夜も終わる
素粒子ぶつかる荘厳な鼓動、静謐な質感から産まれ落ちた赤子、耽溺を繰り返した休日の花嫁、結ばれるとは、離れないためにというか、絶えず緩急をつけながら、離れたり、また、出会ったりを繰り返すほどに、増していく強度に本質や真実はあるのであり、硬く結ばれだからといって、そこでは、一貫した苦しみなんかが、艱難辛苦や、悲しみの雨を超越し続けることだけが、ここでの運命であり、必然であるの、だ。僕らは、膨らんだ宇宙、ランダムに生まれた紫外線の子供、現行のままに、そぐう価値に迫る偶像が、凡庸な幸を唱える頃、耽溺を繰り返す父権的な意思の勃興により、季節すらも踏み躙られ、枢要なものすら潰えた後に、生える希望の花、前頭葉に迫るマクロなファシズムと青、超克を繰り返す辺りに迫る価値が、誰かの幸せを奪うのを見てきたし、意識を一巡する風説の流布により、歪んだ思想を企てる脳内にこそ、革命が必要であり、攻撃的な奴らは、恋を知らないから、誰彼構わずに攻撃するのであり、確かな愛を感知する能力を育てない限りは、誰かを愛したフリをして、誰かを利用するだけに至ることを、愛だね、とか、言い放つ間に、育つ憎悪は、誰かを食い破り、自らをも食い尽くし、埋められないものを、埋めようとする限りは、何が正しいのかすら、見失うだけに至り、それも、愛だね、とか、何かを強請ることが、愛だと、勘違いする曖昧さに捩れていく精神が用いる敬神なんかに、騙されないようにする。