#現代詩
詩の通販、ハジメマシタ。―文学フリマを終えて—
12月になりました。今月で2019年も終わってしまうのかと思うといろいろと思うところがありますね。ただ、この「2019年」のしめくくりにふさわしいものはできたように思います。
文学フリマ東京先週のいまごろは「文学フリマ」に出店していました。
僕は詩のサロン「26時」という、簡単に言えば詩の同人サークルを運営しています。「文学フリマ」には何度も出店してはいるのですが、ここ数年は「物」を作ることはし
Dead Poets society 26 #07 宮澤賢治「習作」
僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第7段です。
この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。
第7回の作品は、宮澤賢治の「習作」です。宮澤賢治といえば「永訣の朝」や「雨ニモ負ケズ」などの名作で知られていますが、今回僕たち もっとみる
Dead Poets society 26 #06 伊東静雄「わがひとに与ふる哀歌」と、これまでの動画一覧。
僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第6段です。
この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。
第6回の作品は、四季派の詩人伊東静雄の「わがひとに与ふる哀歌」です。彼の処女詩集である『わがひとに与ふる哀歌』の標題作である今
Dead Poets society 26 #05 山村暮鳥「妄語」
僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第5段です。
この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。
第5回の作品は、山村暮鳥の「妄語」です。口語自由詩が形成されはじめた時期に、昭和モダニズムを先取りしたような作品が特徴の詩集『 もっとみる
Dead Poets society 26 #04 立原道造「雨の言葉」
僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第四段です。
この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。
第四回の作品は、夭折の詩人立原道造の「雨の言葉」です。梅雨どきにはぴったりの一作です。甘く、やさしい言葉を味わってみましょう。 もっとみる
Dead Poets society 26 #03 萩原朔太郎「青猫」
僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第三段です。
この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。
第三回の作品は、近代詩の父とも言われる代表的な詩人萩原朔太郎の「青猫」です。
詩のサロン「26時」は、2011年7月に創刊し もっとみる
【告知】ツイキャス「蒼馬の部屋」(朗読キャス)ハジメマス。(毎週水・日22:00~)
【YouTubeにアーカイブ動画をアップしました。2019.06.04】
本日(6月2日)、22時からツイキャス「蒼馬の部屋」(朗読キャス)をはじめていきます。
僕は「26時」という詩のサロンを運営していまして、その企画の一つ「Dead Poets society 26」という、近代詩人の作品に、もう一人の運営コンノダイチとともに解釈を語る動画作品を定期的に配信しています。
すでに聴いてくだ
ENDEAVOUR PROJECT 詩的履歴書
「詩人」でありたいのであれば、つべこべ言わずに「詩集」の一冊でも編まねばならない。
「詩人」とはなにか、といった話をしていけば、「詩集」なんか出さなくてもいいのだという話になるのかもしれませんが、それではなにも前に進まない。
どんな理由があろうと「詩集」をつくりあげるというのがいまの僕の目標です。
※この記事はプロフィール記事としてアップします。
詩を書きはじめたのはいまから10年以上もま