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共依存〜破滅への道〜
彼もやはり共依存となれるものを持つ人だ
だからこそ惹かれあって求め合う
彼は私を欲を満たすための存在として
私は彼を必要とされるための存在として
互いの凹みを埋めるための存在として
求め合っていただけなのかもしれない
私は自分の存在価値がわからない
どう考えようとしても「価値」というものが理解できないのだ
私がいなくなって、寂しがってくれる人も悲しんでくれる人も、困る人もいるだろう
私と、母という人 (4)
今になって
彼女がとってきた言動がわかるような気がしてならない
病気である私の症状によるものにとても近いものがあるから
その頃に気づくことはもちろんできなかったが
*
大人になった「私」
病気と診断された「私」
その「私」の隣にいる「母」
気分の波にのみ込まれ苦しむ「私」
誰よりも必死に私がよくなるようにと
動いてくれたのは「母」だった
「鬱病」と診断され服薬するも
全く改善されな
私と、母という人 (3)
私は彼女にとって「言うことを聞かない子」だったらしい
もちろん私にはそのつもりはない
「私」はよく考えてしまう子供だった
それは自分のことでもそうだったし
親に言われたことに対してもそうだった
ゆっくり考えて、理解して、それから返事をしたし行動した
それが彼女には待てなかったのかもしれない
『どうするの!』
『わかった!?』
そう聞かれて、なにか考える前に
『やる!』
『わかった!』
私と、母という人 (2)
*
気分を害してしまうかもしれない内容が含まれます
精神疾患や異常性などに偏見を持たれる方はご遠慮ください
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母はとても不安定な人だった
それはもしかすると
私と同じ病気だったのかもしれない
今さらながら
そんなふうに思えるようになった
彼女との関わりの記憶は少ない
写真を見ると思い出せることもある
それは「思い出せる」という
記憶のない結婚(4)
それまで彼が私を思い通りにするためにしてきた方法は
〈私を他者と関わらせない〉
友人と会うのは許可制でよほどのことがなければ許可してもらえなかった
友人だけではなく家族とも極力関わらなくなるように仕向けてきた
家族が私にとって悪い影響を与えてるなどと言ったり、家族のことを否定してきて私にもそう思い込ませた
〈1人で外出させない〉
病気であるから危ないので1人では出かけないようにと指示された
心