◆概要 公私ともにいろいろな創作、制作活動をしている涼雨零音の活動情報やノウハウ共有の場です。家庭や仕事を持ちながらクリエイティブワークを続ける中で得た知見や実践していること、面白エピソード等を紹介します。 ※メンバーシップ参加者は、涼雨零音 のすべての有料コンテンツを閲覧できます。(すべての有料コンテンツをメンバーへ公開します) ※買い切りマガジンもありますが、買い切りマガジンにはメンバー限定コンテンツは収録されません。逆にメンバーシップ参加者は買い切りマガジンに入る内容もすべて閲覧できます。 ◆活動内容 ・主に映像、音声、テキスト等のコンテンツ制作の舞台裏紹介 ・ノウハウ、Tips紹介 ・読んだ本、見た映画の紹介 ・映画に見る映像演出や脚本のテクニック解説 ・Q&A ・その他柔軟に、メンバーさんのニーズに沿った内容をやっていきます。 ◆備考 ・アートクリエイションを軸にした内容になると思いますが、それに付随したテクノロジー、ガジェットの話題もあると思います。
標準的なプランです。当面はこのプランしかありません。
涼雨 零音
自作の小説や詩など、創作文芸の作品を集めてあります。
涼雨零音が日頃考えていること、読んだ本の紹介、公募の応募状況や原稿執筆についてなど、比較的パーソナルな内容を書いていきます。 だいたい週一回程度更新する予定です。個別記事は100円、買い切りマガジンは500円です。
涼雨のエッセイ作品を収集しています
思えばこれまで大変な量の文章を読んできた。たいして読書家でない人であっても、日々かなりの量の文章を読んでいるだろう。SNS に流れているものも文章であるから、それはもう大変な量に及ぶ。 しかし。僕らは「読む」ということがどういう行為か、本当にわかっているだろうか。 それに挑んだのが、これの一つ前の投稿作品、「文瘴毒奔」である。 この作品は、世瞬舎という小さな出版社から出版された文芸誌、世瞬のvol.4 に掲載してもらったものだ。 上記リンク先をご覧いただくと
※本作はメンバー限定公開です ※本作はある文芸誌に掲載したものですが、note への転載に際して、媒体に左右される部分を一部改変してあります。
未知のものへの憧れと挫折 時は今からさかのぼることおよそ三十年。1990年代の前半。まだWindows も普及する前の時代に僕は高校生であった。仲良くしていた友達が「C言語」という本を読んでいて、文化祭で発表するエアホッケーのゲームを作っていた。僕も彼と「円と円の衝突をどうやって計算するのか」みたいな議論を紙に図や数式を書きながら考え、その友達が当時のパソコン、PC-9801 でプログラムを書いて実装した。 かっけぇ、と思った。キーボードをカチャカチャやって文字だけの画面で
我が家では、家族の誕生日付近の週末に外食をすると決めている。だいたい土曜の夜に食事をし、日曜の夜にケーキを食べる。食事の後にケーキだとお腹いっぱい過ぎて食べられないことがあるのでこのようなスタイルになった。 今日は次男の誕生日パーティとして食事をしに行った。その日何を食べるかは、その日祝われる誕生日の人が決める、というルールにしてある。普段は何食べようかと言って相談し、あれは嫌だこれがいいなどと皆口々に意見するのだが、誕生日の時はもうお誕生日ist が最優先。その人が食
※メンバー限定公開小説です
おまえがそんなことをするなんて明日は雪かな 慣れないことをするもんじゃないね 知恵熱ってやつかな いろんな言葉が浮かんでは消えた。 10月31日。中学一年生の長男は定期試験を控えていた。試験勉強どころか日々の勉強もまったくやらない。前回の試験では点数が地を這い、だいぶまずい事態であったが本人に危機感はない。周りの友達は日ごろから塾へ行っていたり試験前ともなれば試験対策に勤しんだりしている。先日ようやく持たせたスマホでも、友人たちから試験範囲についての話題などがL
今回はメンバーさん限定記事です。
もう二十年ほど、ほとんど毎週映画館に行っている。毎週映画館に行くと言うと、多くの人に驚かれる。すごいですね、と言われたりする。でも、完全に毎週映画館へ行って映画を見たとしても、年間50本程度なのだ。僕の周囲には、年間100~130本ぐらいの映画を映画館で見ている人が多い。そのため、毎週映画館に行っている僕でさえ、彼らの中では「少ない方」なのである。「あれ見た?」みたいな話が飛び交うのだが、その半分ぐらいは「なにそれ?」というレベルで、見たとか見てないとか以前に、知りもしない
こちらの企画への応募作、第三弾。他にもいろいろあるんだけど期限を考えるとこの辺で打ち止めかなということで、今回はTAという仕事を紹介します。 TA。テクニカルアーティスト。そもそもこの言葉、聞いたことあります? テクニカルアーティストを一言で説明するのはちょっと難しいけれど、雑に言えば、テクノロジーとアートの間をつなぐような仕事、と言える。 みなさんも多分ご存知の、ジョン・ラセターという人がいる。知らない? 「トイ・ストーリー」の監督で、原案も考えた人、と言えば
はい。この企画への応募作、第二弾です。どうもビミョいタイトルになったのは、この職種を何と呼ぶのが良いのかよくわからないから。 さて、みなさんはエロゲーってご存知ですか? アダルトゲームの俗称で、いわゆる成人向けのゲームコンテンツですね。18禁のやつ。僕はそれの、プロモーション映像を作る、という仕事をしたことがある。 あ、今いろいろ警戒したみなさん、大丈夫です。ここには18禁の内容は出てきませんし、僕がやった仕事も、18禁のゲームの宣伝映像を、18禁にならないように作
お仕事図鑑企画に1ページ提供すべく、キャリアプランもへったくれもないむちゃくちゃな人生を振り返りながら紹介してみようと思う。まずはこちら。「採譜」。 採譜 というのは読んで字のごとく、譜面を採る仕事。具体的に言うと、市販されている音楽を聴いてそれを楽譜にする、という仕事のこと。僕はこの採譜という仕事を、21歳~23歳ぐらいまで、とある音楽出版社とアルバイト契約をしてやっていた。その後アルバイトをやめ、単発の仕事としてフリーで同じ仕事を請け負った。2000年前後に販売され
やってきました呑み書き。いつも以上にもうだいぶ飲んじゃってマズイ状況です。 今日呑んでいるのは上の写真のやつですが、これはサントリーの翠ジンソーダの缶のやつを、あまおう苺の酢ドリンクというやつで割ってみたものです。うますぎ。呑みすぎ。酔いすぎ。 いつの間にか5週ねんだそうです。何を隠そう、わたくしこの呑み書き大好きでありまして、超精力的に参加しとります。 最初に参加したのは2020年の6月のようですね。note にアカウントを作ったのが2020年の4月なので、実に
X のSpaces で(って言うとイーロンがロケット打ち上げてる会社みたいだが)ぬくいごはんさん がホストされていたところに入ってみたところ、「DVD棚見たい」という話になり、自分でももはや何があるのかよくわかっていない状態のため、棚卸してみることにした。 なお、本棚は以前何回かにわたってnote にしている。 話しながら、そもそも何枚ぐらいあるのかも自分でよくわかっておらず、最後にディスクを買ったのはたぶん2015年に発売されたserial experiments
気づけばもう8月も折り返しを過ぎ、盆も明けているではないか。2024年、年頭に掲げた極めてテキトーな抱負はいったいどうなったのか、振り返らないうちに今年の残りがどんどん減っていく事態。 本来、中間振り返りは6月末にやるべきところ、今年は創作大賞2024の応募作品執筆やらなにやらでばたばたしており、それが落ち着いたら新しいYoutubeチャンネルを始めたりと、息をつく間もなく(嘘)やっていたので8月中旬というタイミングになってしまった。 自分でももはや何を掲げたかすら
さて、もはや誰がこれを期待しているのかわかりませんが、自分の記録を兼ねて書いておくシリーズと化しております、「かきならせ、空!」メイキングnote。第二弾は、「いかにして10万字を超える作品を2か月で書くのか、大作戦」です。 実際の創作ノートを丸ごと引用しながら、順を追って振り返りましょう。僕が作品を書く前に書いている創作ノートをお見せするので、どういうメモで作品を書いているのかの参考になれば嬉しい。
創作大賞2024に応募した「かきならせ、空!」は三本目の長編で、完全書き下ろし作品でした。 今回、創作大賞2024の募集が開始された4月23日から急に思い立って応募することにし、しかも、長編、10万字級のものにするぞ、という無謀ともいえるスケールで完全に無の状態から13万字あまりの作品を書き下ろしたのです。 最初から、最終話まで公開が終わった後で、メイキングのnote を書こうと決めていたので、今回からそれを連載します。このメイキングは完全ノープランで、思いつくままに書いて