いつのまにかカミソリを常に持ち歩くようになっていた
21歳女が生まれて初めて精神科に行った話Part3
だんだん長くなってきたので、結論から言いますと、処方された薬は非定型抗精神病薬の「ラツーダ錠20mg」とベンゾジアゼピン系抗不安薬の「レキソタン錠2」です。そして、効果はそれなりに実感している気がします。たぶん。
ラツーダは薬局でもらった用紙曰く「気持ちを楽にして、意欲を高める薬です。興奮を抑えて、不安、緊張などをやわらげたり、何もやる気がしない、何も興味が持てないというような状態を改善する薬です。」とのことで、レキソタン錠2、実際にもらったのはブロマゼパム錠2mgサンドは「気持ちを落ち着かせたり、緊張や不安をやわらげたりする薬です。」とのことです。
ラツーダは今年の6月に大日本住友製薬から発売された新薬です。かなり新しいです。とはいえ、既に多数の国で承認されており、アメリカでは爆発的に売れていて日本でも期待されている薬らしいです。(youtubeの精神科医チャンネル曰く)
新しすぎるせいか、近辺の薬局10店舗ほど電話をかけ在庫確認しましたが、どこにも置いていませんでした。薬の名前を言ってもそんな薬は知らないだとか調べずにうちには置いていないですと即答するなど、まだ流通していなさそうです。結局、すぐに取り寄せしてもらえる薬局に頼んで、手に入れることができました。現在は20mgですが、40mg60mgと量が増えた場合は、また取り寄せしないと置いていないそうです。受診したクリニックのすぐ近くの薬局でもおいていなかったため、加えて今回の取り寄せが始めてだと薬剤師の方がおっしゃていたので、そのクリニックでも初めて処方するのかな?といった感じです。既に複数人に処方していれば、近辺の薬局に在庫が普通はあるくないですかね、、、?(笑)。大きめの薬局でしたが、今回が初めての処方とのことで、薬局でも症状や今の気分等を聞かれ、メモを薬剤師の方がとっていらしたので、きっとその後の効果等も次訪ねた際に聞かれるのかなと思い、かなり被験者感を感じたというか承認後の実験段階感がすごいなぁと思いました(笑)。というか、処方するならもっと簡単に手に入るようにしとけよとお医者さんに対しては思いました(笑)。
以前、noteの精神科医の方の記事で、「初回で薬を処方するクリニックは注意したほうがいい。複数ならなおさら。」といった内容を読んだことがあったので、いきなり2種類、しかも副作用などの説明はなしだったので、初めてクリニックに行って一人で薬局を回ったその日は、正直飲むべきなのかかなり迷いました。今のところ、服薬中であることは誰にも告げていないですし、ネット情報によるとラツーダーは副作用が少ない一方、ベンゾジアゼピン系はかなり依存性が高いとのことだったので、薬への抵抗感も相まって、何とも言えない気持ちになりましたが、飲むしかないので言われた通り毎日服薬しています。
ただただでさえ、過眠気味で、さらに眠くなる薬を飲んでも大丈夫なのかと思い、薬剤師の方に尋ねてみると、「どんなに寝ても眠気を感じるのは眠りが浅いからであって、その眠りの質をよくするお薬なのでさらに睡眠時間が増えるとかはないと思います。そうなればブロマゼパムの方は、お医者さんと相談して中断してもいいと思います。」とのことでした。
現在のところ、ラツーダは統合失調症と双極性障害のうつ状態に効くとされており、わたしは「双極性障害なのか???」と驚きを隠せないですが、おそらく、「デフォルトは死にたくて沈んでいる状態で時たま希死念慮の発作みたいなものが来て涙が出て動悸が早まりかなりズーンと下がるのと時たまふと電車に飛び込もうかなと思ったり橋から飛び降りようかなとぼんやり立っていたりする、でも元気な日もあるし、一生この地獄が続くのかと思う日もあれば、まぁ将来が何も決まってないってことは何にでもなれるってことだなと前向きに思える日もある。」と話したので、前向きな日や元気な日が躁状態だと捉えられたりしたのでしょうか??あくまで、私の中で、気分がめっちゃ上がるというよりは、マイナスからゼロ近くまで戻る、何ならちょいマイナスも今の私にとってはプラスに感じられるレベルで、テンションが以上高いといったような症状は起きてないです。
ちなみに、最近読んだ本いわく、双極性障害のうつ状態にも大うつと小うつがあるらしく、大うつと躁のⅠ型、大うつと軽躁のⅡ型だけでなく、軽躁と小うつの気分循環性障害というものもあるそうです。まぁ、お医者さんはひとまず新しい薬出たしだしてみるかぁ、新しい患者だしな~といったところで、ラツーダをだしたのでしょう~たぶん(知らんけど)。
薬を飲み始めてから、今日で一週間経ちましたが、気のせいかもしれませんが、効果は実感しています。睡眠時間が大幅に減ったというわけでもないですが、寝ても眠たいみたいなことはないです。寝ても眠たいの眠りの質が悪いからと言われたので、寝床の環境を良くしたのも睡眠に関してはかなり関係があるかもです。気分も、昨日あたりから、noteを書き始めたり、手帳にその日の行動をメモするなど、意欲的かといえば以前よりは意欲的になれてはいると思います。たった一週間なので、ただ周期的に気分がいいだけなのか、それとも薬がうまく作用してくれているのか、いまいちわかりませんが大きな気の沈みもありません。突発的に切らないと抑えられない希死念慮や帰り道の自殺念慮もこの一週間ないです。気分が沈んでいないのに反して、習慣化してしまったレッグカットとセックスは全く減っていないです。でも、切っても知らない男と寝ても死にたくならないので、今のところ元気です。
ものすごく沈む日が毎日続くわけではなく、たまに普通の日もあるので、やっぱり精神科に行かなくてもいいかぁとそうこうしてる間に1年以上たっていましたが、もっと早く対処しておけば、就活や諸々の進路の準備に関しても意欲的に進められていて、ここまでおくれを取っていなかったかもしれないので、ちょっとでもおかしいなと思った時にはもう病院に行ってしまうのがいいのかもしれませんね、ということを少しずつ実感してきています。今思えば、私は完全にうつ状態でしたね(笑)。今もおそらく別に抜け出せたわけじゃないし、むしろたった一週間の服薬で、元気になったと感じたり、自分の今までの状態の異常さに気付いたり(気づいた風を装ったり?)、それはそれでなにかよくない予感もしたりします(笑)。
ちなみに、絶不調期は親が横にいるだけで気持ち悪くて気持ち悪くて仕方がなかったですが、クリニック受診の一週間前くらいから、普通に会話できるようになっていました。嫌悪感やいらつきも減ってきています。そもそも受診の数日前から比較的元気で、7/31のメモにこんなことが書いてあったりします。ちなみに受診は8/4です。
今日なんか元気。セックスしてもカッティングしても死にたいって別に思わん。まぁ、何も決まってないってことは何でもできるかぁくらいに思えてる。なにこれ。
でも次の日の8/1のメモはこんな感じです。
ここ数日元気だったのに、土曜の夕方になって急に来たなぁ。急に来る。ずどーんてくる。涙が出る。圧迫してくる。なんか何が原因とかではないんよな。
このずどーんは確か、バイトのレジ打ち中に来た記憶があります。でもこれが最後で、ここ一週間ちょっとは大丈夫な気がします。というか、クリニックに行ったときも、話していれば自然と感情は高ぶるとなんなら過呼吸になるけど、本当に本当に胸を圧迫されるあの希死念慮の感じは過ぎてしまうと、あまり記憶にないので、説明しようがないんですよね。すごく沈んでたはずなのにあまり記憶がないんですよね。だからこそ一応メモを取っているんですが。アムカの跡がかなり残っているので、確かに皮膚がぱっくりしてたのはぼんやり覚えているのですが、そこまで深く切った記憶も痛かったことも覚えてないんですよね。痛覚が麻痺していたってのもありますが。切った記憶がないっては何かの疾患の症状だとどっかで読んだ気もしますが、それとはまた違う気がするんですよね。ただもう前すぎて忘れてるだけな気が(笑)。それとも、また、自分がうつなのに鬱だとわかっていないこの前の状況と同じことが起きてるってことでしょうか(笑)。自分は違うそうじゃないみたいな?。まぁ自分でも考えても仕方がないことなので、また一週間後に病院に行くので客観的に経過を見てもらいましょう~。
ちなみに元気な時に、切ろうと思っても痛みの割に全然切れてなかったり、切る前に思考が入ってためらったり、怖くなったりするので、やはり自分の中では気分がいいと感じているとはいえど、一回に切る箇所が増えていたり、傷が深くなっている今の状況は、やっぱり普通じゃないんだなと、一応思ったりもしています。いつのまにか、カミソリを持ち歩くようになって、バイト前に切ってから出勤するのが習慣になっています。でも、最近少し思うのですが、私はカッティングを止めたいと思っているのかと問われればそうでもない気がします。
私なんぞにご支援いただける方がこの地球上におりましたら、もう控えめに言ってあげみざわエクスプローションします。