー講師。
コーチング・オフィス self-esteem(セルフエスティーム)代表。
1964年、6 月生まれ。北海道旭川農業高校出身。
1993年、結婚後は専業主婦として、家事や子育てを楽しむ。
2007年、ひょんなことからパートに出ることになり、このことが後の人生を大きく変える。2008年、コーチングに出会い、2010 年に資格を取得する。
2010年、RISE マナー認定講師になる。その後、日本プロトコールで資格取得。
2011年、この仕事で人の役に立ちたいとself-esteem を開業。コーチ、マナー講師として活動を始める。口コミと紹介だけで、全国各地から引っ張りだこのコーチとなる。
【プロデュース】
大久保寛司(おおくぼ かんじ)
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
想いを込めて作った書籍を応援してもらうことに繋がり、大変嬉しく思います。 また本が売れなくなっているというこの時代に、少しでも皆様にお伝えしたいという気持ちの糧になります。