マガジンのカバー画像

過去と今の読書ノート

29
過去の私が書いた読書記録。 今の私が読んでかく読書記録。 実用書、自己啓発本、文学作品、漫画など。
運営しているクリエイター

#エッセイ

『7つの習慣』 で 「世界」が変わった

『7つの習慣』 で 「世界」が変わった

人は物事を自分の見たいようにみている。

思えば私は、この言葉に出会うまですごく生きづらい生き方をしてたように思う。

---

こんにちは。私は、教員をしています。思春期の子供たちと成長することに幸せを感じている毎日です。今の勤務校に入り、早5年が経ちました。

今日は、推薦図書としてとても有名な『7つの習慣』を紹介します。といってもこのnote界では、内容を全て網羅している先輩たちがたっくさん

もっとみる
自分だけ助かる働き方|読書ノート

自分だけ助かる働き方|読書ノート

こんにちは。ひすとりです。
今日は読書ノート「自分だけ助かる働き方」を考えた話。

先日noteで紹介した『なんのための仕事か?』という本をようやく読み終わりました。仕事に向き合うことにメンタル削られる自分にとって、持久戦となる読書でした。でもだからこそ良かった。

このnoteでも書きましたが、情報を得るための読書ではなく、一つの問いについてじっくりと考える読書となったからなのです。



もっとみる
ぐるぐる悩む理由「苦しみ=痛み×抵抗」

ぐるぐる悩む理由「苦しみ=痛み×抵抗」

こんにちは。ひすとりです。

ここ数週間はメンタルが不安定な様子だったのですが、今の自分にぴったりな本を読んだことにより、自分へのまなざしが少し変化したことに気がつきました。

その本は、『無(最高の状態)』鈴木裕さん著です。

本当は概要をまとめつつ、どんなところが良かったのかをnoteにしたかったのですが、なかなか言葉が整理できません。

おそらくまだ自分の中で消化しきれていないのだと思います

もっとみる
ヨシタケさんの絵本に背中を押された話。

ヨシタケさんの絵本に背中を押された話。

適応障害となり教師としての自分のキャリアを見失った、わたし。
無職になって1ヶ月が経ちます。
自分の完璧主義で繊細な部分を受け止めきれずに、くすぶっています。
 
もしも自分がそんな人間でなければ。
もしもあの時、前の職場を辞めなければ。
 
戻ってこない「もしものせかい」に頭をぐるぐるさせていた時、書店で見つけた絵本。ちょっと立ち読みしてみました。

今日は心が震えた本のフレーズを紹介します。

もっとみる
教師がチャレンジしていた毎日noteの更新を中断した話。

教師がチャレンジしていた毎日noteの更新を中断した話。

毎日更新のチャレンジを続け、108日を最後に更新がストップしました。
今日は、その理由とこれからの執筆について整理して行きます。

この記事を書いている人:
現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。

更新がストップした理由は…結論から言うと、

忘れてましたーーーー!(笑

もっとみる
人が変わるには、「心」よりも「行動」へのアプローチ

人が変わるには、「心」よりも「行動」へのアプローチ

今日は、先日書いた記事「心理的安全性とは?」の続編です。

前回の記事では、心理的安全性の職場が生産性や成果を生みやすいと言うことをお話ししました。

では次なる問として、どのようにしてそういった職場に変えていけばいいのかと言う方法の問題が上がってきます。そこで今回は、

そもそも組織を構成する「人」が変わるには、
どうすれば良いのか

という視点でお話します。

この記事を書いている人:
現職教

もっとみる
子どもも大人も罰を使っての指導は効果が薄い、と分かった話。

子どもも大人も罰を使っての指導は効果が薄い、と分かった話。

今日は先日書いた記事の続編をお話しします。

と言うのも、今読んでいる本「心理的安全性のつくり方」に書かれていた科学的実証から、罰を使っての人への行動変容を望むのはかなり難しいことを学べたからなのです。

この記事を書いている人:
現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。

もっとみる
#11 ストレスフリーな人に、わたしはなる!|読書ノート

#11 ストレスフリーな人に、わたしはなる!|読書ノート

『精神科医が教える ストレスフリー超大全』(樺沢紫苑)今回は精神科医をされている樺沢紫苑さんのこの本を紹介します。前回紹介した本『これも修行のうち』の内容と合わせて、心と体を整える方法を深めることができました。不安・悩み・疲れにまみれた全ての人必読本だと感じました。

自分的おすすめポイント3選1、不安をうまく対処する方法

<不安のメカニズム>
• 不安を脳科学的にいうと「ノルアドレナリン」が出

もっとみる
#10「良い子」になりすぎない練習|読書ノート

#10「良い子」になりすぎない練習|読書ノート

草薙龍瞬『これも修行のうち。〜実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』今日ご紹介する本は、草薙龍瞬さんの『これも修行のうち。〜実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』です。この方の本職はお坊さんで、仏教的観点から人の感情について説いたものとなっています。

Youtube大学などメディアでも紹介され、本屋で平積みになっているベストセラー『反応しない練習』の著者でもあります。

個人的に、復職に向け

もっとみる

#9  なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか?|読書ノート

今回は、私が2年前に読んだこの本です。2年前の私が書いた感想を載せてみます。自分が変わるんだ、自分で学校を変えるんだとメラメラしている若手教師の心情をご覧ください。ちょっと青々しいですね(笑)

でも、なんだかエネルギッシュで、救われます。

それではどうぞ!

ーーーーーーーーー

本の概要大阪府で始まった校長の民間公募制で、当時36歳で全国最年少の校長として箕面高校に赴任し、4年間の学校経営で

もっとみる

#8 『ゼロ秒思考』で読んだことをゼロ秒思考でまとめた | 読書ノート

今日は、いつもみているyoutubeチャンネル「マコなり社長」の動画でずっと気になっていた本を選んでみました。
意識高い動画を見ていて、ついつい満足してしまうのですが、実際にやってみないとわからないことってたくさんあるなぁと実感です。シンプルだけど、続けようと思ったメソッドでした!

『ゼロ秒思考』(赤羽雄二)で目指すものは?- 人は何もしないと深く考えることができない。考えを可視化しないと逡巡し

もっとみる
#7 自分の信念から抜け出す | 読書ノート

#7 自分の信念から抜け出す | 読書ノート

『迷路の外には何がある?』スペンサー・ジョンソン

Kindle Unlimitedで読了しました。自己啓発書の一つとして人気になった『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン)の公式の続編です。私がこのシリーズをおすすめしたいのは、いわゆるハウツー本とは違って「寓話」として人の人生を考えさせてくれるからです。

ハウツーのように超具体的ですぐに趣旨が掴めるものは、「すぐに使える」が故に、

もっとみる
#6 溺れた人を救うのは。| 読書ノート

#6 溺れた人を救うのは。| 読書ノート

漫画『ブルーピリオド』読書ノートで初めての漫画感想文です。久しぶりに、デジタルではなく紙媒体で買えば良かったー!と後悔するほど心震える漫画に出会えました。
青春もの、主人公の成長、ちょっと哲学的が好きな人はきっとどハマりします。

あらすじ
主人公の矢口八虎は陽キャライケイケヤンキー。その場の空気を読み、ノリを合わせることができる高校生。タバコ・お酒をやるようなヤンキー友達からオタク系の子まで幅広

もっとみる
#5 ミヒャエル・エンデ『モモ』|読書ノート

#5 ミヒャエル・エンデ『モモ』|読書ノート

ミヒャエル・エンデ『モモ』(岩波文庫、1974)ーーーーーーーーーーーーー

主人公の少女モモは貧しくとも友人の話に耳を傾け、その人に自信をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ。ある日、イタリア・ローマを思わせるとある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれてしまい、皆の心から余裕が消えてしまう。
モモは、奪われた時間を取り戻す冒険に出ていき……

ーーーーーーー

もっとみる