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「整合を取ろうとしてみる」ことで、必要な「変化の段階」に気付ける
先日の「シン・正しいものを正しくつくる」でコンセプトにおいたのは「整合を取る」ということだった。
左に仕様、右にソフトウェア。
左に仮説、右にプロダクト。
左に人材モデル、右側に育成施策。
左右の整合を取る、取れるように左側を見出し、あるいは右側の実現に注力する。得てして、左が整っていないのに、右側だけを思い込みや深く考えずの取り組みだけで進め、期待外れになる。だからといって左側が大
組織をシンからアジャイルにする
書籍「組織を芯からアジャイルにする」を補完する講演を行った。終えたときに、「そうそうこういうことが言いたかったんだよね」と気づけたりすると、準備も楽しくなる。
(「シン・正しいものを正しくつくる」とあわせて、2月はこの2話に余暇のほとんどをつぎ込んだ)
「組織」という言葉がつくと事は難しくなり、距離のあるテーマに思えてくる。「組織を芯からアジャイルにする」にあたって、一人ひとりで何が出来るの
チームビルディング|人が作ったシステムは、その集団構造のコピーになる
こんばんは。
突然ですが、「コンウェイの法則」をご存知でしょうか?
1968年にコンウェイ氏が考案した言葉です。
コンウェイの法則
ものづくりに携わる身として、しみじみこの言葉はよく分かります。これは何もソフトウェア業界に限った話ではありません。サービスや製造業、公共のサービスを提供する自治体においても、その組織のアーキテクチャがそのまま反映されます。本当に。
ある組織が構築した「シ
チーム・ビルディング👥|裏コミュニケーション設計
こんにちは。読書の秋ですね📚
今日は裏コミュニケーションで関係を強化する重要性についての考察です。
それ人臣の帝王に対する、多く順従して逆らわず、甘言してもって容を取る。(貞観政要)
この言葉にもあるように、基本的に上司は孤独です。部下と利害が不一致することも指示しなければならないですよね。
部下は自らの「利」にならない場合、その相手に対して都合の悪いことは言いたがりません。それどころ
「心理的安全性」が大切な時代
column vol.418
人気ユーチューバーのカジサックさんが、8日の投稿で「27日まで休暇を取ること」を報告。
〈東スポWeb / 2021年9月9日〉
チームスタッフや現場スタッフを「がっつり休ませたい」ということで、休みの大切さを訴えています。
私も毎週のように夏休みの取得を社員に促していますが、私自身がワーカーホリック傾向にあるので、隠しているつもりですが滲み出てしまうものなの
チームビルディング|チーム間のコミュニケーション設計
こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。
さて今回はチームビルディングについての学びについての記事です。
私は今、職制上のマネジャー職でありながらもプロダクト開発のリーダー的な役割を受け持っています。
中国古典の話題では、「君主のあるべき姿」すなわち組織マネ
チームビルディング|自分を見るのは難しい。(韓非子と貞観政要より)
こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。
今日の話題は、「韓非子」から自分を客観視することは難しいぞ、
と伝えてくれる言葉です。
まず、なんで自分や組織を見て、知る必要があるのでしょうか。
興味?
自分がどう思われているから気になる?
確かに、気になり
チームビルディング|反論がないのは議論する気がないのか
こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。本日は古典から離れますがチームビルディングの現場の改善活動のお話です。お付き合いください。
課題意識
最近、テレワークが増えてオンラインでの1on1やミーティングといったコミュニケーションが増えた方は多いのではないでしょうか
マネジリアル・グリッド理論の中国古典的考察
マネジリアル・グリッドというフレームの考え方 マネジリアル・グリッド理論とは、1964年にロバート・R・ブレイク(テキサス大学元教授)、ジェーン・S・ムートン(テキサス大学元助教授)が提唱したフレームで、リーダーシップ行動論の一つです。
難しい理論ではないので、ここで簡単に触れておきます。
「人への関心」と「業績への関心」
リーダーシップのスタイルを「人への関心」と「業績への関心」の2軸で評
チームビルディング|チーム同士の協働のために
こんばんは。
今日はチームビルディングについて、チームを束ねる立場としての経験をもとに記事にします。
多様な個性を持つチーム 同じ会社、同じ組織にいるチームでも、それぞれ「色」みたいなものがありますよね。リーダーの指向性、構成メンバーの特徴、ミッションの違い。違う理由を挙げればキリがありません。
違うことが悪いわけではなく、それは「特徴」なだけで、ダイバーシティと捉えられます。
ただし
シェアード・リーダーシップ 〜 貞観政要的考察
こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いて、自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てる人間になれることを目指しています。
今回は、ハーバード・ビジネスレビューの以下の論文のエッセンスと、「貞観政要」的より考察を加える内容になっています。
「自律的な協働を促すリーダーシップ 答えのない時代をチームで切り拓く」
(鈴木 竜太 :神戸
チームビルディング|チームの境界線
こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
オリンピックも終わり、パラリンピック開催までハーフタイムといったところでしょうか。外出もままならず、読書が捗ります♪
さて、今回はチームビルディングのカテゴリで、プロダクト開発現場で起こりがちな問題と問題の背景、対応について「チーム・ジャーニー」(市谷 聡啓 著)を参考としてお伝えしたいと思います。
チーム間の問題
ものづくりやサービス開発