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考え事のまとめ

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考え事として書き溜めた記事のバックナンバーです。
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記事一覧

考え事#58 オープンモノローグ

考え事#58 オープンモノローグ

なんとなく毎日投稿を始めて今日で31日目になった。とりあえず2024年1月は毎日文章を書くという自分実験を達成できそうだ。多分、ちゃんと毎日投稿するのは今日までにすると思う。1ヶ月できることは2ヶ月でも3ヶ月でもできると思うから。

今回は、この1ヶ月間自分がやってきたことが自分にとってなんだったのか、リフレクションを兼ねて書いてみる。

時間リソースの投資先としての文章執筆自分の時間リソースを何

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考え事#57 自分の苦手なこと

考え事#57 自分の苦手なこと

今日はなんとなく、自己開示的なことを書いてみたい気持ちになった。僕の苦手なことを書き出してみたい。

継続的に何かをすること年明けからの連続投稿が今日で30日目となる。前の記事にも書いたが、これは相当自分にとっては奇跡的な状態ともいえるし、仕組み化がうまくいった事例ともいえる。

しかし、僕はそもそも何かを自力で継続するというのは苦手な性格だ。このnoteにしても、開設初期の頃の記事の投稿日を見て

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考え事#56 時間感覚について③

考え事#56 時間感覚について③

2回にわたって時間感覚について私見を述べてきた。今回は、はじめに引用した藤子・F・不二雄さんの「光陰」における一つの論についての僕なりの解釈を述べてみたい。

歳をとるほど時間が短く感じる?今回扱いたい、ここで述べられている論は、
歳を取れば取るほど経験した時間の総和が増えていくから、同じ一年でもどんどん感じ方が短くなる。というものだ。

10歳の人にとっては1年は1/10人生となり
20歳の人に

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考え事#55 時間感覚について②

引き続き、時間感覚についての考察を書いてみる。

前回、時間は外部で起こるイベントの発生間隔によって認知されるという話を書いた。
今回はイベントの受信回数と時間感覚の関係について述べたい。

イベントの受信回数と時間感覚まず前提として、太陽の日周運動や時計の針の動きといった、規則的な外的イベントだけが身の回りで起こるのであれば、時間感覚はそんなに大きくブレることがないだろう。というのが僕の論である

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考え事#54 時間感覚について①

考え事#54 時間感覚について①

少し前に、藤子・F・不二雄さんの漫画「光陰」がTwitter上で話題になった。
作品の中では、登場人物の2人が時間の進み方や感じ方について議論をしている。ユーモアを交えながら、示唆に富んだセリフが多い作品である。以下の記事は非常にわかりやすくまとまっている。

作品の中で語られているのは以下の3つの時間の考え方についてである。
▫︎物理的時間
▫︎感覚的・生理的時間
▫︎絶対時間

僕は、自分で言

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考え事#53 閉口と閉心

考え事#53 閉口と閉心

きょうは、とても明るい出来事ととても暗い出来事が起こった一日であった。コントラスト、なんてタイトルも考えたのだが、今日書いておきたいのは暗い出来事の方だな、と感じたのでそちらを書こうと思う。

死への反応僕の家系は父方が早死に家系で、母方は長寿家系なのだと思う。僕にとって身内の死を初めて体験したのは21歳、大学3年生の時であった。

その時に父を亡くし、早くも干支が一周した。そして昨晩、祖父が亡く

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考え事#52 時間の複利機能

考え事#52 時間の複利機能

昨日に引き続き、今日も仕事で意識していることを。

タイムマネジメント仕事をしている中で、面倒な作業が発生することは多々ある。

僕は特に、細かいことをチェックしたり、PCで細々したデータをコピペしたりする作業がものすごく嫌いだ。

単純作業系の仕事も、やりながら途中で別な仕事が降ってくるような環境(学校はこれがものすごく多い)だとミスしやすいことが過去の経験統計的にわかっている。

だから、なる

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考え事#51 if分岐と余白

考え事#51 if分岐と余白

今回は、仕事で意識していることについて書こうと思う。

判断におけるif分岐仕事をしているとさまざまな場面で判断することが求められる。
自分が判断して組織の調和が崩れない状況になると、その組織ではある程度一人前とみなされる。

だから、半人前の期間においては自分が判断できるか否かの判断をきちんと行うことがまずは大事だろう。

自分が判断できないと感じたら、早めに周りの人や上司に判断を仰ぐのが肝要だ

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考え事#50 主体と主体性

考え事#50 主体と主体性

自己や自我、フレームという概念についてだいぶ書いてきたおかげで、さまざまな物事についての認識が改まってきた。

今回は、主体とか主体性について、以前より解像度が上がったと感じる内容を述べたい。

「主体性」と「主体的」の曖昧性まずは主体的、主体性という2語について辞書で意味を確認してみる。

教育の分野では特に、前回の学習指導要領にて大々的に掲げられた「主体的・対話的で深い学び」という考え方から、

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考え事#49 コロナ禍の評価①空虚な言葉の伝播

考え事#49 コロナ禍の評価①空虚な言葉の伝播

先日、書き溜めてきた考え事をマガジンにまとめてみた。

画像はCanvaで自作した。なかなか気に入っている。うっすら入っている背景画像はAI生成(CanvaのAI機能)した画像だ。

マガジンにしたついでに、過去の記事を一通り読んでみた。そうだ、そもそもこのnoteはコロナ禍で空いた時間に開設したのであった。

あれからもうほぼ4年が経過したとは。
ちょっとコロナ禍自体を振り返り、あの環境で教育に

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考え事#48 セルフフレーミング

考え事#48 セルフフレーミング

考え事の#40-#44にて完結したつもりでいたフレームというテーマがある。

アウトプットし切った気持ちになるということは、書いた内容のメガネを掛けて世界を観測して生活することだ。昨日ふと、セルフフレーミングという言葉が頭に降ってきたので今回はこれについて書く。

フレームの防衛機能自分にとっての自由を教えてくれる教材がフレームであると書いてきたが、課されているフレームは時として他のフレームから自

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考え事#47 反転授業と一斉授業

考え事#47 反転授業と一斉授業

精神世界とか哲学っぽい世界の話ばかり書いているが、一応、紆余曲折を経ていまも日々生徒と向き合う日々を送っている。

現在はご縁をいただいた学校で授業を一斉授業形式で回している。

今日はそこで感じたりしていることをメモ的に残しておきたい。

一斉授業の暴力性一斉授業の形式で完全に授業を回すのは2-3年ぶりだったので、初めのタイミングではかなり自分の中の摩擦が大きかった。何せ、開始終了の挨拶も無し、

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考え事#46 シン根性論

考え事#46 シン根性論

根性という言葉を最近、以前よりは聞かなくなった気がする。
今までのこの言葉の使い方が、時代に合わなくなってきたのだろうと思う。
この前根性という言葉を久しぶりに聞く機会があって、発言した方は所謂昭和の根性論のような文脈で発言していたのだけれど、思うことがあったので、今回はちょっと堀ってみる。

意味の誤伝播日本語って、時代に合わせて意味が変わることが多い。
例えば、忖度という言葉なんかは最近意味が

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考え事#45 文章を書く習慣

考え事#45 文章を書く習慣

2024年のスタートから良い形で毎日連続投稿を達成している。
自由についての話も書き終わった今日は、ちょっと軽めの感じでここまでの自分の行動を振返ってみたい。割と、自分のメモ用の文章になるだろう。

とりあえず振返ってみる昨日までの17日間で書いた記事はこのような感じだ。

ちなみに、2024/1/1からの総入力文字数はこの表で計算すると29305文字らしい。一日あたりの平均文字数は1723文字(

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