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#鮎漁師
水の都へ
“どうやって 撮ったんですか?”
写真を 観られた人は呟く
”いつも いつも 水の中居る
鮎漁師だから....“と 呟いておく
水の都へ出かけた
初めて訪れる場所
目の前の景色を切り取っていく
水の都.....
水の景色が撮りたくて...
その瞬間 観える景色
切り撮るその一瞬
過去か?
未来か?
現在か?
飽きもせず....
目の前の景色を 愉しんでいる
“ギランバレーに恋をして” 鮎漁師の呟き
朝目覚めれて
漁場に向かう
昨夜降った雨 水嵩が20cm増えている
“鮎が 落ちる”漁場にはいつものように親方が瀬張りの網をあげている
“獲れました?”
“ゴミだらけでおらんぞ”
急な増水は川底の枯れ木や落ち葉を流す
20cm高水
刺網は 流されてしまう
投網を持ち出し 打って打ちまくるも
鮎の姿は見えない
水面を眺めながら 親方と話す
以前 担当していた会社の社長さん
いつしか漁
秋の日は🍂釣瓶落とし 鮎漁師の一日
“日が直ぐ暮れるから 投網打って打って
打ちまくれ”
昼からずっと 漁場に張り付いている
鮎漁師は 捲し立てる...
朝目覚めれて...
寒すぎて布団から出れない
昨日は 秋雨の中 網を入れていた
昼餉の肴は 獲れたけど....
夕刻から 雨足は強くなった
夜中目覚めては 川の水位を眺めている
20cm高くなり 後に引いて行く
朝方 風が吹くようで....
“鮎が 落ちる”鮎漁師なら 待
浮世雲さんって.... ネットの世界では...
ゆっくり台風の大雨で
鮎漁師は暫くお休み
台風病🌀で 寝込みながら
茶ボット(ChatGPT)さんに
尋ねてみる
“浮世雲さんって?”
こんなイメージを 描かれた....
真っ黒な厳つい顔のおっさん
なのだが.....
鮎漁師の浮世雲は?と尋ねてみる
小粋な おねーさん
確かに 鮎のルアーを使った
鮎イングが流行りではあるが....
鮎綱漁師である....
これは これで
鮎よ
“草の香り 観天望気” 鮎漁師の呟き
“頭痛てー”
朝目覚めれて
天気図を 観る
漁場の真上を通る頃には 熱帯低気圧🌀に なっているだろう
それにしても 天気病など 無縁だと
思っていたのに...
ギランバレーに恋をして
動物的に生きているからか....
台風の話が 聞こえる前
毎日毎日 川に居た
鮎柱祭り 毎日毎日
天然遡上鮎が獲れた
雨降らず枯れた川
漁場の深みに 鮎達は溜まっていた
ほんの少し 雨が降り
川
日常と非日常 鮎漁師の呟き
“その瞬間
その一点で受けれる
最大のおもてなし”
非日常
朝目覚めれて....
御用を済ませ 漁場へ
毎日毎日 獲り続け
鮎柱祭りは いつしか 終盤へ
盆を過ぎ 空は 雷雲に包まれる
携帯の雨雲レーダーで 雷雲の流れを読む
ただ
最後は観天望気に 勝るものは無し
南風が 北風に変わる
北山向こうに 稲妻が観える
危ない 帰ろう
家に戻り 獲れた天然遡上鮎を
仕分けして 冷凍庫へ
雷
夕暮れに ひとり 鮎漁師の呟き
焼けて行く空を眺めながら
ひとり...
黙々と 鮎の腹を出している
テトラの隙間に腰掛けて
夕焼け小焼けが流れてから
かなり経つ...
日暮れが早くなったのを感じながら...
それにしても我が漁場は 面白い何故?
水が枯れるから....
天然遡上鮎が遡る
水の美しい景色を魅せる川
雨が少なく 田んぼの実りが重なる頃
水が 枯れる
上流の漁場でもある水門で
水を絞るからである
魚達は
軒下縄文人会 鉄砲猟師と鮎漁師の昼の宴
“縄文人は きっと 豊かな生活を
していたんだろう....”
明け方 激しい雨
朝目覚めれて
小雨の漁場へ
鉄砲猟師さんに 獲れたての天然遡上鮎を....
静かな静かな 流れに
網を いれる
前日は 鮎柱祭り 鮎だらけ
が.....
2匹だけ....何処に 隠れてるのだろう
居ないのである
宴の話には 良いかなと
“天然遡上鮎食べたいです”鉄砲猟師さんからの呟きに 鮎飯を炊く
米3合に
鮎柱大祭…そして…鮎漁師の一日
“熱中症で 倒れたかと思って”......
ある意味 熱中症である....
朝目覚めれて.....
鮎柱祭りである。前日に見つけた全てが重なる一点
鮎が 舞う舞う 鮎柱ただ 命がけ....
“命かけてまで 獲るものでなし”太古 この川で 鮎を獲っていたであろう縄文人の鮎漁師も 同じ事を
呟いていただろう.....
鮎柱を観て 太古からの狩猟の血が
騒いでいる.....
“御安全に”...
命かけてまでして獲るもので無し 鮎漁師の呟き
朝目覚めれて 川に居る
スパルタリハビリ
避暑だと 木陰を探し 網を巻く
天気図と気象レーダーを眺め
雷雲が消えたと 同時に
出かける
最後の判断は 観天望気
太古から なんら変わらない
天然遡上若鮎達の気配
静かに静かに 網を巻く
足元を 若鮎達が右往左往している
“一網で 100匹”そんな 宝くじに当たるような時も
たまに ある。
空を 眺めながら 網にかかった鮎を
外して行く
父は“シラス”で生きてます
朝目覚めれて
毎日毎日 天然遡上鮎を食べている
鮎漁師だから...
そんな 姿を見てか 贈っていただいた
“釜揚げシラス”なんと 1キロ真っ白な蓋を開けた瞬間から 始まる
至福感炊き立ての 御飯に
手のひらいっぱいの 釜揚げしらす
生卵を 落とし
美しい
美味しいお代わり......から始まった
こんな 言葉が添えられいた
夏バテ気味には
ありがたいものである
朝昼晩
毎食
豪快に