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この夏おススメ! 23区内唯一の自然島「妙見島」を100倍楽しむコツ!🏝️
アラサーにぴったりの夏の旅行先とは、どこだろうか。
湘南? 沖縄? いずれもはしゃぎすぎかもしれない。
もっとも適した場所は、案外近くにあったのだーー。
集合場所は「浦安」!?
四ツ谷:いよいよ夏だね。バカンスの季節だ! お前らもしみったれた顔ばっかしてないで、さっぱり爽やかになろうや! 良い島があるらしいから、そこに行ってみようぜ。
高端:隠岐に行ったばかりなのに。四ツ谷は島が好きだね。
ドバイで2,000円の味噌汁を飲んだ話
ドバイにいる。つくづく味噌汁が飲みたい。
灼熱、高層ビル、驚くほど高い物価、アラブ人、成金、ガーシー、与沢翼。
そんなもの、私に関係なかった。私はただ、仕事の成り行きでドバイにいるだけなのだ。
ドバイに来て四日目。
普段、慎ましい食生活をおくっているのが祟って、私は貧乏くさいものを口にしたくて仕方がなくなっていた。接待の食事には飽き飽きしていたのだ。
「ドバイ 味噌汁」気が付けば、私は検索
最果ての地のガールズバーに待ち受けているものとは!?
最果ての地のガールズバーに待ち受けているものとは!?
「米原のヤンキーたちに、資金力と教養の違いを見せつけてやろうぜ」
そう語る高端の顔は、とても頼もしく見えた。
正午に米原駅に降り立った我々編集部は、琵琶湖クルーズを楽しんだあと、日本酒を舐めながら名産の鱒料理に舌鼓を打った。
名所、郷土料理、地酒に満足した我々が次に求めるべくは、地元の人々との交流である。
しかし、飲み屋で見ず知ら
「神の島」と呼ばれる琵琶湖の無人島に上陸した🏝️
琵琶湖に浮かぶ不思議な島をご存じだろうか。
その名は「竹生島」――。
寺社と土産物屋だけが立ち並ぶ、周囲2Kmほどの無人島である。
滋賀県第三の都市・長浜から、日に5度クルーズ船が出ているため、気軽に訪れることができる。
「神の島」とも呼ばれるこの島には、いったい何があるのだろうか……。
編集部が潜入した。
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その昔、近江国(滋賀県)で伊吹山と浅井
幻想的すぎる絶景!? 緑に飲み込まれた幻の廃村を探す(東京都・倉沢集落)
心ゆくまで鳩和荘を堪能した我々は、いよいよ幻の廃村「倉沢集落」を目指すことにした。
ネットで拾ったあやふやな情報を頼りに、都道411号線を西にひた走る。30分ほど行くと、右手に「日原森林館」と書かれた看板が見えてきた。
傍らには、「⇦倉沢のヒノキ」と記された看板も設置されている。
この「倉沢のヒノキ」が、廃村を目指すうえでの、当面の目印となる。
Googleマップにも表示されるので、便利なも
まるで古代遺跡? 緑に飲み込まれた幻の絶景廃村を探す(東京都) #鳩和荘編
(前回)
廃村・廃墟は地図に載っていない。
なぜなら、地図とはいまこの世に存在する場所にたどり着くためのものだから。
というわけで、我々はインターネットの海に漂流する先人たちの記録だけを頼りに、廃村のありかを調査した。
事前におおよその場所は把握できたので、あとは実際に足を運んで確かめるのみである。
我々は5月某日早朝、JR河辺駅前に集合した。
ここで車を借りて、廃村を目指す。
今回の目的
まるで古代遺跡? 緑に飲み込まれた幻の絶景廃村を探す(東京都) #出発編
廃村に行きたい。
なぜだろう、無性に廃村に行きたい。
青々しい新緑の精気にむせながら、うち捨てられた村のなかを歩き回りたい。
道々のアスファルトは千々にひび割れているほうが良い。その隙間から虎杖の頭などがぬっくりと顔を出していると、なお好ましい。
ひしゃげた家の屋根を、ヤマゴケがもこもこと浸食してゆくさまを思い描く。葛の葉の緑が、さび付いた自転車を螺旋状に飲み込んでゆくところを想像する。
気持
阿佐ヶ谷・とある事件を目撃した神社~東京を念入りに散歩する~
馬橋稲荷神社(阿佐ヶ谷)
東京を、誰よりも念入りに散歩してみようと思う。
はじめての試みなので、個人的に思い入れのある場所から始めたい。
十八歳で上京した僕が、一人暮らしを始めた街、杉並区阿佐ヶ谷である。
若かった僕は、この街でたくさんのお酒を飲んだ。そして、たくさんの人と出会った。「一番街」では何度酔いつぶれたか分かったもんじゃないけれど、楽しい思い出は数えきれないほどたっぷりある。
JR
東京を念入りに散歩する。※散歩リクエスト募集中
東京を誰よりも念入りに散歩しようと思う。
理由を話そう。ちょっと固い話だけれども。
「豚に歴史がありますか?」
「百姓の歴史を学びたい」と言った学生にそう問うたのは、むかし東大で助教授をしていた、平泉澄という歴史家だ。
平泉は大東亜戦争を擁護する歴史観・皇国史観の親玉的存在として知られている。
平泉にとって、歴史は国が消費するべき大きな物語だった。
昨今、ウクライナ情勢などの国際的な揺らぎか
【実体験】僕の曾祖父は罪人だったのかもしれない~先祖を探す高校生のひとり旅~
高校二年生、健全な男子であれば必死になって女の子を追いかけているころ、僕は必死になって「墓石」を追い求めていた。
十七歳、僕はちょっとだけおかしかった。
それを自覚したうえで一応言い訳をしておくが、もちろん僕が追い求めていたのは、そんじょそこらの墓石ではない。それは、僕にとってとびっきり価値のある墓石。僕に血を繋げてくれた先祖たちの墓石に他ならない。
僕は当時、自身のルーツを辿る行為に夢中に