運転免許を職の応募時に求めるのは格差拡大の元凶
就職関係での応募条件に運転免許必須にするのは止めるべき。それがあるだけで優秀な人材の門前払いが発生する可能性をもたらすので悪しき条件であると言える。
免許取得だけでも日本の場合は数十万し、しかも講習が長引けばその分追加で料金が上乗せされるため、免許取得できないような低所得層だと取得する資格すらなく、稼ぐための就職なのにそれ自体が制限され選択肢が大幅に狭まる。このことは経済面による人材選別となり、持たざる者を事前に弾く仕組みとなるため階級固定の原因につながる。
私は母子家庭環境で育ってきたので、免許を持っていない母親が仕事を探すのに場所や条件面でとても苦労を強いられ続けてきた姿を目の当たりにしてきている。だからこそ運転免許の有無で人材を選別するようなやり方は到底肯定されるべきではないと強く主張したいのである。
もし運転免許が必要ならば就職後に取得できるように企業側が支援すべきで、それができないのであれば困っている人を見捨てる・貧乏人を切り捨てることと同じなのでそのような企業はすぐにでも倒産へ向かって進んでいくのが望ましい。それを言いたくなるぐらい運転免許の有無による門前払いは金持ち優遇の悪しきやり方なのである。