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添加物についてパーソナルトレーナーが真剣に考えてみた

〜 添加物のリスクとメリットを考える 〜

こんにちは、エイトです!

最近はオーガニック食品も有名になり
日本でも健康志向が強くなってきました。

その中で度々議論に上がるのが私たちの日常で
よく使われる食品添加物についてです。

甘味料・着色料・保存料
またそれらにも人工・天然
さまざまなものがあります。

食品の見た目や保存性を向上させる反面
健康への影響がなんとなく悪いイメージで
気になっている方も多いかと思います。

今回は、私なりの経験から添加物について
率直な感想を述べてみました。

あくまで主観であることを理解した上で、
今回のnoteをご覧ください٩( 'ω' )و


【添加物って実際どうなの?】


まず今回は私の中で出ている
"現状" の結論から

私は積極的に摂取すべきではないが、
選択肢を増やすことを目的として
多少の摂取は問題ないと考えている
タイプ
です。

そしてこれはあくまでも現状です。
理由は体質によって変わることもある上
エビデンスの量や質・その積み重ねた歴史に
よってフィットネス業界においての認識は
変わっていくものだからです。

まずは多少の摂取であれば問題ないと考える
理由について説明していきたいと思います。

そもそも添加物にもメリットは
いくつかあります。
まずはそのメリットを説明していきます。

1. 食品の保存性を高め、鮮度を保つ

食品添加物の代表的な役割は、
食品の保存性向上と鮮度保持です。

保存料の一つであるソルビン酸カリウムは、
微生物の増殖を抑える効果があり、
食品がカビや細菌で腐敗するのを防ぎます。

特に冷蔵保存が難しい地域では
この効果により流通を容易にし
食品ロス削減にも貢献しています。

研究によると、ソルビン酸カリウムは
微生物の成長を90%以上抑制できるため
食品の保存性向上に役立つことが
広く知られています。

2. 甘味料の利用で低カロリー

甘味料としてよく知られるアスパルテーム
砂糖の200倍の甘さを持ち、カロリーも
砂糖の約1/4と低カロリーです。

砂糖の代わりとして摂取すると
摂取カロリーを抑え、肥満リスクを
軽減できます。

甘味料を活用したダイエットに関する研究では
アスパルテームへの置き換えで体重が
平均2.4%減少することが確認されています。

また甘味が好きな人にとって有効的に
甘味料を使用することでストレス緩和と
なりながらもカロリーを減らすことで
肥満予防に有効な手段となっています。

3. 鮮やかな色合いを保つ

食事をする上で、色彩も大事な要素です。
食品の見た目を美しくする着色料は
消費者の食欲を刺激するために使われます。

特に菓子類や飲料には、合成着色料が
よく用いられ色合いの安定が製品の
品質管理に役立っています。

鮮やかな色彩は食品に「美味しそう」という
第一印象を与えるため、マーケティング的な
視点も含んでいます。

このように添加物は存在全てがデメリット
という訳ではなく必要とされている地域や
理由も多いということを理解してください。

それではなんとなくイメージのある添加物の
リスクはどんなものがあるのでしょうか。

【添加物のリスク】

添加物のリスクも複数存在します。

1. 長期的な健康への影響

添加物は一定の安全基準内で使用されますが
長期間の過剰摂取により健康リスクが生じる
可能性があります。

例えば甘味料は、糖質制限やカロリーオフの
食品によく使われますが、代謝や腸内環境に
悪影響を与えるリスクが指摘されています。

近年の研究では、人工甘味料が腸内細菌の
バランスを崩すことが確認されています。
腸内細菌のバランスが乱れると、免疫力や
代謝に悪影響を及ぼし、肥満リスクを高めます。

特にサッカリンやスクラロースの摂取は
腸内フローラの機能を低下させ、
インスリン抵抗性を15%増加させるデータもあります。

その他にも一部の甘味料はインスリン感受性に影響し代謝異常を引き起こすリスクがあります。

アスパルテームの摂取を1日5g以上続けた
場合、インスリン分泌が30%低下し、
血糖値のコントロールが難しくなる
ケースが
報告されています。

着色料では赤色40号や黄色5号などの
合成着色料においてアレルギー反応を
引き起こす可能性が指摘されています。

イギリスの研究によると、これらの着色料を
含む食品を摂取した子どもの20%が、
注意力低下や行動の過活動性を示し、
アレルギー反応や集中力低下の原因となる
可能性が指摘されています。

他にも合成着色料の中には、動物実験で
発がん性の可能性が示唆されるものもあります。

青色2号や赤色3号などは、ラット実験で
10%の発がん率が確認されており、
一定のリスクが存在することが分かっています。

日本では基準量が定められていますが
海外では制限されている成分もあり
各国のリスク管理が必要になってきています。

こういった点で考えると日本は基準が厳しい
というイメージがあるかもしれませんが
一律に厳しいという訳ではないことが
わかると思います。

保存料においてはソルビン酸カリウムや
安息香酸ナトリウムなどの防腐効果が
高い一方で、アレルギー反応や
肝臓への負担
を懸念する報告もあります。

安息香酸ナトリウムは、ビタミンCと
反応すると発がん性のあるベンゼンに
変化するリスクがあり1Lあたり1ppmの
ベンゼン生成が報告されています。

少量であれば大きな影響はないものの、
長期的に摂取する場合は注意が必要とも
されています。

その他にも保存料は微生物の増殖を抑えるため
腸内細菌にも影響を与える可能性があります。

保存料を多く含む食品を摂取すると
善玉菌が約25%減少し、腸内フローラが
乱れやすくなることが報告されています。

腸内環境の乱れは消化機能や免疫力に
悪影響を及ぼしやすく、体の健康全体に
影響を与えるリスクがあります。

特に腸内環境の研究は昨今重要視されており、
意思決定やメンタルコントロールにも影響を
与えているのではないかともされています。

それくらい重要な部分に対して悪影響を
及ぼす可能性を秘めていることを理解
してください。

上記のメリットやデメリットは
あくまでも簡単に抜粋して述べているに
過ぎませんが、なんとなく添加物に
対する理解を深めていただいたかと
思います。

以下はこの事実と体験から基づいた
私なりの意見をまとめてみます。

【結論】

冒頭でもお伝えしましたが、私の結論は
積極的に摂取すべきではないが、
選択肢を増やすことを目的として
多少の摂取は問題ないと考えています。

もちろんデメリットも多く非常に怖い
内容に思います。

実際にお客様で人工甘味料を摂取すると
舌先が痺れるお客様も担当させていただいた
ことがあるため正直良いものであるとは
思っていません。

しかし、ダイエットやボディメイクにおいて
全て自然の食品・添加物のない食品で
行うとなると非常に難易度が上がって
しまいます。

元々ボディメイクだけでも難易度が
低いものではないはずです。

みなさんの場合、普通の仕事をしながら
ダイエットやボディメイクに励む方が
多いと思います。

痩せる・筋肉をつけるだけでも
簡単にできることではないはずです。

その中でさらに添加物を徹底的に
避けるという制約を増やすと
どうなるか。

間違いなくストレスで失敗する人の方が
多くなるでしょう。

もちろん健康な状態で痩せる・理想の身体に
近づくというのが大前提では有りますが、
幸いに添加物の少量摂取や短期間の摂取に
よる健康被害は特定の体質を除けば
出ていません。

実際周りにも添加物を嫌がる人はいても、
それによって体調が悪くなったという人は
少ないのではないでしょうか?

それよりもダイエットが失敗した。
ストレスが耐えられないという方の方が
よほど多いのではないでしょうか?

そんな方を成功に導くために私たちは
存在しますし、適度に使用することで
ダイエットの幅を驚くほど広げることが
可能になります。

ストレスを限りなく下げることが
できるのは添加物のおかげでしょう。

そういった観点から私はボディメイクを
成功させるためにも過度に避けすぎる
必要はない、それよりもまず目標を
達成させましょう!

気になるのであればその後しっかりと
排除していく。
というような方針をとることが
多いのが現状です。

いかがでしたでしょうか?
今回初めてフィットネス業界の中でも
賛否分かれるセンシティブな部分にnoteで
触れてみたと思います。

正直私は人体・フィットネス・健康・
ボディメイクの分野や市場はまだまだ
発展途上であると思っています。

だからこそ数年後事実が変化すること
認識が変わることは有り得ると考えています。

ぜひ自分なりの添加物との付き合い方を
決めて食品を選んでみてください٩( 'ω' )و

それでは今回はここまで!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます!
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