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コーヒー豆、ときぞうと舞う。
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あ、ちなみに「ときぞう」というのはとき子さんをキャラ化した「ゾウを被ってるとき子さん」のことです。
ご本をいただいてから、はや三週間が経とうというのに、今頃ご紹介記事を書いております、とき子さん著『にじいろの「はなじ」』。
今回は郵送で手に入れたのではなく、著者様ご本人から直接お渡しいただいたのですよ!いやこれ、自慢です。うふふ。
浦島がどのようにしてとき子さんとの初顔合わせを果たしたのかの詳細はこちら↓
「初顔合わせ」、なんて言ってますが、お互い「初めて会った気がしなーい」と言い合ったのも事実。
オンラインでは何度かお会いしていたものの、やっぱり対面でって、もう少し「初めまして感」があるものかなって思ってましたが、全然そんなことはなく、文章やお声から受けていた印象そのままの、太陽のような方でした(「太陽の塔」がお好きなのも納得。笑)
実はご本のほうは日本を発つ前に読了しておりました。
ではなぜ今ごろこのような記事を!
曲がりなりにもつるるとき子書店の売り子を務めたワタクシ浦島Ru太郎、一刻も早く宣伝記事を書くべきだったのでは?
……その通りなんですけれども。
好きなものって、単に褒めまくって終わっちゃいません?
何とも陳腐な読後感想になってしまいそうで、怖くて。
それでもいろいろ考えはしたんですよ、宣伝文句。
「とき子さんが虹色に合わせて鼻からハナジ吹いてるエッセイ集です!」とかね、「エッセイだけじゃない、物語のハナジも虹色で楽しめちゃう本です!」とかね。
いや、意味不明だから、とき子さんのご本の良さを全然言い表してないから、と一人寂しく自分にツッコミ。
で、やっとコーヒー豆氏の力を借りて、何を思いついたかと言いますと……
ときぞう本と行く、プラハ・ゾウツアー!
え、それって、アンタ、あの超ワンパターンなヤツ……?
そうです、あれです、これまでもつる・るるるさんのご本やとき子さんのご本を主役にチェコの背景で写真撮るってやってました、あれです。
もう私ごときが下手に読書感想文を書くよりも、「無事プラハまでお連れしましたよ」という証拠写真を撮ったほうが良いのではないかと思いまして。
では、まずコーヒー豆氏と!
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場所は今までもいろいろな記事で登場させたヴァーツラフ広場なんですが、今回は堂々、聖ヴァーツラフ像前!
で、何がゾウツアーなん?
えっと、「象」と「像」をかけてみただけなんですけれども……。
ちょっとプラハ動物園までゾウさん達に会いに行っている時間が見つかりませんでしたので……代わりにヴァーツラフ王にお付き合い願ったというわけでして……許していただけます?
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ちなみにこの聖ヴァーツラフ像、チェコの現代彫刻界を代表するDavid Černý氏によるパロディ作品、というのがありまして。
ヴァーツラフ広場と並行するアーケードLucernaに展示されています。
そこでも撮ってきました。
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しかし、なぜこの写真だけ像のほうにピントが合っちゃったんだか。
以上、なけなしの(笑)プラハ・ゾウツアーでした。
最後にもう少し宣伝しておきますと、『にじいろの「はなじ」』では、とき子さんのエッセイと二つの物語の他にも、つる・るるるさんの書きおろしエッセイと渾身のあとがきも読みどころ(詳細はこちら↓)
二つの物語のうちの一つ、『世界の終わりにあるものは』は玉三郎さんの挿絵付き。ご本に同じ絵の栞もカラーで付いてくる!
もう一つの物語『ふたりはともだち』は橘鶫さんの挿絵付き……鶫さんご自身がご本を手にするのは、もう少し先かな?
鶫さんが『ふたりはともだち』の絵を掲載している記事はこちら↓
ご本を購入されたら、鶫さんの絵のポストカードも手に入っちゃいます!
ここまでお読みくださった方は「なんか、すっごい豪華本じゃない?」とお思いになったはず。
そう、超贅沢な本なんです。まだお手元にお持ちでない方はお急ぎください!
オンラインのお店はこちら↓
興奮冷めやらぬ浦島Ru太郎からは、以上です。