陽が沈んだら、肌寒い。それでも、ピキッと冷えたビールが美味しい。小倉山荘定家の月を食む。私が食んだからと、今夜は月が見えない。2本目のビール。この春の夜の暗さに震える者もあるだろう。今朝、小動物の白い頭骨を見た。砂漠ではないにしろ。どんなかたちであれ、エクリュを晒し戻ってゆく。
何時間かかろうとも、しなければならぬことがあれば、我は、たったひとりであっても、いわゆる。孤軍奮闘。なのである。私のためである。子のある人ならば、それらのためであろうか。優しさとは、甘えさせることではなく、甘えさせられる自分を磨くことである。ひとりで生きると決めた日から、幾日か。