【読書ノート】与える人になりなさい
読者さんに質問です。
こんにちは、けいごです。
自分の人生を良い方向に持っていくためには、やはり「与える人」になることが重要かと思います。本記事で紹介する「与える人になりなさい」という本では、祖父の会社を引き継いで3000万円の借金を抱えた著者が、祖父の教えを大事に挽回していく物語です。
「より良い人生を送るヒントを知りたい方」「経営において大事な考え方を知りたい方」は、是非読んでみてください!
あらずじ
4年間勤めていた会社をクビになったコウキは、ある日突然地元の祖父が経営している赤字の会社を継ぐことになる。
その会社は「株式会社大和」が経営する、「ダイワ」というスーパーであった。昭和45年にオープンしたそのスーパーの前身は、祖父のリヤカーでの商品販売であった。当時は大盛況であり、あっという間に売り切れが続くような人気ぶりであったが、現在ではニーズもの多様化や、競争が激しくなり、運営が厳しくなっている。
しかしコウキにとっては、祖父の教えが人生の羅針盤になっているほど、祖父を尊敬している。
その祖父の教えとは、
というものであった。しかしコウキには、ほうれん草と小松菜の違いすら分からなかった。
そのような中コウキは「野菜を覚えること」から始める、、、、そんなスーパーのことを何もしらない初心者のコウキが、経営を立て直すため、挑戦していく物語。
フルーツサンドを作り出す
著者は、ダイワのフルーツサンドを開発することにしました。そのフルーツサンドの開発には、パン、生クリーム、フルーツ、それぞれ徹底的に拘ったものを用意しました。
するとコンビニに売っていたフルーツサンドとは明らかに違うものを生み出すことが出来ました。
拘ったときに取った行動は以下です。
拘る過程では、「人との繋がりを大事にしている」ことが感じられます。また、親戚や知り合いの力をかりて、費用をあまりかけないように挑戦しています。
この行動から学べることは多いです。
祖父の教え
本書から「祖父の教え」を抜粋します。
旬を逃すな
普段温厚な祖父が、コウキに一度だけ注意をしたときがありました。それは、頼まれていた仕事を放置した時です。その時祖父はこう言いました。
この考え方は、八百屋以外の仕事でも一緒かと思います。すぐに行動に移し、早く終わらせると人は喜びます。頼まれていたタイミングは「仕事の旬」です。
足で売ることを忘れるな
ダイワで開発して売れ行きが好調だった「フルーツサンド」が急に売れなくなったとき、祖父はこういうアドバイスをしました。
店で待っていても売れない時は売れません。そんなときは自分からお客さんのところに出向き、売りに行くことが重要です。
本書では、クリスマスのために作った800個のフルーツサンドが売れ残ってしまいました。クリスマスに地道にライブ配信をしていたところ、なんと深夜に売れていきました。クリスマスパーティー後の夜食代わりに買いに来る人が続々と来たそうです。
まずは自分が楽しみなさい
コウキは祖父に、仕事の楽しみ方を聞きました。すると祖父はこう応えました。
仕事が楽しくなるのは、「仕事をした結果、反応のいい結果が返ってきた瞬間」だと思います。つまり、楽しくないのは、自分の行動が伴っていないからではないでしょうか?
また、楽しそうな人の周りには、人が集まり、更に楽しくなります。
一貫していること
本書では、ダイワでの取り組みをストーリーにして、流れるように楽しむことが出来ます。そんな本書には、著者の一貫した考えが様々に紹介されています。それは、以下です。
それともう一つ、「本書には書いていない」ですが、著者が自身が実践していることがあります。それを読者の方読んでが見つけて見てください!
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