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自分を生きる哲学

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自分の取り扱い方、生き方、哲学。記事まとめ
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2020年7月の記事一覧

社交辞令を信じる

社交辞令を信じる

社交辞令。

調べたら「つきあいをうまく進めるための、儀礼的な挨拶」とあった。

なんて表現なんだ。冷たいな(笑)。

私は社交辞令が苦手だ。

もちろん嘘っぽい挨拶は嫌いだし、褒め言葉も本心からそう思わないと言えない。

挨拶だけじゃない。例えば、

「今度、○○さんと××さんと一緒にご飯食べようよ」

「△△さんの家、大きくて楽しいから今度皆で行こう」

「今度またみんなで飲みましょう」

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不参加の「女子会」の報告を受けて

不参加の「女子会」の報告を受けて

この前書いた女子会の話。つづきがあった。まだ続いていたようだ(笑)

仕事の付き合いでの女子会ランチ。

定例だったが、この状況下でしばらく行かないうちに、気が乗らなくなり、久々の会も、不参加を表明していた。

そのランチ会が開催されたとのこと。報告を受けた。

「おまたせしましたー!」

”私が報告を待っている” と思っていたのだろう。いや、待たされた覚えはないし、全然待っていないよ(笑)

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色彩の効果

色彩の効果

近頃は、街で会う人、ほとんどの人がマスクをしている。

この状況になって、感じていることがある。

「黒いマスクの怖さが薄まったな」

私は、黒いマスクが怖かった。

イコール、自動的に、黒いマスクをする「人」が怖かった。

どう怖いか?

どのくらい怖いか。

はっきり言えば、犯罪を犯しそうな人に見えていた。
同じような感覚を持つ人もいるだろう。きっといると信じたい。

若いアイドルが始めた?そ

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20代はしんどいよね

20代はしんどいよね

「ストレスばっかりで、もう仕事が嫌だ」

近くにいた女の子がそう言っているのを偶然耳にした。推定23~24才くらいだろうか。

私の心が動いた。そんな嫌なら。

「そんなに嫌なら、その仕事、辞めちゃいな」と思った。
もちろん、通りすがりの私はそんなこと言えない。

そして、共感する私もいた。

わかるよ、20代は苦しいよね。私も、もがいていたな。

20代は、どう生きたらいいかわからなくて、苦しか

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ふるさとに帰省したい

ふるさとに帰省したい

この状況になり、実家がより遠くなった。

私にも田舎がある。

だから、時々帰っていたのだが、この状況になって、帰りづらくなった。

実際、帰れなくなった。

少し穏やかになってきて、世間でこの状況も落ち着いてきた6月の上旬、実家の親と電話で話した。

こんな時代に、古き良きガラケー愛用者の二人だ。

だからテレビ電話なんかできるわけもなく、ただ声の会話を楽しんだ。

「7月、帰りたいと思っている

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私なんか、とは言いたくないけど

私なんか、とは言いたくないけど

「私なんかがやるより、あなたがやった方が…」と気付いたら言っていた。頼み事をしただけ、なんだけれども。

昔から「自分なんか」ということが多かった。
この言葉が好きじゃないのに、口癖のようによく言ってきた。

もう使うのはやめようと思ていた言葉のひとつ。

だけど、さすがクセ。そう簡単に抜けず、つい言っていた。

「私なんかが」

”私なんか”の後は、暗い言葉が似合う。

「私なんか、~~~だし」

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~してしまった、の「しまった」を考える

~してしまった、の「しまった」を考える

止めたい口癖をもう一つ思い出した。

ランキング第5位くらいに入る私の口癖。昨日書いた「私なんか」が第8位くらいだけれども(笑) あくまで、自分の感覚でのランク。

止めたい口癖。

それは、「〇〇してしまった」の「しまった」だ。

例えば

・言ってしまった

・泣いてしまった

・笑ってしまった

・時間に遅れてしまった

・食べ過ぎてしまった

・名前を忘れてしまった

・皿を割ってしまった

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住めば都(みやこ)

住めば都(みやこ)

今年の梅雨は、しつこい。

毎日雨が降っている上に、さらに、今回の大雨。特に九州を中心とした被害が甚大でとても心配だ。
他人事に思えなくて、ニュースを見ているのもつらくなる時がある。

彼らのことを自分のことのように思うことが、アドラーが提唱する「共同体感覚」なのだろうか。

今は祈るしかできないけれども、共同体感覚を感じながら、雨が早く止むことをとにかく祈っている。

「住めば都(みやこ)」とい

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自分を大切にしてくれる人と一緒にいる

逆に言うと、自分を大切にしてくれない人とは一緒にいない、ということだ。

たまたまテレビを見ていて、今どきの人気者が”かれん”という名前で、ふと思い出したことがある。

友人で、唯一、私のことを「かれんちゃん」と呼ぶ子がいた。

もちろん本名はちがう。コテコテの日本名だから(笑)。

そう呼んだ子は、転校生で、中学校からの付き合いだった。

地元民しかいないという田舎のアウェイの環境の中で、あっと

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「嫌われる勇気」に出会って

「嫌われる勇気」に出会って

今日久しぶりに本屋へ行った。

大型書店なのに、驚くほど人が居なかった。

この状況が影響しているのだろう。
想像していなかったが、本屋さんに人がいない光景は、とても寂しいものがあった。

それならば、と。お客さんがいない書店を、今まで以上に楽しんだ。

ディスカウントのコーナーを発見し、本の値引き販売があるのか!と驚き、今まで興味のなかった雑誌、その最新号が並ぶコーナーを見たり。

そして。今の

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私には味方がいる、と思えるか

私には味方がいる、と思えるか

20代が何でつらかったんだろうと、振り返ってみて今との違いに気付いた。

「自分には味方がいる」と思えるかどうか。

20代の頃は、味方がいなかった。

もちろん、家族も友達もそばにいてくれたから孤独ではなかった。でも何となく、自分に味方はいない、という思い。

特に、社会。仕事、会社。外にいなかった。

だからよく疑っていたし、戦っていた。

自分だけががんばっているのに、理解されないと思ってい

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「最悪を想定する」はとても前向きな考え方だ

「最悪を想定する」はとても前向きな考え方だ

文字に…ものすごい圧がある言葉だ(笑)。「最悪を想定すること」

しかしこれは、信じられないくらい、前向きな考え方である。
これに気付いたのは、ここ数年だろうか。

最悪、だなんて、とてもネガティブな言葉に聞こえるが、実はとても大切で希望のある考え方なのだ。

この言葉に初めて出会ったのは、若かりしワーホリ時代。

このときに登場した友人から教わった言葉だ。

当時、一緒に住み込みで働いていたとい

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他者に介入しすぎない方がいい

他者に介入しすぎない方がいい

この頃の天気は、天気予報が当たらない。

たった1日でも当たらない。
降らないと言っていた雨が降ったり、午後から止むと言っていた雨が、一日中降っていたり。

「〇〇地方」とまとめられた天気予報だと、雨が多くて、変わりやすいこの時期では、場所ごとに天気が違いすぎるのだろう。

ふと、このくらいの天気になると思い出すことがある。

よく親に「今日は雨が降るから、傘を持っていきなさい!」と言われていたこ

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本人に任せる

本人に任せる

これは「課題の分離」だ。これは永遠のテーマかもしれない(笑)

他者に介入しすぎない方がいい、という話。

昨日は「介入される側」の話をしたが、今回は「介入する側」の話。

果たしてどこまで介入するか。

結論から言えば、誰が最終的責任を取るのかを考えて、自分でない場合は、「課題の分離」をして、どこまでも介入しない方がいい。

例えば、前の職場での話。

私には当時、” 郵便物を後輩にお願いする

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