みなとせ はる
これから読みたい物語の栞。主に創作大賞用の作品を拝読しています。 マガジンのお知らせに驚かせてしまっていたら、すみません🙇♀ 素敵な作品との出会いに感謝🌸
「日常マルクパージュ」は、日々の出来事や思ったことを小説風に書き留めた日記のようなものです。 文章表現練習帖。
noteのつながりからいただいた、大切な思い出たち。 素敵なイベントや作品に触れさせていただいた思い出。
短編小説を集めたマガジン第三集です。恋愛、ミステリーなど、さまざまな分野に挑戦しています。
エッセイやコラム、日記などを集めたマガジンです。
Ⅰ.春 『こまどり色鉛筆絵画教室 どうぞおはいりください』 半円を描く空色の木製扉をゆっくり開けて、門の外にかけてある表札プレートを「welcome」と書かれた方に裏返す。 雨に晒されて消えかけていた表札の小鳥の絵は、二週間前に幼馴染みのカワやんがアクリル絵の具で描き直してくれた。 つやつやの羽を取り戻した橙色の小鳥の隣に、新しい白色の小鳥がもう一羽。カワやんが言うには、これは新米の私を表しているらしい。 「ちどりちゃん、おはよう。今日からいよいよ始めるの?」 隣
綺麗事だと思うことも、 「だって、あなた優しいんでしょ?」 と、当たる理由をそこに求めることも、 人の自然な心なのかもしれない。 けれど、 優しさとは曖昧なものではなく、 「選択」という意思なのだと 私は思う。 優しい物語を描くことのできる人は、 日常や 自分自身と真剣に向き合うことを それだけ積み重ねてきた人、 ということではないか。 誰かから見たら、 それは「闘いの放棄」や 怠惰に見えるのだろう。 けれど、「平和を願う」とは そういうことではないと、 私は思う。
先日、鎌倉の長谷に行ってきました。 長谷は年に何度か行くのだけれど、この日は一緒に散策に行った友人のお誘いで しばらくぶりに海まで出てみました。 丁度、夕陽の沈む頃。 刻々と変わる海の景色。 何度も近くを通っていたはずなのに、 「何となく」急いでしまって、見逃してきた景色なんだなぁ。 自分だと同じ道や同じお店を選ぶことが多いから、 こうやって新しい景色を見られることはありがたいなぁ。 なんて、海辺の写真を撮りながら考えていました。 noteを始めて4年が経ち、これ
私も大ファンであるcofumiさんと南かのんさんのユニット flower seed。 この週末、なんと 素敵な新曲が発表されました! 新曲のタイトルは「とまどい」です✨↓ (flower seedのyoutubeチャンネルより) 実は、こちらの楽曲。 以前、「#あなたの一枚から歌詞」という企画の募集があった際に、 私が応募した【三枚の写真】からイメージして作ってくださっているんです。 新曲発表後、cofumiさんが「歌『とまどい』ができるまで」という記事で 7か月
『婚姻届の証人を誰にするか、そろそろ決めた?』 本日二度目の同じメッセージを送って来たのは、婚約者のタカアキだった。 婚姻届の提出日にしようと決めた1月31日が来週に迫り、いまだ婚姻届の証人欄を埋めようとしないわたしに、結婚する気がないんじゃないかと、ささやかな疑いを向けているようだ。 以前の婚姻届は、証人欄も必ず直筆である必要があったけれど、今はメールで送付した書類データに電子署名をしてから送り返してもらえばいい。婚姻届の提出も役所へ24時間電子送信が可能なのだか
ホットケーキ。 それは、甘くてふわふわな、 魅惑のお菓子。 同じふわふわでも、 パンケーキとは少し違う。 寡黙なマスターがサイフォンでコーヒーを淹れながら、 カウンター向こうの薄い鉄板の上で焼いている、甘い香りを漂わせる、アレ。 家庭でも「ホットケーキミックス」を使えば簡単につくることのできる、アレの方だ。 手軽につくれるホットケーキは、(料理が苦手な)私の得意料理。 「ホットケーキミックスで? そんなの誰でも作れるやん。それって料理って言うの?」 と、あなどるなか
林業は木を切ることだけが仕事ではなく、森や林を育てることも大切な仕事らしい。 紙の原料として育つまでに四十年以上かかる木の苗を植え、苗にちゃんと日が当たるよう間伐をしたり、十メートル以上ある木にロープ一本で登ってチェーンソーで枝を切り落としたり。 「林業のしごとを知ろう」という授業で小学校に招かれた父さんは、 普段山の中でどんなことをしているのか、皆の前で詳しく話してくれた。 「そんな高い所に登って、落ちたりしないの?」と聞くと、 「危ないからこそ、しっかり訓
いよいよ、明日から「秋ピリカグランプリ2024」が始まります! ↓ https://note.com/saori0717/n/n245c710ad903 テーマは、紙。 800~1200字の世界。 すごく奥深いです…✨ 私は二度目の参加☺ 小説の書き方迷子中なので、新たな一歩に…🌱 応募期間10/4~10/9🌟
お好み焼き屋さんに行ったら、カウンター席で。 焼いたお好み焼きを半分にして、私と友達の前に出してくれたんです。 何だか、幼い頃、母がテーブルの上に家族のご飯を並べてくれた時のことを思い出した気がして。 普段は一人で食べることが多いから、 ちょっと嬉しかったのでした。
やっと普段使いのmyボールペンを見つけました! ゼブラ社のブレン✨️ 野やぎさんの記事で知ってから、本気で探していたんです。 ↓ https://note.com/noyagi/n/n0a52d251cc78?sub_rt=share_b 腱鞘炎から指関節の痛みが時々出るので、ぎゅっと力を込めなくても書けるのは本当にありがたい…😭✨️
前回(前編)の記事では、「TOKYOハンドメイド祭」に出店された ame。さんとうわの空さんのお店「雨とame。」を訪問した時のことをお話しました☺ 🌟【前編】は、こちら↓ 🌟ame。さんの当日レポも、ぜひ↓ おふたりの作品から感じたのは、 丁寧な優しさ、温かさ、心遣い、 そして、作品に熱く込められた「思い」と「時間」。 今回は、購入させていただいた作品を紹介しながら、 当日の感動をお伝えできたらと思っています。 おふたりの作品の素敵さが、ハンドメイドの良さが、少し
Uさんの緊急企画、「ぼくらの創作大賞2024」。↓ https://note.com/ueu/n/nd8045d0adc35 トガシテツヤさんが、こちらで小説「春夏秋冬 こまどり通信」を推薦してくださったんです。 電車の中だけど、泣いちゃう。 本当に嬉しい。 トガシさん、心からありがとうございます。
創作大賞2024の応援期間終了の日に、とき子さんがとても素敵な記事を投稿されていた。 noteの世界を漫画『ワンピース』の世界に例え、グランドラインを旅する個性あふれる海賊のように私たちはnoteの大海原を泳いでいるのだと、とき子さんは言う。 なんて素敵なことだろう。 私たちはウソップやチョッパーかもしれないし、 旅をしながらビビやヤマトやモモノスケにも出会っているのかもしれないのだ。 とき子さんのこの記事を突然思い出したのは、 昨日発表された創作大賞2024の中間選
創作大賞2024中間選考の結果が発表されましたね! 今年は残念ながら通過は叶いませんでしたが、やりきった感は昨年よりも感じています☺️ 読ませて頂いた大好きな作品や、気になる作品も沢山✨ 通過された皆様、本当におめでとうございます🎉 https://note.com/info/n/n331149b4d496
浜松町へ降り立つのは、一体いつぶりだろう。 もしかしたら、十年以上ぶりかもしれない。 当時は都内に勤めていたので、 週末に一人で劇団四季の舞台の当日券を買い求めたり、 休日に家族と「ライオンキング」を観に行ったりと、 一時期は何度も降り立っていたJR浜松町駅。 以前は何となく、駅の周辺も道路がメインで大きなビルも少なかったように記憶しているけれど、 現在はオフィスやホテルなどの高層ビルが立ち並び、モノレールやメトロへのアクセスも良く、都会的な印象で驚きました。 (最初、目
駅から徒歩三分ほどの場所にあるギャラリーで、今年も色鉛筆画の展覧会が開かれることになった。 普段は別々の場所で取り組む八つの色鉛筆画教室の生徒たちの作品が、広いギャラリースペースを貸し切って一堂に会するという、年に一度の特別なイベント。 六日の間、八十点あまりの作品が集う。 色鉛筆画を初めて二年目の私は、今回が二度目の参加だ。 会場準備の当日、バスの運行時刻の関係で集合時間に少し遅れて到着すると、 ギャラリー前のロビーは絵を持参した人々がわんさか集まり、賑わっていた。