仕事もnoteも続けるためにはこの本を! ピンク提唱『モチベーション3.0』のすすめ
こんにちは!
「noteの本屋さん」を目指している、おすすめの本を紹介しまくる人です。
皆さんも、やる気やモチベーションが出ない時はありませんか?
たとえば「はじめてみたはいいけれど、noteが続かない」など……。
そんなときは、ぜひ、この記事とこの本を読んでみてください。
きっと良い解決策が見つかると思います。
今日、紹介するのは、ダニエル・ピンク書籍『モチベーション3.0ー持続する「やる気!」をいかに引き出すか』についてです。
ダニエル・ピンクとは
アメリカ合衆国の作家、文筆家。特にモチベーションに関する研究で知られる。2009年のTEDカンファレンスにて「やる気に関する驚きの科学」を講演 が大好評を博し世界中で話題になった。
モチベーション3.0とは
「モチベーション3.0」は、そんな彼が提案した内発的動機付けに基づくモチベーションの概念です。 従来のモチベーション理論は、外的報酬(金銭、昇進など)によって人の行動を促す、つまりアメとムチの考え方でした。
しかし、ピンク氏は、現代社会では外的報酬だけでは人のモチベーションを高めにくくなっていると考え、内的報酬(やりがい、成長、貢献など)によって人を動かす「モチベーション3.0」理論を提唱しました。
「モチベーション3.0」の3つの要素は以下の通りです。
自律性 自分の意志で行動できること
成長 自分の能力を向上させることができること
目的 自分にとって意味のあることに取り組むことができること
そして、この「モチベーション3.0」を実現するためには、以下の点に配慮することが重要だ、と彼は述べています。
従業員に裁量権を与える 従業員が自分の意志で行動できるような環境を作る
成長機会を提供する 従業員が能力を向上させることができるようなトレーニングや研修を提供する
仕事に意味を与える 従業員が自分にとって意味のある仕事に取り組んでいると感じられるようにする
「モチベーション3.0」は、従業員のモチベーションを高め、エンゲージメントを向上させることで、生産性や創造性を高める効果が期待できます。
では、3つの要素を詳しく見ていきましょう!
自律性
自律性を高める方法 裁量権を与える、選択肢を与える、フィードバックを提供するなど
自律性の高い職場がもたらす効果 生産性の向上、従業員の満足度の向上、離職率の低下など
自律性の高い人々が持つ共通点 主体性が高い、責任感がある、問題解決能力が高いなど
成長
成長のマインドセットを育む方法 挑戦を歓迎する、失敗に学び、フィードバックを活かす
成長マインドセットを持つ人の特徴 学習意欲が高い、困難を恐れない、粘り強いなど
成長機会を提供することの重要性 従業員の能力開発、組織の活性化など
目的
仕事に意味を見出す方法 自分の価値観と仕事の関係を見つける、社会貢献を実感する、目標を設定するなど
目的意識を持つ人の特徴 献身的な姿勢を示す、高いモチベーションを維持する、リーダーシップを発揮するなど
目的意識のある組織がもたらす効果 従業員のエンゲージメント向上、顧客満足度の向上、イノベーションの促進など
概略いたしましたが、主にこのようなことを彼は書いています。
「モチベーション3.0」は、現代社会においてますます重要性が高まっているといえるでしょう。
従来のアメとムチによるモチベーションでは、短期的には効果があっても、長期的には効果が薄れたり、逆効果になったりする可能性があります。
一方「モチベーション3.0」に基づいた内的報酬によるモチベーションであれば、持続的で効果的なモチベーションを高めることができます。
「モチベーション3.0」は、従業員のモチベーションを高め、組織の活性化、イノベーションの促進、顧客満足度の向上などに繋がります。
本書は、モチベーションについて深く理解をしたい人や、向上させたい方、より良い職場を作りたい人におすすめです。 幅広い層におすすめできる良書だと思います。大時代なアメとムチではモチベーションは継続しません。モチベーションを持続可能にするものは「自律性の確保」「意味のある仕事」「明確な目標設定」です!
ぜひ、手に取って読んでみてください!
まずはこの本で、あなたのモチベーションを再発見しましょう!