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OLIVE DELLA YUKI

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OLIVE DELLA YUKI が綴る、オリーブオイルづくりに纏わるストーリー
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記事一覧

4年

4年

#想像していなかった未来

今が旬な搾りたてオリーブオイルの販売も
ノンフィルターの受付を締めたところで
ひと段落を迎えている。

ホッと一息入れつつも
まだまだ、これからフィルターにかけて
フィルター済みと共に発送するオリーブオイルがあるから
今年のうちは、こうしてバタバタと時が過ぎていくのだろうと思われる。

実に、4年。

オリーブ栽培家として活動を始めてから
4年という月日が流れている。

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オリーブオイルの味のこと

オリーブオイルの味のこと

予定より少し早める事にした、今年の収穫。
今年のオリーブオイルがどんな味になるのか、
さすがに、気になった。

逆に、考える。
オリーブオイルの味を左右出来るような
私が出来ることって、なんだろうか…と。

オリーブオイルの味は、毎年、大方同じで、でも毎年、微妙に違う。
それが、この4年間、オリーブオイルを作ることに関わってきて得た感想。

わずか、4年という短い期間の中で、
自然に大きく左右され

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オリーブ栽培家としての思い

オリーブ栽培家としての思い

自然から生まれたものを忠実に

プレミアムでもなく、品質保証でもない
自然から生まれたものを

太陽の光・風・土・水

自然の恵みをふんだんに受けたオリーブは
それだけで豊かであり
体にいっぱいの栄養を与えてくれます。

大切な家族、仲の良い友人、愛する人たち と

どんなふうにその味を感じ
どのような食材を使って
どのように料理をするのか

美味しいにつながる楽しいは
幸せな食卓を生み出すのだと

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搾油率のはなし

搾油率のはなし

雨が続く日が多くて、
不安定な天候に翻弄され、
収穫を無事終えることが出来たのは
初めての収穫から1週間が過ぎる頃であった。

お願いしたアルバニア人一家の仕事は早く、
収穫量は今年が一番多くて
普段ならここで、大喜びしたいくらいだけれど、
今年の一番の問題は、「搾油率」。

搾油は、コールドプレスの場合
温度を極力低く保つようコントロールされながら搾り取られるから
通常でも14%前後がトスカーナ

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今年の収穫状況は…

今年の収穫状況は…

雨が降っては晴れ、晴れては雨が降る…という、
全くよめない天候の中、アレッサンドロから電話をもらったのは、
翌々日からまた雨が降り続くと予想された日だった。

「収穫隊の手があいたんだけれど…」

その前日の日曜日がとても良い天気で、
ああ出来るなら、今のうちに少しでも収穫しておきたい…
そう思った矢先のことだった。
このタイミングを逃したら、予定していた20日も
悪天候で時期を逃すだろう…と思っ

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秋の空とオリーブ畑

秋の空とオリーブ畑

今年は、本当に雨が多い。
この時期に、青々とした雑草に囲まれているオリーブ畑は
今年が初めて…のような気がする。

先日、このオリーブ畑の地域で
すごい量の雨が降った事を
ウェブニュースで知った。
少し、心配になる。
その翌日、アレッサンドロから電話があった。

「いやぁ、凄い雨でね、うちの納屋は水浸しになってしまったよ。」

こんなことも、今年が初めて。
アレッサンドロは、我がオリーブ畑より上の

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今年の収穫隊をどうしよう…続き

今年の収穫隊をどうしよう…続き

あれから数日が経ったある日、
アレッサンドロから連絡があった。

「お宅のねオリーブ畑を見てもらったんだけれどね、100kgあたり80ユーロくらいって言うんだけれども、どうしよう。」
相場でいくと、少々高いのだそうだ。

でも、昨年は、時給だったし、
重さから換算すると、もっと高かった。
ここのところ、収穫隊の値段は年々高くなっていて
労力がかかる割に、収穫量が少ないことから
時給で計算するところ

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今年の収穫隊をどうしよう…

今年の収穫隊をどうしよう…

雨が降っては、晴れ
晴れたと思ったら、雨が降る。
ここのところのオリーブ畑は、
ますます、緑に覆われている。

昨年は確か、10月の1日ごろには
すっかり黒く熟した実を沢山つけていた記憶があるけれど
今年はどうだろう。
少しばかり、遅い気がする。

オリーブ畑での、ここのところのもっぱらの話題は
誰に収穫をお願いするか…ということ。
ついこの間も、こんなことを書いていたっけ。

お隣のおばちゃんと

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毎年考えること

毎年考えること

9月も半ば。

最近は、雨がよく降って、
朝晩は、ひんやりする時もあり、
だいぶ過ごしやすい日々になってきている。

縁あって知り合った、隣町に住むベルギー人夫妻が
オリーブ畑にやってきた。
イタリアで、イタリア人以外の人と、
その暮らしのあれこれを話すのは
なかなか面白いものである。

海に近くて、自然に囲まれ
理想に近い老後の生活を送るために
拘った彼らの家にも3ヘクタールほどのオリーブ畑があ

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私に出来る何か

私に出来る何か

一旦、涼しくなったかな…と思ったのは幻か、
まだまだ暑い9月の始まり。

昨年に比べたら、雨が少ないせいか
昨年のようなコバエの影響も
今のところは、少ない模様。
ただ、今年は、雑草が多くて
昨年ほどの花には恵まれなかったから
沢山出来ているオリーブの実の
その味がどうなのか…が、気になるところでもある。

つい先日、
「イタリア、チュニジアからオリーブを買ったらしいね…」とは
友人から聞いた話。

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楽しみ

楽しみ

夏のオリーブ畑。

今年の夏は、雨が少なかったから、
カラッカラなのだけど
それでもオリーブの実は、少しずつ大きくなっていて
黄緑色に輝いている。

収穫まで、あと1ヶ月半。
今年の出来が楽しみでもあります。
#夏の1コマ

私だって食べたい

私だって食べたい

8月も終わりに近づき
夏の真っ只中の、あの暑さに比べたら
少しだけ過ごしやすい日々を迎えている。

オリーブ畑の片隅では、
猫の額ほどの小さなところで家庭菜園もどきをしている。

昨年までは…いや、この春先くらいまでは、
レタスもちゃんと育っていたし、
昨年なんかは、植えたトマトが豊作で
あまり買わずに済んだのに
なぜか今夏は、からっきしダメ。
昨年に比べ、今年の夏は雨が少ない…というのもある。

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夏をオリーブ畑で過ごす

夏をオリーブ畑で過ごす

8月も、1/3が過ぎ去ろうとしている。

さすがに暑い日が続いていて、
オリーブ畑を闊歩しようと思っても
3列目くらいで滴り落ちてくる汗に負けて
家の中へ戻る日々。
なんだかんだ言っても、やっぱり夏。
暑いです。

昨年は確か、定期的に行ったり来たりしたと思うのだけど
今年はオリーブ畑で過ごしてみようと思っている。

よく、「暮らすように旅をする」と言う言葉を聞くけれど
「オリーブ畑に暮らすように

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望まれるものと望まれないもの

望まれるものと望まれないもの

先週の記事

オリーブ畑にいた野うさぎの話をしたら、
「いいですねぇ。」と言われた。
私としても、見かけると嬉しくなる。
子鹿やリスなんかも、その類。

地球上には、いろんな動物や虫が住んでいるが、
なぜか、望まれる者と望まれない者達が居る。

オリーブ畑の住人たちもまた、同じ。

今年はなぜか、蜘蛛が大量発生。
一生懸命、掃除をしたりするのに、
オリーブ畑に戻ってくるたびに、舞い戻っていて、

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