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ゆるゆる日記

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弱音吐いてます
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記事一覧

好きの副作用

好きの副作用

有料記事を始めてから、このアプリを開いている時間が格段に長くなった。

一度書き上げた記事を、何ヶ月も寝かせたこともある。

新しい感情に出会うために、積極的にたくさんの言葉を見聞きするようになった。

でも、すぐ見失う。
メンバーシップに早速参加してくれた人もいて、有料記事もそれなりに売れるようになってきて、
良い方向に向かっている気がしていたのに見失ってしまった。

私は、私の書く言葉に自信が

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書くことへの覚悟【メンバーシップ始めました】

書くことへの覚悟【メンバーシップ始めました】

こんにちは。翠です。

突然ですが、今月からメンバーシップを開始します。
今までは有料記事を販売していましたが、少しづつ買ってくださる方が増えてきたので(本当にありがとうございます🙇🏻‍♀️ ̖́-生きる糧になってます)、よりお得に有料記事が読めるメンバーシップのプランを用意しました!!

まずは、私がメンバーシップ開設に至るまでの気持ちと書くことへの覚悟が決まったきっかけについてお話します。

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共通テストを受けられない私へ

共通テストを受けられない私へ

今回は日記やエッセイのような記事です。
私が進路を決めるまでのこと、大学受験への思いなど赤裸々に書いています。

2025年5月閉鎖病棟の自室で、私は主治医に「やっぱり大学受験したい」と話していた。
診断名はうつ病だったが、主治医には双極性障害を疑われていた。今は躁状態かもしれないと言われていた。

退院後、学校の先生にも事情を話して、大学受験の対策を始めることになった。推薦入試には間に合わなかっ

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妹が羨ましい②

妹が羨ましい②

妹の高校生活以前、こんな記事を書いた。
現在妹は高校1年生。4月から高校2年になる。

妹は、高1の1学期、ほとんど学校に行かなかった。精神科の薬が体に合わず、過眠になり一日中寝ていた。起こしても起きられないような感じだった。夏休みあたりでその薬は中止になり、2学期からは毎日学校に行っていた。出席日数が危なかったが、結局2学期は皆勤だった。

私に備わってなかったものほとんど学校行けない日が続きた

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「普通」ってなに?

「普通」ってなに?

「普通」とは何か?
 私にはまだわからないけど、この記事での「普通」は、「精神的な問題を抱えていなくて、日常生活を送れる人」とする。

「死のう」と思った日から6年。
学校に行くのが怖くなって、教室から逃げるように保健室へ行った。毎日の電車通学は線路に飛び込みたい気持ちとの戦いだった。冬にはうつ病と診断された。あれから4年。

「死にたい」気持ちに「希死念慮」という名前があることを知り、「きしねん

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「死」という選択肢を奪わないで

「死」という選択肢を奪わないで

当たり前だけど、「死にたい」と言うと、大抵の場合、否定される。「死ぬな」とか、「死なないで」と。
私はずっと「死ぬな」と言うなら、「生きたい」と思わせてよ、と思っていた。
「死」という選択肢を奪われるのも嫌だった。
私の希死念慮を否定しないでほしい。「死」という選択肢があるからこそ、何とか踏ん張って生きているから。最悪の場合、死ねるという安心材料があるから、辛くても苦しくても、頑張ってきたところが

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「普通」を諦める勇気

「普通」を諦める勇気

普通を"諦める"勇気と、普通を"手放す"勇気は少し違うと私は思う。

中学3年で受験生でありながら不登校になってから今まで、私は普通(ここでは毎日学校に通うこと)を"手放した"だけだった。
自分の意思とは関係なく、手放さざるを得ない状況だった。普通ではなくなってしまったけど、「またいつか普通に戻れる」と心から信じていた。それを夢見て毎日を踏ん張って生きていた。

医療保護入院から退院してきて、かな

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8/2 母親の呪縛

8/2 母親の呪縛

ふと思い出したことがある。
小学六年生のとき、起立性調節障害の影響で、身体も顔もパンパンに浮腫んでいた。
当時はまだ診断されていなかったから、母親は太ったのだと勘違いして、私にダイエットを強要した。家では白米を食べさせてもらえなかった。私は、周りより太いことは自覚していたけど、ダイエットをしようなんて思ったことがなかった。もちろん、浮腫んでるから食事を減らしても改善しなくて、母親はダイエット用のド

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医療保護入院からただいま

医療保護入院からただいま

先月は、怒涛の1ヶ月だった。
何度も自殺未遂を繰り返し、救急科のある大きな病院に行くよう勧められ、受診すると、即入院になってしまった。 

 
入院中は、音楽プレーヤー以外の電子機器類すべてNGで、本当に暇だったから、ひたすら日記を書いていた。

入院した日、主治医に「あなたは真面目だから、頑張りすぎて自分を苦しめてるように見える」と言われた。小学校受験をして、中学卒業まで全力疾走していた頃の私を

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1ヶ月以上更新できずごめんなさい🙇🏻‍♀️ ̖́-
閉鎖病棟に医療保護入院してました。3日前に退院してきたので、落ち着いたらまた投稿再開します。

傷ついた日々、過去の夜

傷ついた日々、過去の夜

前回の記事からかなり日が経ってしまいました。
大事な試験があって、その勉強に精一杯でnoteに割く時間を作れていませんでした。
とりあえず試験は終わったのでまた少しづつ更新していけたらと思います🙇🏻‍♀️

 大袈裟だと笑われるかもしれないけれど、今回の試験には命をかけていた。
そこまでする必要はないと言われるかもしれないけれど、何を犠牲にしてでもやりきると決めていた。

私は小さい頃から「で

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幸せな記憶と星の数ほどの後悔

幸せな記憶と星の数ほどの後悔

私には、消化しきれていない過去がたくさんある。

5歳の9月、小学校受験したいと母に伝えて、受験勉強が始まった。偏差値という新しい価値観に出会って、少しづつ家庭が崩壊し始めた。私が受験したいだなんて言っていなければ、家庭は平穏で、私も病気になることなく楽しい学生生活を送れていたかもしれない。

14歳の2月、うつ病の診断をもらって、でもそれを誰にも話せなくて、なんとか元気なふりをしながら毎日学校に

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過去の私へ   貴方は何になりたかったの

過去の私へ 貴方は何になりたかったの

私は、幼い頃から将来の夢がなかった。
「大きくなったら何になりたいの?」と聞かれ、いつも困惑していた。自分が、5年後10年後生きている未来を想像できなかった。

その都度、看護師になりたいだとか、キャビンアテンダントになりたいとか、色んな夢を持っているように見せていたけど、どれも将来の夢とは言い難かった。幼い頃は将来の夢をしょっちゅう聞かれるから、かっこいいと思った職業を適当に答えていた。

夢が

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病気でも幸せに生きていい

病気でも幸せに生きていい

🫖さんに言われた。
「翠の食事の話からは不健康になった!ってアピールを感じる」「痩せたのを褒めて欲しい、不健康になっている私を心配して欲しいという翠の欲求を感じる」と。

心当たりはあった。そもそも摂食になったきっかけは、自分は病人なんだと、アピール、自覚するためだった。摂食にならなくても、うつ病なんだから、もとから病人なわけだけど、私は自分のことをうつ病だと認めていなかったし、心のどこかで「う

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