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チズの世界へようこそ! 横浜のとあるマンション10階に住んでいます。広い空が見え、一瞬…

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チズの世界へようこそ! 横浜のとあるマンション10階に住んでいます。広い空が見え、一瞬一瞬形を変える雲も ゆっくり移動する太陽も月も眺められます。そんな部屋で小説、エッセイ、詩を書いています。 俳句も少し。 あなたの心に届きますように・・ よろしくおねがいします(*^^*)

マガジン

  • 俳句幼稚園 ~弐~

    • 2,420本

    ⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘口・ふつう・辛口)希望』の書込みは任意。⚜️ 超初心者は、🔰マークを俳句につけて下さると有り難いです。🔰マーク基準 : これまでの投句数0〜30句程度(個人判断)🚫誹謗中傷等の発言や、一方的な意見押しつけ、相手の気持ちを推し量れない方には、マガジン退出、コメント自重をお願いすることがあります。 ⚜️退園時は、ご自身のアカウントで「マガジンから脱退する」ボタンを押下願います。⚜️《運営》白・なごみ・橘鶫・中岡はじめ・よねとも ・卯月紫乃 ⚜️責任者&問い合わせ先:卯月紫乃 ⚜️ヘダー画アポロ ラブ&ピース '23.11.

  • エッセイ

    エレベーター・やさしい人(中島みゆきの歌によせて)・分身の術など あれこれ

  • 10の短詩、 画像付き5つの短詩、そのほか

  • 小説

    あまり長いものはありません。あなたにも同じような経験があるかも? 世にも奇妙な物語風のものも。

  • ショートショート

    ショートショートの数々、知恵を絞って書いています。

最近の記事

私の歌物語  「ミエハルカラオケ残暑バージョン」

さいとうT長さんからバトンが廻ってきました。 ヤバ猫さんからも(^^)v そこで私の恋物語を歌で辿ってみたいと思います。 一曲目は五輪真弓さんの「恋人よ」なんと切ない・・・ 大事な人を失った悲しみは一生癒えません。 カラオケ何度も本気で歌いました。( ;∀;) その寂しさ哀しさを埋めようとしたのがまた恋でした。 道ならぬ恋もしたかも・・・この歌のように👇・・・ 「金曜日の妻たちへ」というドラマの主題歌です。ドラマはみたことがないのですが、だいぶアブナイストーリーらしい。

    • 秋かな(写真と短詩)

      友達が秋の写真を送ってくれました わたしの詩も添えて・・・秋の気分をどうぞ! 横浜駅の上はニュウマンというビルになりました その屋上に咲いた彼岸花、ああ都会の秋! 鶴見川周辺の黄コスモス、もう満開ですね ご覧下さりありがとうございます(*^^*)   おわり

      • 懐かしい

        「懐かしい」という言葉は英語には無いと聞いた。Google翻訳で調べてみるとnostalgic と表示される。う~んなんか薄っぺらだ。意味だけならあってはいるが、「懐かしい」という言葉の持つ温かさ切なさ重さ心に広がる「なにか」が足りない。 「懐かしい」の「懐」は「ふところ」とも読む。着物文化の日本では「大切なもの」をしまう場所だった。「懐寂し」といえば「お金がない」という意味だし、秀吉が信長の草履を温めたのも「懐」。「懐刀」といえば、武家の女性が身につける護身用の短剣でいざ

        • 僕とエクの物語

          僕はカマキリ。この暑いのに生きるために獲物を探して歩いている。生き物しか食べないから動くものを見かけると、この大きなカマで素早く捕まえる。と、向こうから何かが転がって来た。餌か?近づいて調べてみたがこれは生き物じゃない。固くてまずそうだ。少し生き物の匂いがするが、何かの生き物がさわったからだろう。 少し歩くと柵の上になにかが乗っている。これは何?目の玉みたいだけど愛嬌がある。そのとき、ふいに前世人間だったときのの記憶が戻って来た。大好きだったエクレアだ!ひとつもらって帰ろう

        私の歌物語  「ミエハルカラオケ残暑バージョン」

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        記事

          レモンから【短詩】

          レモンから 滴るしずく ソーダ水のグラスに落ちて 踊るように 溶けて広がる 君の指で絞られた 果汁を抱いた レモンサワー コクリと飲めば 心も身体もほんのりと酔う 見あげれば 櫛切りにした レモンのような月 雲を染めて ぽっかりと浮かぶ                         おわり 小牧さんの企画に参加させてください。 小牧さんお手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

          レモンから【短詩】

          パソコン事件

          15年間趣味の会のホームページを作っていますが、徐々にアップロードができなくなり、転送ファイル(FTTP)を開いてもアップされているファイルが取得できなくなりました。普通なら左側に私のPCの中に保存されているファイルが、右側にホームページ上の画像やファイルがズラリと表示されるのですが、何度やりなおしても右側は真っ白のまま。つまり接続できないのです。 思いつく限りの方法を試してみてもだめで、ついに○○○パソコンに持って行きました。 「お預かりします。来週中にはお返しできます」

          パソコン事件

          【ひと夏の人間離れ】

          証券マンの彼が初めて我が家を訪問したのは6月、これから訪れる本格的な夏の前触れのような蒸し暑い日だった。背が高く痩せた身体に丸顔でちょっとアンバランスな印象、担当になったからと恭しく係長の肩書の名刺を差し出した。株を売るタイミングを教えて欲しいというと「わからないのです」というそっけない返事。内心むっとした私に「それでも出来る限りやってみましょう」と真剣な顔で答えてくれた。 株価はトランポリンに乗ったかように上下したが、そのつど彼のメールが届き、様子見の末、高値で売ることが

          【ひと夏の人間離れ】

          今朝の月

           今朝の月は満月と半月のちょうど間くらい、欠けた右側がぼんやりと空に溶けていた。早く目覚めてしまいカーテンを開けると、待っていたよというようにふっと浮かんでいたのだ。そして10年も前、当地に移り住んだ友人に誘われ、南会津の山あいに出かけた日を思い出した。あの日の早朝、窓から眺めた月と同じだ。  鍬の重さによろけ、炎天下の雑草取りで手指の筋を痛め、日照りに苗をからし等々、困難を乗り越えての収穫の喜びは何物にも代えがたい、と喜ぶ友、その収穫の喜びだけを分けてもらうのは少し気が咎

          今朝の月

          夏の終わりに恋を詠む#らべあろ企画

          ラベンダーさん、alohaさんの企画がまたまた始まりました! 「夏の終わりに恋を詠む」です。さっそく一句! 送らなくていいと拗ねたい遠花火おくらなくていいとすねたいとおはなび  (季語・花火) 楽しいデートも終わりに近づき、彼が「じゃ送って行こう」と立ち上がる。 「え?送らなくていいのに・・・帰りたくない・・・」 そんな気持ち言ってしまったことも、言わなかったことも?? 遠い夜空に花火の音だけが聞こえて・・・ちょっと切ない夏の夜です。 おまけ しゅるしゅると回る花火か

          夏の終わりに恋を詠む#らべあろ企画

          腹が立つ言葉

          以前住んでいた家の電気は転居後も少しの間そのままにしておきました。新しい居住者も決まったため、解約することにしたのですが、東電に電話をしたら「こちらで電気を切ったあと、ブレーカーを落としておいて下さい」とのこと。 ところが家具もなんにもないので、ブレーカーまで手が届かず「まあ、そのままでいいや」と帰ろうとしたら管理人にばったり。事情を話し、 「こういうわけでそのままにしてありますがいいですよね」と言ったら 「そう言われても私は電気会社のものじゃないからわかりません」との返事。

          腹が立つ言葉

          鋭利なチクワ

          不思議な現象が起きた。多くのお年寄りの認知症の症状が軽くなったのだ。怒鳴ったり、妄想に取りつかれて「財布を盗られた」などと騒ぎ立てることもなくなった。 明真大学脳神経内科病理学研究室の朝田教授は、認知症の人の脳細胞に変化が起きていることを発見した。不思議な形をした細胞が突然変異であらわれ、それにより認知症が画期的に改善されたのだ。その細胞をワクチン化させて他の認知症患者に注射してみると効果抜群、たちまち大量生産され日本中に広がった。 さらにその注射を打たれた老人と接触した

          鋭利なチクワ

          嘘のいろ【きわどいはなし】

          「やっぱりおしゃれな人は下着もおしゃれなんだ」 おとこの手が細いキャミソールの肩ひもを下げる。黒いレースのカゲロウの羽よりも薄い下着がするりと床に落ちる。おとこに導かれるまま、おんなはベッドに入る。ずっと荒んだままの心は動かない。こんなことをして楽しいとも、いや悲しいとももう感じなくなっていた。 「海が見える部屋がとれたからそこで食事でもしない?」 メールの意味はもちろんわかっていたが、知り合ったばかりのおとこと、この部屋まで来てしまった。お気に入りの黒のワンピースに念入り

          嘘のいろ【きわどいはなし】

          非情怪談

          最寄りの駅は2階で、長いエスカレータ―を上がると改札がある。並行して階段もあるが、やっぱりエスカレーターが便利だ。時間ギリギリのときは早足で登れば電車がつかまる。それに、縦じまのある銀色の肌がしゅるしゅると現れ、パックリ割れて角ができるエスカレーターは、夏の怪談、いや階段にふさわしい。 その日は外回りの仕事で帰りが遅くなり、薄暗い駅に着くと人影もなかった。疲れ切った体でいつも通りエスカレーターに乗ろうとして、愕然とした。段がない!縦じまのある銀色の肌は、角を生み出すことはな

          非情怪談

          風鈴と・短詩五首

          風鈴と蝉の合唱 うらやんで 歌いたいのか 蚊やりの豚の 大きな口 買ったばかりの羽なし扇風機 ドーナツをグイ~ンと引き伸ばしたような わっかだけ ムンクの口にも見えてきて 見つめていたら眠れない 入道雲は 巨大白熊の 手のひら はーい!と 夏のご挨拶 さて 冷やしうどんでも 作ろうかと 父の幻が 立ち上がる夏の昼 ソーダ水の コップ 揺らせば カランカランと 氷の風鈴             以上夏の5首 小牧さんの企画に参加させてください。 小牧さんお世話をおか

          風鈴と・短詩五首

          見たことがないスポーツ

          体育教師の桐生は悩んでいた。走るのが苦手の生徒から、運動会の徒競走が残酷だと苦情が来たからだ。確かに毎年ビリを走る生徒にとって運動会は悩みの種、怪我をして休みたいとさえ思うものだ。 そこで桐生は新しい徒競走を考えた。先頭の生徒がゴールする寸前にピストルを鳴らし、走っている生徒は全員ターンする。スタートラインがゴールラインに変わり、ビリだった生徒は一着になる、題してくるりんぱ競走。 意外性もあり最初の年は好評だったが、足の速い生徒がわざとゆっくり走る、という現象が起き一年限り

          見たことがないスポーツ

          かき氷

          かき氷の気分シャワシャワとクールシャンプーで洗髪される 我が膝よこんなところに水貯めてチクリチクリと自己主張する 出来立ての友と語り合う介護の日々エレベーターよゆっくり下れ フランス語の駅(gare) と戦争 (guerre)音が似てとどまらないで走り去れguerre Tシャツはユニクロ製とゼレンスキー氏笑って会見そんなことないかな                       以上短歌まがいでした。 小牧さんの企画に参加させてください。 小牧さんお世話をおかけし