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「視覚的支援をしてみよう」動画版
「視覚的支援をしてみよう」解説冊子にもとづいて話したものを動画化しました。
視覚的支援をするさいに考えておこないといけないことや、支援の具体例について語っています。最初のは全体を通したもの。なお途中大久保賢一先生を「ガチガチの応用行動分析家」と紹介していますが、disっているわけでなく、全てを随伴性の観点で考えていかれる、という意味です。お人柄は、この動画の公開許可を出して下さるぐらい柔軟です
「視覚的支援をしてみよう」解説冊子
視覚的支援について書かれた本は、おめめどうでもおめめどう以外でもたくさん出るようになりました。そんな中で、できるだけ「その場でぱっぱっと思いつきで書いたような支援物」をみなさんの協力で集め、「これなら私も書ける(描ける)」と思ってもらえたら、と願ってこの冊子を作りました。
多くは「おめめどう」の支援ツールを使った例になっています。
無料でダウンロードできます。著作権は放棄しませんが、いろいろ
なんでも人権で語る架空人生相談
竹槍一本で戦車に向かうが如く、持ってる武器は「人権」一本という、根本玄里先生のラジオ人生相談のお時間です。
今日のご相談者は、子育てに悩む新米母さん。
人権は相談者さんを、救えるのでしょうか?
相談者:
「はじめまして。26歳主婦です。恋愛結婚して5年目に男の子を授かりました。今4ヶ月で外を歩けば可愛い盛りだねえと言われます。けれども、産んでみてわかったんですが、わたし、本当に子育てに向いて
勝手に解説おめめどう(2)カレンダーがうまく機能しないのはなぜか?
おめめどうというのは、兵庫県丹波篠山市にある自閉症の支援グッズを製造販売している会社です。うちには自閉症の子どもがいるわけでもないし、身内がそれで困っているわけでもありません。むしろ先天的な障害のある人との付き合いがないまま半世紀以上生きてきました。けれど、そんな私がおめめどうに出会い、その支援思想やノウハウを面白いと思ったのは子育てに必要な知恵をふんだんに含んでいると思ったからです。発達途中の「
もっとみる勝手に解説おめめどう(3)人は何によって生きているのか
タイトルで大風呂敷を広げてしまった。でも、これくらい言ってもいいと思う。
久しぶりに、株式会社おめめどうのハルさん(奥平綾子社長)の講座を聞いたので、思ったことを書く。
「人はパンのみにて生きるにあらず」
有名な聖書の一節だ。
「物質的な満足だけではなく、精神的な満足を得てこそ生きてるってことじゃん」
と救世主はおっしゃったらしい。異論のある人はいないと思う。
けれど、障害のある人たちにについて
勝手に解説おめめどう(4)時間のインストールは必須事項
大学三年の時だったかと思う。
寮で寝ていた時に電話で起こされ、ぼーっと歩いていて、廊下で転んで頭を打った。
その時、始めて脳震盪というものを経験した。
気を失っていたのは、おそらく数秒。
でも、意識を取り戻して最初に友達に聞いたのは
「今、何日?何時?」
だった。
同じく、大学三年の冬、帰省した時に高校の恩師と友達とで夜中にスケートに行った。
先生は、その日が生まれて初めてのスケートだったら
奥平綾子ロングインタビュー
2020年5月22日、COVID19による非常事態宣言がまもなく解除されようとしていたこの日、おめめどう社長奥平綾子さん(通称ハルさん)にお話を聞かせていただくことができました。
夜七時。早寝早起きのハルさんは、すでにお風呂上がりでほろ酔い状態。
ご機嫌でいろいろ話してくださいましたが、ほぼほぼ固有名詞を出せないオフレコなお話のオンパレード。
どこまで再現できるかわかりませんが、ハルさんの語
自閉症児でも、定型発達児でも、子育てを客観的に評価したいならこれを使ってみるといい~『母という呪縛、娘という牢獄』感想によせて~
おめめスケール、というものがある。
これは、兵庫県丹波篠山市にある「株式会社おめめどう」の社長、奥平綾子さんが、長野県の発達支援にかかわるお医者様たちと考案されたものである。
作ろうと思われたきっかけは、幼いころから療育に通い、医療ともつながっているのに、それでも思春期、青年期になって「行動障害」が表れるのは、どういうことだろう?と疑問に思われたことにある。
要するに、療育や医療よりも、もっと決