鼻呼吸をすると「風邪引き知らず」になる！
最近、風邪を引くことが増えたり、体調がすぐれないと感じることはありませんか？
年齢を重ねるにつれて、カラダの調子が氣になることも多くなるものです。でも、風邪を引かない健康なカラダを手に入れるのは決して難しいことではありません。実は、「鼻呼吸」がその鍵を握っているのです。
鼻呼吸をしっかりと意識することで、内臓が強化され、カラダ全体のパフォーマンスが向上します。その結果、「風邪引き知らず」のカラダになることができるのです。今回は、鼻呼吸の重要性と、日常生活で鼻呼吸を取り入れるための具体的な方法をご紹介します。
なぜ「鼻呼吸」が大切なのか？
「鼻呼吸」は、ただ単に鼻で息をするだけではありません。
実際には、首、胸郭、おなか、背中など多くの筋肉が関与して行われます。このことが、カラダ全体の健康にとても良い影響を与えるのです。特に、鼻呼吸は「横隔膜」という呼吸に非常に重要な筋肉を鍛えることができます。この横隔膜をしっかりと動かすことで、深い呼吸が可能になり、カラダに十分な酸素を供給することができます。
酸素がしっかりとカラダに行き渡ると、疲れが取れやすくなり、エネルギーレベルがアップします。まるで酸素カプセルに入っているような効果を得られるのです。これにより、風邪を引きにくくなるだけでなく、カラダが疲れにくくなり、日々の活動が楽になります。鼻呼吸は、免疫力を高め、体のパフォーマンスを向上させるために欠かせない要素なのです。
「口呼吸」の問題点
反対に、「口呼吸」にはいくつかの問題があります。口呼吸をすると、氣道を直接通って乾燥しやすくなり、細菌やウイルスが侵入しやすくなります。また、口呼吸はどうしても呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸はカラダに十分な酸素を供給できず、疲れやすくなったり、集中力が低下したりする原因となります。これが結果的に風邪を引きやすいカラダを作り出してしまうのです。
さらに、口呼吸は鼻のフィルター機能を活かせないため、空氣中のほこりや細菌を取り除くことができません。このことが、体内に余計なストレスを与え、免疫力の低下を招く原因にもなります。
鼻呼吸がもたらす具体的な効果
1. 免疫力の向上
鼻呼吸は、鼻腔内のフィルター機能を活かし、空氣中の異物や細菌を取り除きます。これにより、体内に侵入する病原菌が減り、免疫システムが強化されます。結果として、風邪を引きにくくなるのです。
2. 疲労回復とエネルギー増加
鼻呼吸を通じて横隔膜をしっかりと使うことで、深い呼吸が可能になります。これにより、カラダに十分な酸素が供給され、細胞が活性化されます。酸素が十分に供給されると、疲れが早く取れ、エネルギーレベルが上がります。
3. 精神の安定と集中力の向上
鼻呼吸をすることでリラックス効果が得られ、自律神経のバランスが整います。これにより、ストレスが軽減され、集中力が向上します。仕事や日常生活でのパフォーマンスが上がり、快適な毎日を過ごすことができるようになります。
鼻呼吸を習慣にするための具体的なアクションプラン
1. 日常生活の中で鼻呼吸を意識する
例えば、携帯を見ているときや椅子に座ったとき、無意識に口を開けていないか確認しましょう。意識して口を閉じ、鼻で呼吸することを心がけます。最初は意識するのが難しいかもしれませんが、徐々に慣れてくると自然に鼻呼吸ができるようになります。
2. 鼻呼吸を促すエクササイズを取り入れる
毎日、簡単な鼻呼吸のエクササイズを行ってみましょう。例えば、横になって深呼吸をしながら、おなかが膨らむのを感じる「腹式呼吸」を取り入れると、自然に鼻呼吸が身につきます。
3. 寝るときの環境を整える
口呼吸になりやすい夜間には、部屋の湿度を保つことが大切です。加湿器を使って適度な湿度を保ち、寝る前に軽く鼻をすすぐ（鼻うがいでも可）と良いでしょう。また、寝る前に温かい飲み物を一杯飲むことで、リラックスして鼻呼吸を促すことができます。
4. 姿勢を良くすることを心がける
姿勢が悪いと胸が圧迫され、呼吸が浅くなりがちです。日常生活の中で姿勢を意識し、背筋を伸ばして座るように心がけましょう。良い姿勢は鼻呼吸をサポートし、深い呼吸がしやすくなります。
鼻呼吸を習慣化することで得られる恩恵
鼻呼吸を意識して取り入れることで、風邪を引きにくくなり、健康なカラダを保つことができます。また、日常生活の質が向上し、心身ともにリフレッシュされることを実感できるでしょう。これは、ただ風邪を予防するだけでなく、日々の活動を充実させ、活力あふれる生活を送るための重要なステップです。
SHP（Super High Performer＝超健康体）を目指して
鼻呼吸を日常の習慣にすることで、カラダとココロが整い、健康で充実した生活が送れるようになります。小さな習慣の積み重ねが、やがて大きな変化をもたらします。
Online Program 呼吸と姿勢
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