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『チロルの挽歌』を観ました
なんということ。
山田太一氏が亡くなっただなんて…本当に残念でならない。
好きな作品がたくさんある。これからも新しい作品を観続けたかった。
『男たちの旅路』や『シャツの店』。
どちらも大好きな鶴田浩二氏主演のドラマ。すばらしかった。映画『異人たちとの夏』も心に残っている。
追悼番組を期待したのに、え~?全然ないじゃないの!ぼんやりしてた私が見落としただけ?
唯一気づいたのはNHKBSの『チロルの挽
『朝のあかり』(石垣りん著)を読みました
その詩に出会ったのは数年前。
三角みず紀氏の詩は衝撃だったし、金子みすず氏を知った時も「なんだこれは~!」と既成概念がボロボロと崩れ去る音がはっきり聞こえた。
石垣りん氏の詩は、それに比べるとインパクトはかなり薄い。なのに魚の小骨みたいに心の片隅に引っかかって、ふとしたはずみにチクチク刺してくる。
平易な言葉で綴られ、一見淡々としてるのに、日常に潜むささやなか「負」の面…神経にさわるもの、理不尽な
1円玉が1億円になる日
ウクライナに続いて中東でも戦いが始まってしまった。どうして人はこんなにも不毛で、残酷なことに手を染められるのだろう。
国際法で戦争は明確に禁止されている。テロ行為だと言われるハマスの行いも、イスラエルが報復だと称して行っていることも、私には全く同じに見える。テロならば断罪の対象になるのに、なぜ国が報復という名目でたくさんの民間人を殺しても殺人罪に問われないのか。
人間ってどうしようもない底なしのバ
日本の目指す平和とは?
大分前になってしまうけど、7月1日付け朝日新聞朝刊の『異論のススメ 日本の「平和」とは』(by佐伯啓思)という記事が印象に残っている。
論考は今年5月広島で開催されたG7サミットに、佐伯氏が感じた『奇妙な戸惑い』から始まる。
爆心地広島に、まさにその核爆弾を落とした当事国である米国と西側諸国が結集、戦争中のウクライナ支援を世界に向けて宣伝する。そのお膳立てをしたのが被爆国日本という複雑さ。
この複