2021年1月の記事一覧
1000文字の手紙〈ことふりさん〉
ことふりさん、この度は第三回教養のエチュード賞にご応募いただきましてありがとうございます。
今回のことふりさんの作品を読ませていただき、前回の応募作を思い出しました。家族について書いた時のことふりさんは、計り知れない力を発揮しますね。それは単純に、「あたたかい家族像」とか「ゆたかな愛情」とか「固い絆」とか、そういったものではなく。
どこか淋しくもあり、微かな悔やみがあり、迷いがあり、長く尾を引
フリーランスが学べるWebメディア、Workship MAGAZINEでの連載第2回が公開されました。
デザイナーでも解釈に迷う、シンプルとミニマルの違いについての記事です。今回も頑張って書いたので読んでもらえたら嬉しいです!
https://goworkship.com/magazine/design-verbalization-2/
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バーを愉しむために、知っておきたいこと。
先日、嶋津さんが開催されている「オンラインCafeBarDonna」にお邪魔してきました。今回のテーマは「カクテルを学ぼう」。リアルのCafeBarDonnaの店長である伊藤さんのカクテルのお話とハイボールのおいしいつくり方の実演(お疲れさまでした!)と、そのあとの交流の時間。参加して毎度思うけれど、90分ってなんでこんなに短いんでしょう。今回も楽しませて頂きました。
お話をさせて頂いているときに
『かわいいが、世界を救う(かもしれない)』
あなたはわたしをかわいいと言うけれど、わたしに言わせればわたしなんかよりあなたのほうがずっとかわいい。なぜならあなたはわたしに恋をしているから、わたしの帰りを待っているときも、ソファでとなり合っているときも、ふたりで洗濯ものをたたんでいるときも、買いもの袋をぶら提げて並んで歩いているときも、あなたはいつもわたしに恋をしているから、だからあなたはわたしなんかよりずっとかわいい。
わたしもあなたに恋を
上京した夜、1人お寿司を
上京した日の夜だ。
アパートで荷ほどきを終えると、駅前のお寿司屋さんに一人で訪れた。
そのお寿司やさんは有名で、私が住むことを決めた駅を伝えると、ほとんどの友人が「あのお寿司屋さんがある駅ね」と言うほど。なんと神戸の両親まで「ああ、昔から有名なお寿司屋さんの場所ね」と知っているではないか。
その事もあり心に決めていたのだ。一人きりの引越し祝いを、あそこのお店でしようと。
親切なことにメニューも
「普通の障がい者」を描きたくて
もうずいぶん昔の話、人生で一度だけナンパらしきものをしたことがある。
土曜日、その頃毎週のように買い漁っていたCDを物色した後、昼飯に立ち食いそばでも食べようか、と、駅前をぶらついていた。
その時、ベンチに養護学校時代の先輩がいるのをみかけた。先輩はほとんど会話はできなかった。だから首から下げた五十音順の書かれたシートを一文字一文字、指先でさすことで、まわりとのコミュニケーションを取っていた。
雑記20210113
実は最近いくつかの投稿サイトにて、投稿サイト内の作品を批評する(あるいはレビューする)文章を色々と読んでいて、理由は誰が何をどんな風に読んでいるのだろうか、という興味からなのですが、読むのはもう終わってしまった企画が多く、仮に現在も行われていたとしても、あまり参加の意志は無かったりします。ただそこに書かれているレビューを読んで、作品に興味を持てば、その批評の対象になった作品も読む、というだけで、
もっとみる【英日対訳】 #米議会襲撃 俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが世界に発信したメッセージ|2021.1.10 by Arnold @Schwarzenegger
[Last Updated: 2021/1/14]
はじめに現地太平洋時間2021年1月10日の夜,俳優で元政治家でもあるアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏が,TwitterやYouTubeに今週議会議事堂で起きた襲撃について,次の言葉を添えて,7分間に及ぶ長大なメッセージの動画を投稿しました。
"My message to my fellow A
一億総クリエイターの落とし穴
誰もがクリエイターだ、とよく耳にするようになった。良いことだと思う。note などもそれを支援するプラットフォームであろう。だれもが何かをクリエイトし、それを発信できる。
デジタル技術の進歩がモノづくりの敷居を下げた。写真、絵、音楽などデジタル化されやすいものほど身近になった。さらにプラモデルのようなデジタル化されないものも、金型や素材の技術が向上したことにより、組み立てやすさは30年前と比
0107「粘始のご挨拶」
私は、年末年始のこの時期が大嫌いだ。正月のお休みの時期は好きだけれど、年末と年始が大嫌いだ。何が嫌いって、年末にはみんなその1年の活動をまとめたり、年始にはこれからの1年の抱負みたいなことを発表したりするじゃないですか。私自身も年によってはすることがあるので人のこと言えないのだが、もう、あれが辛くて仕方がない。
年末の締めくくりと年始の抱負を公開する人たちを責めているのではない。私は自己肯定感が