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記事一覧
「#眠れない夜に」で小説やエッセイなどの作品を募集します。
蒸し暑く、寝苦しい季節がやってきました。目をつむってもなかなか寝付けない。そんな夜に読んでほしい物語を募集します。
夢のようなファンタジー、眠気を誘うかもしれない長い話、逆に眠れなくなってしまうような怖い話、などなど。テーマは自由です。また、小説、エッセイ、詩、俳句や短歌など、形式も問いません。投稿の際にはハッシュタグ「#眠れない夜に」をつけてください。
すてきな作品は、読書メディアやnote
坂本龍一さんとのこと。
坂本龍一さんが逝去されました。坂本さんと、月刊誌ゲーテの『男女口論』という対談連載で毎月のようにお目にかかって、食事していたのが10年前。人生の中では、とある期間非常に濃密な関係になる「人別ディケイド」がありますが、2010年アラウンドはまさにそういう期間でした。3.11以降、坂本さんは、社会運動におけるアイコン的存在にもなり、私は爆クラというクラシック音楽の新しい聴き方の提案という新しい領域に入
もっとみる■鮎川誠とシーナのこと
シーナ&ロケッツの鮎川誠が亡くなったという。
昔、下北沢で、通りを歩いているのを見かけたことがある。たしか鮎川さん一人だったと思うが、圧倒的な存在感が印象に残っている。
下北で見かけたあとだったか、前だったかは忘れたが、ある別の場所で鮎川誠とシーナの2人と出会いそうになったことがある。
その場所とは、アメリカ南部(いわゆるディープ・サウス)、ミシシッピ州のクラークス・デールという街だ。
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新自由主義と、ラーメン屋の民主性について①
岸田新政権発足に際して、「新自由主義からの脱却」や「新しい資本主義へ」という言葉をよく聞くようになった。内容がつまびらかではないが、この方向性に関する限りでいえば、僕は個人的には賛成だ。
ところでこの「新自由主義」という言葉、当然のように口にされているが、この言葉の意味するところ、ご存じの方はどのくらいいるのだろうか。
「『新』自由主義」から脱却して、「『新しい』資本主義」へ向かう???
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『老子』、現代語訳・原文・読み下し(全)
『現代語訳 老子』(ちくま新書)の現代語訳・原文・読み下しの部分のみを載せています。いうまでもないですが、校訂の注記、詳しい解説、用語説明などを読みたい方は、この新書を参照してください。そこでは他の大量にある注釈本との解釈の相違、そして儒教や『論語』『孟子』などとの関係、日本の神話や神道との関係についても論じています。
『老子』は精神と身体の自由、国家・王権は社会と民衆のためにあるという意味での
ル・グインの短編集『風の十二方位』
2013年9月11日 (水)
『物語の中世』という20年ほど前にだした本が、講談社の学術文庫で10月にはでるので、その再校をした。これでいろいろたまっていたことが終わり、春から期待していた通り、やっと次の仕事に本格的にかかれる。
今日は気持ちのいい天気。久しぶりに自転車ででて、次の仕事についてlの構想を考える。『地震列島の思想』となる予定。この間、話してきたこと、書いてきたことをまとめるつも
民俗学・文化人類学が再創造する、あらゆる文化が溶け合う未来。SF作家・柴田勝家氏インタビュー。
「柴田勝家」という戦国武将の名をペンネームにしたSF作家をご存知だろうか。ペンネーム以上にユニークな作品の特徴としては、民俗学・文化人類学のモチーフが全ての作品に描かれていることだ。世界中のSF作品の潮流…ひいては世界のビジネス潮流でも注目を集める民俗学・文化人類学と、SFが描く未来とは?2020年9月に最新短編集「アメリカン・ブッダ」を上梓したばかりのSF作家・柴田勝家氏にお話をお聞きした。
失われた物語の復興。揺らぐ世界で空想を守るために。ショートショート作家・田丸雅智氏インタビュー
2010年代、書店の棚には多くのビジネス書が並び、小説は影を潜めていたように思う。物語性が軽んじられていた時代と言えるのではないか。私たちはいつからか、「空想」をしなくなった。しかし今、ビジネスの現場でも真に求められているのは、ビジネス書にある金言よりも、想像力に起因するクリエイティブな感覚である。それを磨くため、空想し、書くことを薦めるのがショートショート作家の田丸雅智氏だ。作家でありながら、子
もっとみる茶そばと私.feat寺山修二
蕎麦の専門雑誌をつくっていたちょっと変な大人から、小包が届いた。それはまさに、「小包」という言葉にふさわしい大きさと形をした荷物だった。
小包をひらくと、「誕生日おめでとぅ 2020年!」と妙に達筆な文字で書かれた誕生日カードと年賀状のちょうど狭間にいるようなメッセージカードと、香り豊かな茶そばが封入されていた。普通こういうのは西暦じゃなくて相手の年齢を書くだろ、と思いながらも嬉しかった。私の誕