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8/2 母親の呪縛

ふと思い出したことがある。
小学六年生のとき、起立性調節障害の影響で、身体も顔もパンパンに浮腫んでいた。
当時はまだ診断されていなかったから、母親は太ったのだと勘違いして、私にダイエットを強要した。家では白米を食べさせてもらえなかった。私は、周りより太いことは自覚していたけど、ダイエットをしようなんて思ったことがなかった。もちろん、浮腫んでるから食事を減らしても改善しなくて、母親はダイエット用のドリンクを買って私に飲ませていた。(チアシードが入っていて、胃の中で膨れて満腹感を得られるというやつ)

なぜかわからないけど、ここ数日間、ダイエットさせられていた記憶が頭から離れなくて、むしろ今まで忘れていたのに、全部思い出してしまって、きっと、今の私が標準体型に戻っていくことに苦しんでいたのは、母親のそういう行動があったからなのだと思った。

でも、思い出したことで、いちばん強く感じたのは、私が、今の私を愛せないのは、私の価値観ではなくて、母親の感じ方そのものだということ。とてつもなく気持ち悪い。
私は私なのに、母親の価値観でしか自分を愛せなくて、ずっとそれに囚われている。

それでいいの?
私が、認めてあげたらいいじゃん
母親に認めてもらえなくたって大した損害は生まれない

でも私は他人からの評価に依存してるからなぁ 
私は私なのにな
なんでこうなったんだろう
きっと、ダイエットさせられていたのを忘れていたように、他にも思い出してないだけで似たようなことが沢山あるんだろうなと思う
それが、無意識のうちに私の呪縛となって、病気となって、苦しみとなってるんだろうなと。

🫖さんとこのことについて少し話して、「母親の価値観のせいで苦しんでるのが悔しい」
「少しぽっちゃりしても、私は私が大好きだ、と言いたい」と言ったら、「泣きながらごはん食べてたのは、悔し涙だったんだね」と言われた。あぁそうだな、私はずっと悔しかったんだな。入院中も泣きながらごはんを食べていたけど、私は特に食事自体が怖いという感覚はなかった。きっとあのときも、悔しかった。母親の嫌いな価値観に影響されて苦しんでることが悔しかった。「お前なんかに私の人生を左右されてたまるか」という気持ち。

🫖さんは「翠のそういう負けず嫌いなところ好きだよ、翠の強さだと思う」とも言ってくれた。

拒食から10ヶ月。ようやく克服しようと思えた。




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