いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきまして、ありがとうございます。今月は壽田が担当致します。 今回は「いま」をどう見るか、というお話です。今回は前置きは短くしてすぐに本論に入りたいと思います。しばしお付き合い頂けたら嬉しいです。 苛立つマネジャー・不満を口にする部下 期待どおりの結果が出せない部下に対して、マネジャーがきつく当たる場面に遭遇することがあります。一昔前は、皆の前で長時間にわたって厳しい言葉をぶつけたり、人格否定に近い暴言を吐いたりするところを
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今月は中島が投稿致します。 前回(7月)の投稿では、「経営チームをつくる」ということをテーマにしました。少し唐突感があったかもしれませんが、私がお伝えしたかったのは、「失われた30年」では「日本企業に何が起こっていたのか」を分析した上で同じ轍を踏まぬよう、そして、これからより一層多様化を極める経営課題に立ち向かえるようにするためには、「経営チームをつくる」ことが必要なのではないか、という投げかけでした。
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきまして、ありがとうございます。今月は壽田が担当致します。 熱中する組織は「実行は実験である」というコンセプトを提唱しています。構想、計画、実行、検証、そして協働、この5つはどれも非常に大切ですが、結果に直接作用するのは「実行」のみです。実行されなければたとえ他の4つの要素をうまく行ったとしても成果を上げることはできません。それだけ実行は重要なのです。 クライアント企業様の多くがお盆休みになり、いつもよりも多く時間を確保することが
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。今月は中島が投稿致します。 最近、中堅・中小企業の経営者の方から「経営幹部をどうにかしたい」というご相談を頂くことが多くなってきました。 思い返せば、2005年から経営コンサルタントとして企業支援を行ってきましたが、最初の頃は「生産性向上」がテーマとなることが多く、「仕事量は確保できているが、それらを効率よく捌けていない」という相談が多かったように感じます。 2010年代に入ると売上に伸び悩む、利益が減っ
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきまして、ありがとうございます。今月は壽田が担当致します。 熱中する組織は「揉める会議」というサービスを提供しています。「揉める」といっても、会議中に激しく言い争ってゴタゴタするということではありません。健全かつ活発に意見を出し合って、議題に取り上げた論点を十分に揉むことができる、という意味の会議です。 なぜ、このサービスが存在するかというと、多くの企業で、会議が「対話や協議」になっておらず、ほとんど何も生み出していない現状が珍
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は中島が投稿致します。 今回は「コロナ禍の状況で業績の好不調を分けたこと」について取り上げたいと思います。 コンサルティングを実施しているクライアント企業様の多くは、3ヶ年計画書(3年の中期計画)を導入しています。3月が期末(4月が期初)のお客様も多く、この3ヶ年計画の振り返りが概ね出揃いました。 その振り返りの結果を拝見し、あることに気づきました。 それは、このコロナ禍における業績の好不調がはっき
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきまして、ありがとうございます。今回は壽田が担当致します。 ゴールデン・ウィークに入り、クライアント企業様もお休みですので、私も「熱中する組織」のnoteを読み返してみました。我々のサービス内容や先日出版した書籍『組織に「成長」と「成果」をもたらすマネジャーの教科書』と照らし合わせてみると、「組織」自体について、このnoteではあまり書いていないと思いましたので、今回は、組織の基本について書こうと思います。ほとんどの企業が組織化し
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は安澤が投稿致します。 今回は未来予測について書いてみたいと思います。 (1)求められる未来予測 コロナウィルスやロシアのウクライナ侵攻など、想像もしなかったことが起きる世の中ですが、それでも未来予測には意味があります。さまざまな事象が発生する中で、その先を予測する人とそうでない人では生存できる確率は変わってきます。 未来予測法というとデルファイ法をはじめ世界中でさまざまな方法が存在するし、今日も熱
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は中島が投稿致します。 今回は「行動に着目する」をテーマにしたいと思います。 メンバーが「やらない」「成果が出ない」理由として「意志が弱い」「やる気がない」ことも多々あると思います。 ただ、それだけで片付けてしまうのは非常にもったいないでしょう。 もし「意志」や「やる気」以外にも理由があるのではないか、そう考えられると対策の幅が広がり、 「やらない」「成果が出ない」という問題に一筋の光明が差すかも
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきまして、ありがとうございます。今回は壽田が担当致します。 マネジメント研修の冒頭で必ずする質問があります。それは「マネジメントとは何ですか?」というものです。「つかみ」みたいなものですから、正しい答えを期待しているのではありません。ご自身が思う「マネジメントとはどのようなことなのか」を説明してくれれば良いと思っています。 このとき、10人に1人くらいの割合で、私がNGワードだと思っている言葉が説明のなかに入ります。さて、NG
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は安澤が投稿致します。 この度、熱中する組織では、 『組織に「成長」と「成果」をもたらすマネジャーの教科書』 という本を上梓させて頂きました。 この本を出版した背景を少し解説させていただきます。 ◆何度も立ち返って学べる本 我々「株式会社 熱中する組織」は、どうすればメンバーのエネルギーを高めることができるのか、どうすればなすべき仕事に100%エネルギーを注ぐメンバーで組織を満たせるのか、というこ
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は中島が投稿致します。 今回は「セルフマネジメント」をテーマにしたいと思います。 前回は「エンパワーメント」をテーマにし、メンバーをエンパワーするには「目標達成の仕組みを整えよう」とお伝えしました。 「目標達成の仕組みが整う」とは、「メンバーが出力するエネルギーの方向を揃える」環境づくりをしたことになります。 これだけでもちゃんと実施できれば効果は出ます。出ますが、さらに効果を高めようとするなら、
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は壽田が担当致します。 今回は「効率ばかり追求しないで」というお話です。先日とあるクライアント企業様の営業会議に同席していたときに、来月から新卒2年目に入る若手営業マンがしきりに、「効率が悪い」とか「効率を上げるためには・・・」と発言しているのを目の当たりにして、「新卒2年目なのに、自分の意見をはっきり言えて、素晴らしいなぁ」と思う反面、ちょっと違和感を覚えました。それは、「まだ経験が浅いのだから、『効
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は安澤が投稿致します。 (1)選手とコーチの適切な役割分担とは今回は私のアメフトの経験も交えて書いてみたいと思います。チームスポーツと企業の共通点は、役割分担をして一つの目的に向かうことにあります。アメリカンフットボールでも体の大きな選手、足の速い選手、器用な選手がそれぞれの持ち味を生かして、役割分担をします。また、体を鍛えるなど肉体のメンテナンスが大切な選手と対戦相手の分析やゲームプランの立案に膨大な
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は中島が投稿致します。 今回のテーマは「エンパワーメント」。これまで「メンバーが自ら考え、動き出す育成術」について取り上げてきました。そして、このようなメンバーを育成するには欠かせないテーマであると感じています。 というのも、「自ら考え、行動する」ことをメンバーに期待しつつも、もしかするとマネジャー自らそれを阻んでしまっている可能性がある、からです。 特に40代、50代の同世代のマネジャーは、メンバ
いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。 今週は壽田が投稿致します。 今回は「自責」を取り上げたいと思います。昨今では働くメンバーのメンタルヘルスの観点から、相手の心情に配慮せずに「自責で考えろ」と言うことが、はばかられるようになった気がします。しかし、「自責」はマネジメントにとって、とても大切なことですので、「自責」とはどうあるべきなのかについて整理してみます。今回は、いつもよりも少ない文量でまとめてみようと思いますので、お付き合い下さい。 自