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俳句と短歌♪先輩のお手本と自身の挑戦🔰

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①Kusabueさんの記事、現代語・口語俳句における切れ字について ②革新的な詠み方、現代的な詠み方 ③自身の俳句④短歌⑤川柳⑥企画参加
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記事一覧

俳句個人メドレー

俳句個人メドレー

🌸春🌸🌸

微睡みの夢に届きし雪解の音

まどろみの|ゆめにとどきし|ゆきげのね

春風や第二釦を握りしめ

はるかぜや|だいにボタンを|にぎりしめ

肉好きの彼にクレソン添えてみむ

にくずきの|かれにクレソン|そえてみむ

幽寂な花の微笑み地方橋

ゆうじゃくな|はなのほほえみ|じかたばし

かぐや姫桜にうつす曲線美

かぐやひめ|さくらにうつす|きょくせんび

学び舎のイデアの桜セピア

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色褪せぬ紅葉|短歌

色褪せぬ紅葉|短歌

寒風に褪せぬ想いを抱きしめて
紅葉は いまに生まれ変わるよ

冬が来る
木の葉散る
さびしいけれど、
新緑の季節も大好きだから

本日11/7は「立冬」ですが、「鍋の日」でもあるそうな
夏の盛りにひねり出した短歌を振り返りませう
#短歌 #今日の短歌 #賑やかし帯 #三十一文字のラブレター

秋夕焼け味噌田楽の匂ふ帰路

秋夕焼け味噌田楽の匂ふ帰路

三週間ぶりの投稿です。
今日は「秋夕焼け」の季語を使って俳句を詠みました。
ちなみに秋夕焼けは「あきゆやけ」と読み、”う”を消して読みます。
先月、東京の国営昭和記念公園に行って、彼岸花や秋桜の写真を撮りに行きました。
その時の写真がこちらです。

帰り道、歩いてきたルートを辿って行ったら、急に味噌のしょっぱいような、匂いが僕の鼻の奥をツンとします。
その匂いの方に行くと、田楽を売っている屋台があ

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月王を探す旅・The Challenge

月王を探す旅・The Challenge

さて敗者復活戦に参加です。ヘッダーの絵を見て一句

ハロウィンや幼い魔女の気取り顔はろういんやおさないまじょのきどりがお(季語・ハロウィン)

女の子はおしゃれをしたり、仮装をしたりして周りの人たちから見られている、と意識すると、ちょっと気取ったり得意になってポーズをとったりする。魔女の仮装を決めた幼稚園児くらいの女の子の得意げな様子に
おしゃまだなぁ、おんなだなぁと感じたのでこの一句です。

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小鳥来る縁まで蒼き手水鉢

小鳥来る縁まで蒼き手水鉢

季語:小鳥来る(小鳥傍題)仲秋

最近はいかにも水道から水が流れ出している手水(ちょうず)もあるが、出所は同じ水道だったとしても、ちょっと手水鉢が苔むしているような風情ある造りになっている方が、何となくありがたい気がするから現金なものだ。

トップ画の燿さんの写真などは、まさに命の連環を感じさせる美しさである。

この写真に添えるには拙いが、一句詠ませていただいた。

らべあろ企画滑りこみ!

らべあろ企画 月王を探す旅 蹲(つくばい)

らべあろ企画 月王を探す旅 蹲(つくばい)

 つくばひは千年月を映しをり

今回秋刀魚も蹲も難しくあまり詠むことができませんでした。
つくばいに月が揺らめいているのがまず浮かびそれで詠みました。多分類想類句があるとおもって色々考えてみたんですが月と蹲が頭から離れませんでした😂
京都のお寺なら千年ぐらいたってるかもしれませんね。

 つくばひは月を千年映しをり

とギリギリまで迷いました。月と千年どちらが先か今も迷ってます😂第一感は月が最

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【らべあろ企画】月王 一回戦

【らべあろ企画】月王 一回戦

肌寒いほどの冷気が窓から流れこんできたのは今朝のこと。急な変わりように、まるで”ロマンス詐欺”と気づいた瞬間くらいの動揺を感じたのは私だけではありますまい。
(#挨拶文を楽しもう)

こちらの企画に参加します。
いつも楽しませていただき、ありがとうございます💓

一回戦。
ボヤボヤしてるとまたヤラかすハメになるので、ウジウジ悩むのをやめて「えいやっ」と出してしまいましょう。
選んだお写真はコチラ

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らべあろ企画 月王を探す旅 1回戦のお知らせ

らべあろ企画 月王を探す旅 1回戦のお知らせ

みなさん、こんにちは。
らべあろ企画をご贔屓に、いつもありがとうございます。

たくさんのお写真のご提供、ほんとにありがとうございました。
四季王企画秋の部「月王を探す旅」は、みなさまから寄せていただいたお写真から一句詠んでいただき、いつもの投票所でのご投票から2回戦、決勝戦へとお進みいただくこととなります。

それでは早速1回戦の詳細をお知らせいたします。
みなさん、準備はOKでしょうか。

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月王を探す旅 一回戦参加

月王を探す旅 一回戦参加

竜淵に潜み山門の静謐
【季語】竜淵に潜む

 このお写真を見たときに感じた静かな佇まいと動画?と思うほどの流れる水。
 左のピンクに苔の緑、そして深い水の色
ふと『竜淵に潜む』がよぎりまして七転八倒しながら🤭

 明日午後8時までの投句となっておりますのでよろしくお願いいたします🙇

 トップ画、『月王を探す旅』で検索してお使いください。

わきあがりながれおちては山霧よ

わきあがりながれおちては山霧よ

季語:やまぎり( 三秋 ) 現代俳句

山霧は、山にかかる霧のこと

山を越え
谷を這いながら霧はすすんでいくようです

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そえる手よ田ごと田ごとの稲の花

そえる手よ田ごと田ごとの稲の花

季語:いねのはな( 初秋 ) 現代俳句
そえる=添える

稲の花は、稲がつける花のこと

稲の花が咲き、どう実るのか
調べてみるとたいへんおもしろいです

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大夕焼け街とひとつにそめられて

大夕焼け街とひとつにそめられて

季語:ゆうやけ( 晩夏 ) 現代俳句

夕焼けは、夕暮れに西の空が赤くそまる現象

見る人も街も
夕焼けに染まっていることがあります

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口語俳句  俳句の目標の探究 〜『平明深遠の詩』について〜

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俳句にご興味のあるnoteのみなさまに俳句の様々なことについてご紹介していく記事です

口語俳句  俳句の目標の探究
『平明深遠の詩』について

はじめに、口語俳句の基礎基本・つくり方については自分自身ほぼわかりました。

ですので次は内容、口語俳句で「何をどう詠むのか」についての探究を進めています。

6月から個人的な俳句の目標として下記の11項目について時間をかけて探っています。

「表現の新

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