車社会への批判は日常生活面での日本における最大のタブーと言っても良い。実際に批判している大手メディアは基本的に無く、その点だけでも車社会を批判すること自体が禁忌で、そのことは日本では自動車業界が世の中において大きな権力を有していることが読み取れるものとなっている。
未婚化や晩婚化が進んでいるのは地縁が薄くなっているから。核家族化・都市一極集中・車社会・郊外型の街づくりなど、あらゆる要素が複雑に絡まり合って孤立しやすい状態が生み出され、その結果として出会いが減り交際・婚姻の高齢化や減少が進行していると考えられる。分断統治の成れの果てと言える。