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根本原質:プラクリティ
バガヴァッドギーター:7章5-7節 これは低次のプラクリティである。一方、これとは別に私がもつジーヴァ(生命)である高次のプラクリティ(精神の原力)を知れ。アルジュナよ、この世界は高次のプラクリティ(精神の原力)によって低次なプラクリティ(物質の原力)が利用される。(5)
万物はこのプラクリティ(二つの原力)に由来することを理解せよ。私は全世界の始まり〔創造〕であり、終わり〔破壊〕である。(6)
神聖・悪魔的な性質とは?
四つの人生の段階と種姓について①から㉖まで区分けしています。
バガヴァッドギーター:16章1-5節
クリシュナは言った
〔放棄者は〕
①無畏(聖典の教えを疑わず、恐れることなく生きること)
②心の清浄
③知識のヨーガの修練
〔世帯主は〕
④慈善活動
⑤外界に対する心の抑制
⑥祭祀
〔学生・独身者は〕
⑦ヴェーダ学習
〔隠居者は〕
⑧修行
〔ブラフマナーは〕
⑨正直・単純さ
果物売りの老婦とクリシュナ
私たちが日常で追い求める物質的な価値とは異なり、精神的な価値は、ものさしで測ることができません。精神的価値を象徴するエピードとして「シュリーマドバーガァタム」というヴェーダ聖典で語られている「果物売りの老婦とクリシュナ」との交流があります。この物語は、わずかな米粒と果物との交換ごっこを通して純粋な愛と献身の交換によって真実の価値を得ることが語られています。
商売人としての老婦は、駆けつけてきた幼