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【物語以外の記事】いろうたの主張・読書感想etc.

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物語以外の記事の大半は、こちらにまとめています。哲学・人生論・内観・自己対話など、読書や実体験を通して感じたことを綴っています。 小説を通しで読むのはちょっと……の方は、こちら…
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#言葉

「小説を書く」=「好き勝手生きる人間を書く」ということ

「小説を書く」=「好き勝手生きる人間を書く」ということ

週一くらいのペースで、まとまった文章(小説)を投稿しています。
読んでくださる方、「スキ」してくれる方にはいつも感謝しています。そちらに足を向けては眠れません(ほんとに!)。

投稿記事が小説ばかりなので、読みづらいページだと自覚しています。
そして私、いろうたがどんな人間かも伝わりづらい(笑)

そこで今回は、「投稿する小説」=「ほぼ私」である、と言うことをお伝えしようと思います。

私もかつて

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改めて、「今ここを生きる」ことの大切さを思い出す

改めて、「今ここを生きる」ことの大切さを思い出す

昨日(九月十三日)に、ペンキ画家のショーゲンさんとライフアーティストのサトケンさんのコラボ講演会に行ってきました!

「誰のために生きる?」と言う本の著者であるショーゲンさんのことは以前にご紹介しましたが、とても素敵なペンキアートを描かれるので、いつかその絵を手に取ってみてみたいなと思っていたところ、その夢が叶いました!!

ショーゲンさんのお話は、ほとんどが本に書かれていることだったのですが、知

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日本人が「さようなら」に込めてきた想いを読み解く

日本人が「さようなら」に込めてきた想いを読み解く

あなたは最近「さようなら」と言って別れたことがありますか? ちなみに私はそれに代わる言葉、「バイバイ」とか「じゃあね」とか「また明日」とかは言いますが、「さようなら」はおそらく使っていないと思います。

作詞家の阿久悠は晩年に「ぼくのさよなら史」の中で『果たして、今の人たちがさよならという言葉を使うのだろうか、と思うことがある。「さよなら」はすでに死語になったのだと気がつ』いた、と言い、その原因と

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【続】日本語を紐解きながら「あっとほーむ」な生き方について考えてみる

【続】日本語を紐解きながら「あっとほーむ」な生き方について考えてみる

前回は小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」にちなんだワードを取り上げましたが、今回はこれからの時代を生きる上で大切にしたいと思っている「ゆるす」と「いのる」についてご紹介します。

「ゆるす」とは?

「ゆるす」の語源は「ゆるい状態にすること」からきているそうです。

日本語は面白いもので、同音異義語(例えば「はし」(橋・端・箸))は、同じ振動数を持っているため、共通した思念を持っているそうです。

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日本語を紐解きながら「あっとほーむ」な生き方について考えてみる

日本語を紐解きながら「あっとほーむ」な生き方について考えてみる

「あっとほーむ~幸せに続く道~」第四部をひとまとめにするに当たり、このたび冒頭からすべて読み直しました。第四部は特に「家族とは何か?」「自分らしく生きるとはどういうことか?」「死との向き合い方」など、深いテーマをいろうたなりに追究できたのでは、と思っています。

さて、そんな私は最近、語源や言葉の由来、本来の日本人が大切にしていた生活様式などの学びを深めています。現在の私たちが何気なく使っている言

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日本語や|言靈《ことだま》について再考してみた ~よい影響を与える言葉を使う!~

日本語や|言靈《ことだま》について再考してみた ~よい影響を与える言葉を使う!~

先日ご紹介した本「今日、誰のために生きる?」をはじめ、最近では日本人の眠っている力を取り戻すことが鍵となる時代である、といわれています。

大學では國語學を学んでいたわたしとしては、とりわけ日本語の持つ力が取り上げれられることが素直に嬉しく、一層日頃使う言葉遣いに氣を付けようと思っているところです。

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さて、お氣づきのかたもいらっしゃるかもしれませんが、この記事内で「靈」や「氣」といった

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【読書まとめ&いろうたの考え】「言葉の品格」(イ・ギジュ著)を読んで、自分の使っている言葉を再考してみる

【読書まとめ&いろうたの考え】「言葉の品格」(イ・ギジュ著)を読んで、自分の使っている言葉を再考してみる

「何気なく口にしたひと言に品格が表れる。その人だけの体臭、その人が持つ固有の香りは、その人が使っている言葉から匂い立つものだ」

これは表題「言葉の品格」の冒頭に書かれている一文です。本書のすべてがこの言葉に集約されていると言っても過言ではありません。それくらい、日頃どのような発言をするか、心を込めた物言いをするかが重要だと著者のイ・ギジュ氏は述べています。

○どんな本?

本書は著者が過去に書

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