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#広告
広告の企画書は、「好き」と「知られていない」のギャップの設定が大事
広告論の授業で100本以上の企画書を採点する中で、優秀な企画書の共通点が見えてきました。
それは、「この商品にはこんな良いところがあるのに、伝わっていないのはもったいない!」というギャップの提示があることです。
今日は、広告コミュニケーションの企画を考える上で大事な、「魅力と現実のギャップ」の作り方について書きたいと思います。
また、学生は好きな題材を選べますが、社会人は選べません。どうした
ターゲットは”当てる”のではなく”描く”気持ちで考える:誰でもデジタル時代のマーケティング思考 第3回
本連載では、マーケティング/人材育成プランナーであり青山学院大学経営学部講師である山本直人氏を迎え、この「デジタル新時代」にどのような思考で「マーケティング」と向き合うべきか、皆さまのマーケティングスキルの習熟度をひも解きながら、あらためて「マーケティング」の基本をおさらいしていきます。
第3回となる今回は「ターゲットは”当てる”のではなく”描く”気持ちで考える」と題してお送りします。
第1〜
「競合プレゼンはやめたほうがいい。」僕がそう考える理由を、プレゼンします。
あなたは「競合プレゼン」なるイベントに参加したことがあるだろうか。
僕のいる広告業界では、この競合プレゼン(通称:競合/競合コンペ)なるイベントがしょっちゅう行われている。
と言っても、イベントの主催者はクライアントで、僕たちはその参加者にすぎない。
僕たちの仕事のはじまりは大きく2パターンあり、競合プレゼンをせずにはじまる「指名」と、競合プレゼンからはじまる「競合」だ。
少し特殊なケース
モノ視点から顧客視点へ。発想を変えるための簡単なクイズ
突然ですが、クイズです。
ある登山道に、トイレがありました。
非常に汚く、登山客からクレームがたくさん来ていました。そこで、山の管理会社は、重い腰を上げてトイレを改修することにしました。
どうせ変えるならとことん最新式にしようと大奮発。温水洗浄便座機能はもちろん、自動開閉、抗菌仕様で、紙も完備。ぬくもり感じるヒノキ造りの、ピカピカなトイレができました。
ただし、1つだけ問題があります。それ
「広告ってやった方がいいの?」と聞かれたので、パワポでちゃんと説明してみた話。(前編)
僕は広告会社で働いている。職種はプランナーだ。
ただ、この日経COMEMOでは、恋愛観や結婚観、家族観を中心に、世の中の固定観念に対する問いかけを発信することが多い。
広告の話を書くことは、ほとんどない。
そんな僕が今回はめずらしく、本職の広告について書いてみる。
というのも、先日とある中小企業の社長さんとプライベートで飲んでいた時、こんな会話になった。
「うちって、広告とかやった方がい