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書籍レビュー『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』J・ナヴァロ、M・カーリング(2010)大脳辺縁系はウソをつけない
【約2100字/5.5分で読めます】
「スパイキャッチャー」
「人間ウソ発見器」の
異名を持つ著者本書は FBI 捜査官の経験を持つ著者が書いた「しぐさ」からわかる心理学の本です。
もちろん、一つのしぐさからわかることは限られており、前後関係がとても大事だと書かれています。
また、プロである著者の感覚から言っても、人のウソを見抜くのは、並大抵のことではないとのことです。
一つのしぐさから、
書籍レビュー『われはロボット』アイザック・アシモフ(1950)ロボットに心はあるのか
【約1600字/4分で読めます】
SF のビッグ3の一人、
アイザック・アシモフの初期短編集なんですが、短編集といっても、それぞれのストーリーは、同じ世界の出来事であり、連作短編の趣きもあります。
この作品がのちの長編『鋼鉄都市』('64)に繋がっていたり、続編の短編集『ロボットの時代』('64)もあり、アシモフの入門編としても最適な短編集とも言えるでしょう。
すべての物語はロボ心理学者、ス
書籍レビュー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』山田ズーニー(2003)伝える力が鍵となる
【約1400字/3.5分で読めます】
自分の意見がうまく伝わらない思っていることをいくら言葉で表現しても、相手に伝わらないことがありますよね。
私もそうです。私の場合は、大体、周りの人たちと違うことを考えていることが多いので、伝わりづらいことも多いんですよね。
聴いてもらえるのなら、まだいい方で、それを完全に理解してもらうのは、相当ハードルが高いことに感じます。
なぜ意見を聴いてもらえない