ADHDの当事者として、発達障害のある人は「体に痛みや不調」がある場合、早期に対処した方がいいと言えます。 理由は、ただでさえ短期記憶が乏しく、集中できない特性が強いにもかかわらず、「痛み」や「不調」があると、そちらに気を取られてしまうため、より物事に集中できなくなるためです。
多動衝動性ADHDの私は、昼(主に夕方)に仮眠を取ることがあります。 あまり睡眠自体が好きではない私ですが、最近は移動中の20分、時間があるときはネットカフェなどで1時間弱、休日も1時間程度取っています。 仮眠は疲労回復、集中力UP、パフォーマンスの向上等が期待できると思います。
発達障害当事者は、とかく『発達障害に関する情報』を過剰摂取しがちです。 かく言う私も、ADHDの診断後、本やネット問わず多くの情報にアクセスしていますが、実は『それ』以上に障害以外の情報を採用しています。 視野の拡大と思考のバランスです。特にADHDの方は実行しやすいと考えます。
多動衝動性ADHDの特性に、次々に斬新な発想やアイデアが思いつくことがあります。 一方で、同じく ”多動衝動性ADHD” には、短期記憶(ワーキングメモリ=記憶の保持機能)が弱い特性があり、記憶がうまく保てず、健常者より早く忘れます。やはりここでも ”メモ” が、重要で大切です。
多動衝動性ADHDの私は、部屋の片づけが超苦手ですが、時々一気に行っています。部屋がある程度片づくと「探す時間」が劇的に減ります。 また、モノが見つかれば、都度「買いに行く」選択をする必要も無くなり、「購入したら使っていた数千円」が浮きます。 結果的に部屋の片づけは一石二鳥です。