「パーフェクト・デイズ」 少し陰のある、美しい物語だった。 陰があるから、 光をより感じたのかもしれない。 役所広司さん演じる主人公の 凛とした佇まい。 自分を律するように送る日々。 垣間見せる微笑み。 心に残る映画でした。
ヴィム・ヴェンダースの『PERFECT DAYS』を観る。単調な日々に、いかに光をみるか。翳があるから木漏れ日もきらめく。「もののあわれ」を知る映画。Lou Reedの同名歌もいい。カセットテープはないがLPで金延幸子“青い魚”を聴き、フォークナー『野生の棕櫚』で寝落ちしてみる。