好きになってほしくて好きになったものなんてないんです。それはたぶん最初から好きじゃない。自分の想いに対して相手からどんな反応が返ってこようとも同じだけ好きなままなんです。
旦那氏は言葉だけでなく態度でも好きがすごい。前は口だけ野郎だと思ってたけど、今は「あぁ、本当に好きなんだろうなぁ」ってわかる。よくジーッと見るので睨み返すと、ぴょんぴょん跳び跳ねて「今の顔も可愛~!好き~!」と言って騒いでいる。36歳のおっさんである。すごいなぁ。
友情も慕情も恋情も、名前をつけようとするほど区別されていく。違いに目を向けるほど、どの単語も似使わなくなる。 胸の暖かさや頬の紅潮、言葉に簡単に表すことのできるこの気持ちだけが、文字を知らない赤子のように誰かを求めていることを気づかせる。あなたを信じていることを教えてくれる。