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2020年8月の記事一覧
公園とアイスと夏夜の幻
今年の夏は、夏らしいことを何ひとつせずに
終わってしまうんだろうな、と思っていた。
状況を考えても今は遠出ができない世の中だし、
何より、今週末から来月の頭にかけて、仕事で大事な
イベントが立て続いて予定されていた。
だから正直お盆どころじゃないし、まずはこの仕事を
終わらせてからじゃないと、夏休みなんて呑気なこと
言っている場合じゃない。夏を楽しむ余裕なんてない。
それなのに、毎日気温はど
足りないものは、感性じゃなくてたぶん愛
「自分が撮りたいと思うものを探すんだよ、じゃない
と見つからないから」
「自分の感性で、いいなと思うものを撮ればいいんだ
よ」
どうしたらいい写真が撮れるのか、というわたしの
問いかけに対して、彼はそう言った。
感性。
わたしが一番大切にしているもののはずなのに、他の人
からこの言葉を聞くと、なんとなく違和感を覚えて
しまうのはなぜだろう。
自分の感性を、表現する。
表現するのは好きだ
私はたぶん、まだ愛を知らない
「今まで、本気で人を好きになったことないん
じゃない?」
これは、会社の研修で行ったワークの後、同期の
男の子に言われた一言だった。
言われた瞬間、頭に衝撃が走った。
ワークのテーマは「ジョハリの窓の開放の部分を
広げる」。
「今までの人生で、家族にも友達にも言っていない
秘密を3つ共有する」というお題が出た。
わたしは悩みに悩んだ結果、恋愛にまつわる秘密を
話した。
そのワークの最後
切なさは捨てずに、怒りは味方に
もしかしたら、わたしには「怒り」という感情が必要
なのかもしれない。
と、最近思うようになった。
わたしは「怒り」という感情との付き合い方がいまいち
よくわからなくて、今までの人生でも、あまり関わらないようにしてきた。
「怒り」は暴力的で、人を傷つけて、コントロールが
できない、恐ろしい感情だと思ってきた。
たまに、「怒り」が自分の中で芽を出した瞬間に気づく
と、慌ててそれを鎮めようと、何