『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』と『秘密の蜜子さん』の最終回を観る。両方とも女性の友情を描いたドラマだった。ちょっと前まではドラマの関係性と言ったら男女の恋愛のイメージ(いつの話?笑)だったのに、そういう時代なのだな。浦島太郎感。『GO〜』のヨルシカ良き。
「GO HOME」第6回 トー横キッズの自殺をモチーフにしたお話でしたが、かなり攻めた終わり方に制作陣の覚悟を感じた。好感の持てる内容だと感じました。ま、僕はオジサンなんでリアルが何かも分かりませんけどね。
「GO HOME」ネタが多牌だったのか。最終回は公安vs身元不明人相談室のバトルかと思いきや、杉本吉田高島の同期話であっさり。高校生の桜を助けた尾美としのりさんの話をメインに、真は福島へ。というどれもこれもすっぽ抜けフォークみたいな感じ。見やすくて良い話だけにラストが残念。
2014年になっても、ドラマの中で《津波による死》を見せられる。津波で死ななければならない設定なら受け入れないことはない。けれど、ドラマ「GO HOME」では津波である必然性がないと思った。死のインパクトを強めるために、津波や震災を利用しないでほしい。作家は他人の痛みも感じてよ。