自己に溺れ、愛に掬う
耽溺 - 自問自答とナルシズム -
という、空間展示に遊びに行った。
足を運んだきっかけは、
学友、いわゆるクラスメイト的存在が企画したという知らせを見たから🎨
会場周辺では、他にも色んな展示がやっているので、” 耽溺 ” にたどり着くまでに3.4回くらい違うギャラリーを覗いたのは秘密だけど、
いちばん奥の、解放感と静寂が似合う場所で
何かに向き合うのにぴったりの場所だなーーなんて思ったりした。
ここからはお気に入りポイントを端的に紹介させて、__((耽溺だけに))
まずはこれ、窓際にあった展示。
透明のフィルムに刷られた言葉がたくさん揺れているところ と その側に沈んでいた鏡。
水溜りのようなゆるやかな曲線をもつ鏡が、空や壁やフィルムとかいっぱいをじーーっと映していた。
いろいろな言葉が並んでいて、
強そうな女の子とか、自分を守りたいひととか、背景がみえる。
透明フィルムを使うのもまた良い…窓という場所を活かしてる、イカしてる…🦑
こういうの大好物です。
この写真は、その鏡に映るものを撮ったのだけど、鏡の中(もうひとつの世界)のパラレルワールドみたいな歪みが可愛い。
次にこちら、
順番はちょっとちぐはくになったけど、
これはスペースに入ってすぐ目を引くようなところにあった作品。
自己愛に関する文章たちが一本の紙になって、それが束となりドレスになっている感じ。
順路(動線)的に、いちばん最初のところなんだけど、それでこのインパクトあるもの且つ細かい作品を持ってくるのがすごい。
1回見て、認識して、他の展示を見てからまたじっくり見る という形になっちゃう。策士な人たちにやられてる気持ち( ˘ω˘ )
そしてここに連なる言葉たちは全部オリジナルだと……量もすごい。
見えそうで見えない部分もあって、もどかしい気持ちもありつつ、そこを踏まえたチラリズム的展示なのかな……
あと、言葉を形作る上で、ドレスにするなんて、お洒落な人間がいないと思いつくことも完成させることもできない気がする。お洒落番長め!!!(褒めています)
そして最後にこちら、
出口付近に置かれているカード(と空間全体の雰囲気の写真)。
来た人はお持ち帰れるらしい\やったー!/
お洒落でスマホのケースに記念に入れちゃおうなサイズをしている、、
そしてこれがまた香りつきのカードで、はーーーーー🤦🏼🤦🏼
匂いって感情や状況と強く結びつくものって分かってて作ってる(確信)、そして私も策士なメンバーの掌で喜んで踊っちゃう🩰
他にも色々展示があったので、いろんな人に生でみてほしい。
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この企画を知ったとき、ぽいなーー!と思ったの、(企画メンバーは全員、マエストロみのある、アートを司るような先生のゼミに所属している)
そして中に触れたとき
想像以上にもっと、面白いことしてる〜〜!と、良いタイプのため息が出た。
自己愛について、なプロジェクト
アート表現を通して自己愛と向き合い、向き合わせる” 耽溺 ”は、考えることを放棄させない。
自分を拒んで蔑視したり、傷つけることも
抱きしめて認めてあげることや枷を外してあげることも、
全部が自己愛だと思った。
否定も肯定も、全部が自問自答。
あらゆる形の愛で掬い、掬われのトライアングルから抜け出せないでいる。
企画した個々其々の彩りのあるメンバー、
いつでも髪がつるっと整うお洒落なひと、肩身(肩幅)が5mあるらしい面白いひと、ふんわりと角がまるいひと、行動力と活気がめらめらのひと、初めましての空間に飛び込めるひと……みんなが主体で、誰もが参加者になれる素敵な企画でした。
いつか、この企画に至った経緯とか、まつわるお話とか聞きたい。広報する前からずっと動いていたときとか全然知り得なくてとっても気になる。ミニエッセイとか詩集とかにしてほしいしなんなら手伝いたい。
__自問自答とナルシズム 、向き合い考える時間とその表現について。
頑張る姿がとても美しい。
P.S.今度、
「「一緒になんかしよーーー!!(ナンパ)」」