父は“シラス”で生きてます
朝目覚めれて
毎日毎日 天然遡上鮎を食べている
鮎漁師だから...
そんな 姿を見てか 贈っていただいた
“釜揚げシラス”
なんと 1キロ
真っ白な蓋を開けた瞬間から 始まる
至福感
炊き立ての 御飯に
手のひらいっぱいの 釜揚げしらす
生卵を 落とし
美しい
美味しい
お代わり......から始まった
こんな 言葉が添えられいた
夏バテ気味には
ありがたいものである
朝昼晩
毎食
豪快にシラスを掴み 炊き立ての
御飯に のせて いただく
器は 替えても
レシピは変わらず
ハレの食であり
ケの食である
身体が必要としているから
美味しくて 美味しくて
“父は シラスで 生きてます”
鮎漁師 浮世雲拝