#旅
自分は特別な存在ではなく、ただの普通の人間であるという現実は辛いだろうけど。
以前、徒歩で日本縦断するとかいってクラファンして無計画過ぎるって事で炎上した少年(当時19歳)がいたんですが、結局4年たっても旅らしい旅は特に何にもしてないみたいだし、最近はなんか自宅でダーツ投げる生配信とかしていて、まーそんなもんだよなって思いました。
本当に旅がしたかったわけじゃなくて「日本縦断した男」というステータスが欲しかっただけなんですよね。わかる。そういう時期ってあります。で、それが
【写真/旅】君は砂浜に裸足のままで。筒石への旅。
場所:糸魚川市 筒石地区
海沿いの国道8号線はそれをバイパスする道が高速道路以外に無いことから車の途絶えることが無い。
当然ながらその自動車の中には生きた人間が入っているので、傍から見れば歩く人も少ない小さな小さな漁村が点在しているだけだが、上越地方という大きな生き物を構成し呼吸を助ける沢山の器官と血液が常に脈動していることがわかる。
山が海に迫る小さな平地に肩を寄せ合うように建ち並ぶ家達。
【写真/旅】超三次元的猫町 能生地域
場所:新潟県糸魚川市 能生地域
萩原朔太郎の数少ない小説である「猫町」
あれに触れて以来、いつも旅先では自分の中の想像上の猫町を補強してくれるような町を探している。
例えば長野の渋温泉だったり、静岡の由比などがそうで、上海の路地裏もそれに近かった。
本当は自分の家から何間も離れていない所に見つけることができれば最も望ましいのだけど、生憎現在の住まいはすっかり綺麗に整備されてしまっていて、定規
2800kmの18歳の人はマジでやめたほうが良いと思う。あれじゃ100日後に死ぬ若者、残り98日ですよ。
久しぶりにきついものを見ましたね。
リタイヤか死しか待ってない旅のスタートを自信満々の笑顔で見せられても元気と勇気どころか、特攻隊やパレスチナの少年兵の笑顔みたいできついんですよ。
レッドブルやリポDのほうがよっぽど元気と勇気をくれますよ、まったく。
そして残酷ですが、あれを見てエンタメとして死を願う人が沢山いるでしょう。容易に想像できて吐き気がしますよ。死んだら面白いなとか、それ見たことかっ