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【ハマるな!】年齢によるダイエットの落とし穴

こんにちは、エイトです!

「若い頃はすぐに痩せられたのに、年齢を
重ねるごとにダイエットが難しくなった」と
感じる方が多いという話を聞きました。

なので、今回は年齢によるダイエットの
難しさや落とし穴についてnoteを
作成してみたいと思います。

いつも読んで頂いている方はわかるかも
なんですが、以前私は何歳からでも
ダイエットやボディメイクは始められる
という旨の記事を書いています。

これは本心です。
しかし、最近私がお客様と話をしている時に
そのお客様のご友人が少し勘違いを
されているかな?と思った部分を背景に
この記事を書こうと思いました。

それは昔痩せられたから、今も本気出せば
痩せられるという言葉です。

今回はこれが本当なのか!?
ただの言い訳じゃないのか?
という点も含めて書いていきたいと思います。

それではLet's go٩( 'ω' )و



代謝のダウンは免れない

早速結論ですが、昔痩せられたから
今も本気出せば痩せられる

これはただの言い訳です。

少しでも痩せたいと口に出すのであれば
今すぐ痩せてみなよと私は言って
しまいます( ´∀`)

もちろん本当に痩せられる方もいるのは
事実なんですが、そうでない方が
結構増えているはずです。

以前もお伝えしましたが、加齢を重ねた
ダイエットの難しさは「基礎代謝の低下」です。

基礎代謝とは、何もしていない状態で
身体がエネルギーを消費する量のことを
指します。

基礎代謝量は、10代後半をピークに
年々少しずつ低下していくとされています。

例えば、20代と比べて40代では
基礎代謝が約10〜15%低下し、
60代ではさらに約20%低下することが
報告されています。

この低下は、筋肉量の減少が一因です。
筋肉は体内でエネルギーを多く消費する
組織のため筋肉量が減ると基礎代謝が落ち、
カロリー消費が低くなります。

ゼロになる訳ではないので何歳からでも
工夫をすればもちろん体重を落とすことは
可能ですが、事実として難しくなるんです。

それなのに、昔の記憶のままで
ちょっと食事量を減らせば痩せる
ちょっと我慢すれば痩せる
なんてことが全ての人に可能であれば
私たちパーソナルトレーナーは
存在していません。

しっかりとメカニズムをお伝えすると
例えば、20代の頃に1日1800kcalの摂取で
体重が維持できていた方が、40代で
基礎代謝が10%低下すると、同じ1800kcalを
摂取しているだけで1日180kcal分の
エネルギーが余ってしまいます。

このわずかなカロリーの差も、
積み重なると脂肪として蓄積され
体重増加につながります。

こうした代謝の低下を補うためには食事内容を
見直したり、筋力トレーニングを取り入れて
筋肉量を維持・増加させるなどして自身に
必要なボディメイクを行う必要があります。


遺伝の影響が強くなる

代謝以外にも問題はあります。

年齢が上がるにつれて、遺伝的な傾向も体型や
体質に大きな影響を与えやすくなります。

遺伝は、基礎代謝や脂肪のつきやすさ
筋肉のつきやすさに影響を与える要因です。

例えば、ある研究では、肥満に関連する遺伝子
「FTO遺伝子」
を持っている人は、持って
いない人に比べて体重が約1.2倍に
なりやすいことが報告されています。

また、年齢とともに遺伝の影響が強くなる
理由はライフスタイルやホルモンの変化が
関係していると考えられています。

20代の頃は運動量や活動量が多いことが
多いため遺伝的な傾向が出にくい一方、
40代以降になると生活習慣や活動量が
減少し、遺伝的に太りやすい体質が
表面化しやすくなります。

医学的な観点から言うとこのような言い回しが
正しいのか否かはわかりませんが、実際この
年齢による体質の特徴が浮き彫りに
なってくる現象は強く見受けられます。

これが正直厄介。
昨年まで痩せていたのに急に痩せにくくなる
とかも結構あったりします。

ヒアリングを重ねた時にやっと消化能力が
著しく落ちている状態を発見したり、
数値の変化を見つけられたり本人に自覚が
少ないため時間がかかる印象です。

こういった背景と加齢により食事や生活習慣が
身体に与える影響も変化します。

20代では多少の過食や不規則な生活でも
体重が増えにくいですが、年齢が上がるにつれ
同じ食生活が体重増加につながりやすくなります。

遺伝的に脂肪がつきやすい体質の人は特に
その影響を受けやすく、20代と同じ食生活を
していると40代では体重が増えやすく
なってしまうのです。

その他に加齢とともに変化するものといえば
ホルモンバランスです。

特に、女性は更年期に入るとエストロゲン
(女性ホルモン)
の分泌が低下し、
体重が増えやすくなる傾向があります。

エストロゲンは、脂肪の分解や代謝に
関与しており分泌が減少すると脂肪が
蓄積されやすくなります。

また、ホルモンの変化に伴い腹部に脂肪が
つきやすくなる「内臓脂肪型肥満」にも
注意が必要です。

男性も、年齢とともにテストステロン
(男性ホルモン)
の分泌が低下し、
筋肉量が減少しやすくなります。

テストステロンは筋肉を維持するのに
重要な役割を果たすため、ホルモンの
低下によって代謝が落ち、体脂肪が
増加しやすくなるのです。


年齢に応じた工夫の必要性

このように年齢による代謝低下や
ホルモンバランスの変化、遺伝的傾向に
対処するため知識と工夫を持った
アプローチが必要だと私は考えます。

以前もお伝えしましたが、
根本的な方法としては
・筋トレ
・食生活の改善
・体質の変化に気づくこと

筋トレや食生活に関しては他の記事でも
たくさん述べておりますので割愛します。

体質の変化に気づくこと。
これはかなり大切だと思っています。

以前までは焼肉は大丈夫だったけど
最近次の日がきついな〜。

これだとすると脂質代謝や全体的な消化能力が
衰えている可能性ありますよね?

階段がきついな〜。腕立てとかは出来るのに。

持久力や脚の筋力低下が考えられますよね?
元々脚には筋力が多かったが、加速度的に
落ち始めているのかもしれませんよね?

このように日常の変化にいかに気づき
対処していくのか。
これが体質にあったボディメイクを
することだと思います。

年齢を重ねるとダイエットが難しくなるのは、
代謝の低下や遺伝的な要因が強く影響するためです。

しかし、年齢に応じた工夫を取り入れることで
何歳からでも健康的な体型を目指し、
維持することは可能です!

ぜひ様々な突出した情報に惑わされず
自分に合ったやり方を探してみてください。

それでは今回はここまで!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます!
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