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おすすめの本一覧

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「誰かにおすすめしたい!」と思った本をまとめています。新旧・ジャンル不問。
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2023年5月の記事一覧

監修…大串潤児『4つの時代をタイムトラベル ②大正の図鑑』

監修…大串潤児『4つの時代をタイムトラベル ②大正の図鑑』

 わたしは大正ロマンが好きです。

 しかし、ヨーロッパやアメリカから日本に新しい文化が入ってきたものの…、華やかな暮らしを享受したのは一部の人たちだけ。

 地方の人々は未だ貧しいまま。

 これは、そんな大正時代に起きたことを子ども向けにまとめた図鑑です。

 ●関東大震災が発生し、大きな被害が出る。

 ●権力に押さえつけられていた人々が民主主義運動を始める。

 ●東京駅の開業。

 ●ア

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監修…大串潤児『4つの時代をタイムトラベル ①明治の図鑑』

監修…大串潤児『4つの時代をタイムトラベル ①明治の図鑑』

 明治の歴史を子ども向けに分かりやすく紹介している図鑑。

 たとえば、

 ●西洋の文化が日本に入ってきて、カレーライス、ビール、コーヒー、サンドイッチ、ビフテキ、グラタン、牛鍋といった洋食・肉食が流行。

 ●初めての鉄道が開通し、蒸気機関車での移動が可能となる。

 ●野球、テニス、スケート、競馬の文化が伝わる。

 ●男性の髪型がちょんまげから西洋風の短髪(ざんぎり頭)に変わる。

 ●

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著…毎日新聞校閲グループ『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』

著…毎日新聞校閲グループ『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』

 校閲者。

 それは原稿の「中の人」。

 校閲者は原稿を隅々までチェックし、あらゆる「ミス」を見つけることで、正確な情報且つ執筆者の意図する文章を世に送り出します。

 「ミス」とは、単に誤字・脱字だけを差すのではありません。

 事実関係そのものの誤り、誤解を招く恐れがある表現も含めた、あらゆるものを差します。

 この本は、まさに言葉のプロフェッショナルである「校閲者」の仕事を紹介する本で

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著…おさめ ますよ『収納が、ない!』

著…おさめ ますよ『収納が、ない!』

 まるで決意表明のようなライター名!

 こういうネーミングセンスって楽しいですね。

 「欲しいところに収納がない」「古くて使えない」「賃貸でいじれない」といった悩みを抱えている人におすすめの本です。

 家のタイプも、広さも、家族構成も、部屋数も異なる8つのお宅の間取り図を見ながら、「物を詰め込んでいて使いにくくイライラする収納」ではなく、「見やすくて手に取りやすい収納」のアイディアを学べま

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著…湯浅美和子『Beauty Body Protocol 大人のための下着の教科書』

著…湯浅美和子『Beauty Body Protocol 大人のための下着の教科書』

 ●ブラジャーの正しい着け方
 ●ガードルがもたらす効果
 ●下着の洗い方・干し方
 ●捨て時の判断基準
 ●色素沈着等のトラブル対処法

 といったことをまとめた本。

 例えるなら、下着はいわばベースメイク。

 どんなにポイントメイクを頑張っても、ベースメイクが雑なら台無しですよね?

 下着について考えることはちっとも恥ずかしいことではなく、心と体を慈しむためにも大切なことだ、ということも

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著…はらだ有彩『日本のヤバい女の子』

著…はらだ有彩『日本のヤバい女の子』

 もし彼女たちが現代に生まれ変わったら、どんな人生を歩むだろうか?

 といった想像をしながら、「虫愛る姫君」「清姫」「かぐや姫」「八百比丘尼」「乙姫」「織姫」といった、日本の昔話に登場する女性たちの生き方から、自分が生きるためのヒントを得よう…という本です。

 彼女たちの生き方は一人ひとりバラバラ。

 けれど、共感出来るポイントがいくつもあります。

 「絶対に自分の姿を見られたくない時っ

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著…中原淳一『七人のお姫さま』

著…中原淳一『七人のお姫さま』

 ●人魚姫
 ●白雪姫
 ●親指姫
 ●雪姫
 ●白鹿姫
 ●シンデレラ姫
 ●ポストマニ姫

 の物語を、中原淳一さんの抒情的且つ上品な文章と優美なイラストで紹介している美しい本。

 どのお姫様の物語も素敵ですが…、単に煌々しいだけではありません。

 相手のことを深く愛していればこそ自分の身を引く…という切ない心情も描かれていて、胸が痛くなります。

 例えば、人魚姫。

 人魚姫は王子さま

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著…ピーター・コリントン『A Small Miracle 聖なる夜に』

著…ピーター・コリントン『A Small Miracle 聖なる夜に』

 まさに「絵本」。

 文字は無く、絵だけで物語が描かれています。

 以下は、わたしが絵から解釈したこの絵本のあらすじ。

 ※注意
 ネタバレを含みます!

 主人公は、一人暮らしのおばあさん。

 おばあさんの住まいは、床板が剥がれて外の冷気がそのまま入ってくる有様。

 なのに、暖炉には薪がありません。

 食べ物もありません。

 お金もありません。

 おばあさんは痩せています。

 

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著…ジビエふじこ『狩女のすすめ 獲る…だけじゃない ジビエの魅力を教えます』

著…ジビエふじこ『狩女のすすめ 獲る…だけじゃない ジビエの魅力を教えます』

 「命をいただく」ということの臨場感が伝わってくる本。

 読んでいるとジビエを無性に食べたくなってきます。

 特にクマ肉についての描写が秀逸。

 わたしは他の人から「ジビエは臭い」と聞いたことがあるのですが、著者は「ちゃんと血抜きされていれば臭くない」とおっしゃっていますし、また、著者によると特にクマ肉の栄養価が高いそうなので興味を惹かれます。

 かつて、著者は虫も運動も苦手で、魚すら捌け

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著…安東夏子『花嫁の着物 CUCURUが叶える色あそびコーディネート術』

著…安東夏子『花嫁の着物 CUCURUが叶える色あそびコーディネート術』

 瑞々しい感性で花嫁衣装を選ぶための本。

 若い方の感性に合いそうな白無垢、色無垢、色打掛、引き振袖。

 どれもこれも素敵!

 白無垢も清らかで美しいですが、わたしは特に色無垢の優しい色合いに見惚れました。

 繊細な色使いによって季節感を取り入れたり、花嫁本人の個性が感じられてお洒落。

 「撫子」「月白」「若苗」「黄檗」「白藤」といったネーミングセンスもたまりません。

 名前が醸し出す

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著…中野京子『中野京子と読み解く 運命の絵』

著…中野京子『中野京子と読み解く 運命の絵』

 ヴィクトル・ブローネルの『自画像』。

 著者の他の著書(例えば『新 怖い絵』)においても紹介されていましたが、何度見ても不思議な絵です。

 ブローネルが自分の未来を予知してこの絵を描いたのでしょうか?

 それとも絵が現実になってしまったのでしょうか…?

 若きブローネルがこの『自画像』を描いた時、「特に欠点も無ければ面白みも無い自画像だ」と思い、「もう少し奇抜にしよう」と、わざと左目の無

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著…松丸亮吾 NHK「あさイチ」制作班『頭をつかう新習慣! ナゾときタイム』

著…松丸亮吾 NHK「あさイチ」制作班『頭をつかう新習慣! ナゾときタイム』

 専門的な知識が無くても楽しく解ける問題を集めた謎解き本。

 物事を違う視点で見たり、言い換えたり、ひらめく力があれば、ヒント無しでも解けます。

 どうしても「全然分からない!」と戸惑う問題もありますが…。

 ヒントを参考にすると「こんな単純なことなのに、どうしてすぐ分からなかったんだろう!」と悔しくなりつつも、答えを導き出せます。

 この過程が面白いです。

 まるで、ガチガチに凝り固ま

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著…ヤノミサエ『猫がよろこぶインテリア』

著…ヤノミサエ『猫がよろこぶインテリア』

 人間と猫がお互い暮らしやすくなるインテリアを紹介している本。

 猫は自由に過ごせて喜び、人間は猫の喜ぶ姿を愛でます。

 ●棚を階段のように組み合わせて、猫が歩きやすいキャットステップにする。

 ●猫がティッシュを引っ張り出してしまうので、ティッシュを壁に掛ける。

 ●ゴミ箱を荒らされないよう、フタ付きのゴミ箱を使う。

 ●電気コードにじゃれて感電しないよう、ひも状のものは覆ったりくくっ

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著…齋藤孝『1分音読「万葉集」』

著…齋藤孝『1分音読「万葉集」』

 といった、亡き人への心情を詠んだ歌にグッときます。

 故人が生前愛した花を墓前に供えたり。

 どんなに泣いたところで決して生き返らないと分かっていても、涙がとめどなく溢れたり。

 せめて天国で幸せになって欲しいと祈ったり…。

 万葉集が編まれたのは遠い遠い昔のことですが、昔を生きた人も、今を生きる人も、こうした気持ちは変わりません。

 これは、そんな万葉集の魅力を原文や口語訳も含めて音

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