#とき子さん
【ZINE感想文】物語の魔法にかけられて。
“ツーベンリッヒは嘘をつく”。
最初に拝見したのはいつだったか忘れてしまうほど、久しく見ていなかったそのタイトル。
それでも、見た瞬間に物語の内容をありありと思い出せてしまうほど鮮烈な“ツーベンリッヒ”というお名前と、もしも本当にあったら行ってみたいと思ってしまう“スカバ”というカフェで繰り広げられる、夢のように素敵なお話。
「こちらをいただいてもいいですか?」
1冊手に取ってお渡しすると、
ツーベンリッヒを縦書きで読める幸せ♡
憧れのnoterさん=とき子さんが大阪文フリに出品されていた『ツーベンリッヒは嘘をつく』『さよならあの日のロッテンマイヤー』を通販入手しました!
(とき子さん、ありがとうございます!)
とき子さんのサイトでカバさんと目が合って「ツーベンリッヒ」に心奪われたのがとき子ファンになったきっかけです。(さん付け省略💦)
ツーベンリッヒを縦書きで読める幸せ噛みしめてます。
とき子さんは9月末
メリー・モナークin大原田よ 永遠なれ #創作大賞感想
私の心の師匠が書いた小説を読みました。
こちらです↓
とてもよかった。
作者はとき子さん。
とき子さんのお人柄は、note上にたくさん投稿されているエッセイからにじみ出ています。
今回とき子さんは、ご自身も経験者であり、大好きだという『フラダンス』をテーマに小説を書かれました。
あえて古参ぶらせていただきますと、これはとき子さんらしさ全開……というか、この小説そのものがとき子さんだな、と感
創作大賞感想【メリー・モナークin大原田/とき子】
読み始めたのは連載が始まった時だった。
これは一気読みがいい、と思って少し待つことにしたら、しばらく読む機会を失ってしまった。
「読む」タイミングとは不思議なものである。
今、私にとってこの物語の印象は、読み始めの印象と全く異なっている。なぜなら読み始めたあの日と、今の私は違っているからだ。感じ方も、もちろん違っている。なぜなら、私は今、「姉ちゃん」こと花乃とある意味同じ立場になって
幸せトランスフォーム
私が小さい頃のテレビドラマではよく、プロポーズする男性が「君を幸せにするよ」と言っていた。
当時、小学生ぐらいで煎餅を食べながら見ていた私は「幸せってしてもらうもんじゃないんじゃないの」と思っていた。
それは今も変わらずで、子供の時から生粋のあまのじゃくである。
最近は、可愛らしくて強気の女の子が、「私が幸せにしてあげる」と言ってたりする。男女のセリフが変わったとて、同じだ。
幸せとは与え
『にじいろの「はなじ」』あなたのお気に入りは何色?
「はじめに」を拝読し、目次を開く。
色とりどりの章題を目にするだけでワクワクしてくる。
「七色+特別色。8日間かけて1色ずつ読もうかな。
さっそく今日は赤色」
そう思って読みはじめたはずなのに、夢中でページをめくり、不意な一言、不意な展開に「ハハッ!」と声をあげて笑い、胸がキュッとしたり、目頭が熱くなったり、そしてまた笑い——
気が付けば紫色、そして「あとがき」を読み終えていた。
そんなふ
なけなしのたねでビール日和
最初に謝っておこう。るるさん、とき子さん、二人まとめてでごめんなさい。笑
以前からおつきあいのあるつる・るるるさん(以下るるさん)のエッセイが紙の本になるというのを聞いた時は心が躍った。私は、るるさんの書く文章が大好きなのだ。
しかし、その本が海外に住む私の手元に届いたのは、クリスマスシーズンと重なったこともあり随分後になってからだった。そうこうするうちに、自分で記事を書くのを断念するくら