実際のところ、カウンセラーってどうなの?②
まずはじめに、
「カウンセラー」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
「かなり病んでる人が行ってそう」
「普通の人は行かないところ」
というちょっとネガティブなイメージ…
「カウンセラーめっちゃいいよね!」
というポジティブなイメージ…
様々なイメージがあると思うのですが、
世の中的にはどちらかと言うとネガティブなイメージを持つ人が多いかなと思うのです。
なので今回は、
長らく「カウンセラー」という存在に助けられてきた私自身の経験談を踏まえ、
「カウンセラーはどんな存在なのか?」
「どんな役に立ったのか?」
そんなリアルなあれこれについて、お話できればいいなと思います。
ちょっとでも、「カウンセラー」について興味がある方、
何なら今、「カウンセラー」にお世話になっているという方、
お役立ち情報もあるかも!?なので、ぜひこのままスクロールしていただけると嬉しいです!
それでは早速、本題に入りますね!
①カウンセラーって実際のところどうなの?
→「カウンセラー」に対するちょっとネガティブなイメージ…
これって、誰しも多かれ少なかれ持っているものだと思うのです。
だからこそ、「実際のところはどうなのか?」というところついてお話しさせていただきますね!
私も正直なところ、
「ネガティブなイメージ全くないです!!」
と言ったらウソになります。
「料金もなんか高そう」だし、「財布が痛い」と思うのも本音だと思うのです。
けれど、
長年カウンセラーにお世話になってきた身として、「実際のところ、どうだったのか?」という問いに答えるなら、、、
✔︎じっくりと自分の話を聞いてくれる、
安心安全な存在。
✔︎親や友達とはまた違った大切な存在。
✔︎どんな時でも、
自分自身のことを尊重してくれて、
大切に扱ってくれて、
真剣に向き合ってくれる存在。
✔︎誰よりも自分自身の可能性を信じて、
見出してくれる存在。
ですね!!
②カウンセラーの先生と心療内科の先生との違い
【役割の違い】
まず最初に、両者の間には精神疾患を治していく上で、役割に違いがあるかと思います。
〈心療内科の先生〉
→私自身も長らく心療内科に通院していたのですが、心療内科は医学で精神疾患を治療するところで、主にお薬を処方するところなので、
患者さんの話を聞くことがメインのところではないんですよね。
致し方ないことではあるのですが、当時の私はとにかく自分の話を聞いてほしくて仕方がなかったので、いつも先生と診療中話す時間は「足りない!」という状態になってしまっていましたね。
〈カウンセラーの先生〉
→それに対して、カウンセラーの先生は胸の痛みや生きていく上での辛さみたいなものにもじっくり耳を傾けながら、相談者が抱えている問題の解決を全力で行ってくれる存在ですね。
心理学を扱う専門家でもあるので、強迫性障害の症状の辛さについて話しても、すんなり分かってくれたのもとても嬉しかったですね。
→また、「私という人間=強迫性障害の子」という見方ではなく、あくまでも私を「ひとりの人間」として見てくれていました。
強迫性障害が治っていくことが一番の目的ではありますが、「私というひとりの人間が、どうやったらより良い未来を築いていけるか」そんなことを一緒に真剣に考え、サポートしてくれる存在でしたね。
【治療方法の違い】
→両者には精神疾患を治療していく上で、「どのように治療していくか」その方法にも違いがあるかと思います。
〈心療内科〉
→医学的な観点から、精神疾患の治療を行うところ。主に薬を処方し、服用してもらうことで症状の軽減を見ていく。
〈カウンセラー〉
→心理学の観点から、心理療法などを用いて精神疾患を治療するところ。
また精神疾患以前に、ひとりの人間として「これまでどう生きてきたか?」「今後どう生きていきたいか?」そんなことをトータルで見ながら、より良い未来へ向けて解決していく。
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《両者に通っていた私は、実際のところどうだったのか?》
→私にとって精神疾患、つまり“心”の病気は、
“身体”の病気とは違いました。
正直なところ、私は処方された薬を飲んだからと言って、強迫性障害の症状が良くなったということにはありませんでした。
これは個人的な考えになるのですが、
心の病気はやはり“心”なので、「外側から何かを取り込む」つまり「薬を飲む」ということだけではなく、“内側”から、つまり“心”から心理療法などを含め、“ほぐしていく”ということはとても必要なことでした。
なので、その“心”の問題を取り扱うプロとして心理学を熟知したカウンセラーの先生は、強迫性障害を乗り越えていくために、私にとっては必要不可欠な存在でしたね。
③どうやって自分に合うカウンセラーを見つけていくか?
【カウンセラーの所属は?公的/私的】
→「そのカウンセラーの先生はどこに属しているのか」というのは、カウンセラーを選ぶ上で一つのポイントになってくる気がします。
私はこれまでにスクールカウンセラー(公的)や個人開業のカウンセラー(私的)など、様々なタイプの先生と出会ってきました。
それぞれに良さはあり、どちらが良くて悪いという話ではないのですが、個人的には個人開業の先生の方がお話ししやすかったですね。
というのも、個人でやられている先生の方がよりフラットに、ざっくばらんに一人の人間同士でお話が出来ているという感覚があったからです。
これは仕方ないことではあると思うのですが、やはり何かの公的機関に属していると、「立場上、言えることと言えないこともあるんだろうなぁ」と幼ながらに、ちょっとした壁みたいなものを感じることはありましたね。
【相性はどうか?】
→カウンセラーといっても、やはり相手も人なので、どうしても相性が合う/合わないという問題は出てくるかなと思いますね。
「何となく話しやすいなぁ」「ちょっと話しにくいかも…」ということもあると思うので、
一度お話ししてみて、「合わなそう」と思えば、「次だな!」くらいな気持ちで、ためらわずに他のカウンセラーを見つけていくのも一つの手段かなと思いますね。
ちなみに、私自身は本当に直感で決めていましたね。
「この人がいい!」「話しやすい!」と思ったら、定期的に通ってお話していましたね。
【まとめ】
→本当に色々なタイプの先生がいるので、ぜひ今挙げた2つのポイントも参考にしていただきながら、よりあなたに合ったカウンセラーの先生を見つけていただけたら嬉しいですね。
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海外ではものすごく一般的な存在のカウンセラー。
日本では保険適応外だったり、料金も高かったり、時としてネガティブなイメージも持たれやすいと思うのですが、
心の病気を抱えていたり、何か生きづらさを感じていたり、特に大きな問題を抱えていなくても、なんか人生つまんないと感じていたり…
そんなあなたが今抱えている全ての胸の内に対して、カウンセラーの先生は真剣にあなたと向き合い、より良い未来へ向けて、必ず力になってくれるはずです。
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ご参考までにm(_ _)m
一つ前の記事では、もっと基本的な、カウンセラー関するあれこれについてまとめているので、よろしければぜひ!
↓↓↓
https://note.com/rin_990206/n/n8a08dd842471?sub_rt=share_b&d=stb11JmD5HV1
(上手く纏まってるか分からないけど、どなたかの役に立てればいいなぁ)
りん