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恋に恋するタイプはクズ男にハマりやすい?

恋に恋するタイプの方っていますよね。
私自身がそうです。
でも、自分が『恋に恋するタイプ』であると気づいたのは
20代後半になってからでした。(遅っ)
気づくのが遅かったために
しなくていい失敗をたくさんしてしまったので
その経験から学んだこと、気づいたことを書きたいと思います。
人生において、失敗することも大事だとは思うのですが
しなくていい失敗ならしない方がいいに決まっていますし、
最初から対策できるものはきちんと対策して
自分の身を守ってほしいと思うのです。

そもそも恋に恋するってどういうこと?

恋愛において、
『相手が好き』というより
『好きな人がいるという状況が好き』というような意味です。
好きだから ▶ 付き合う
のではなく、
恋愛がしたいから or 付き合いたいから ▶ 好きになる
みたいな感じです。
あくまでも私個人の考えですが、
恋に恋するタイプは以下のような特徴があるのではないかと思います。
・少女漫画が好きで、憧れがある
・熱しやすく冷めやすい
・恋愛至上主義
・恋愛において確証バイアスが強い
これらの特徴について詳しく説明するとともに
なぜクズ男にハマりやすくなるのか、私なりの考えを述べたいと思います。

少女漫画が好きで、憧れがある

少女漫画っていいですよね。
ヒロインに感情移入してキュンキュンしたり涙したり
ヒーロー候補が複数いるときは
”あ~~~私ならあっちの人を選ぶのに…!”なんて考えたり
めちゃくちゃ楽しいですよね。
少女漫画を読むこと自体は全然悪くないです。
単純にファンタジーとして受け入れ、憧れるだけなら良いのです。

ここで問題になるのは、
少女漫画のファンタジーの世界に出てくるようなヒロイン・ヒーローが
現実でもいるんじゃないかと思い込んで憧れてしまうことです。
現実には、
しっかりと愛情表現してくれて、
いつもヒロイン第一で行動してくれて、
ビジュアルも完璧で、
ヒロインの身体のことも大事に大事にしてくれるような
完璧な男性はいません!!
断固として!!!!!(そこまで言うか)
現実の人間は完璧ではありません。
女性でも男性でも
口下手なところもあるし、
自分のことしか考えてないときもあるし、
常に清潔感を保てるわけじゃないし、
下心たっぷりのときもあるし、
見たらげんなりしてしまうようなところが
たくさんあるのです。
ですが、人間誰しも悪いところもあるのが当たり前です。
そのことをついつい忘れて
漫画のヒロイン・ヒーローのような人やシチュエーションに憧れを抱き、
そうじゃない部分を見て
”いや、この人ないわー”と
本当は誠実な人なのに
誤ってナシ判定してしまうようなことがあると思います。
そして猫を被り、言葉巧みに近づき、甘い言葉をささやいてくれる
本当はクズな男に
”キュン!素敵!”と感じて沼ってしまうことがあると思います。
ファンタジーの世界と現実をしっかり区別することが大切です。

熱しやすく冷めやすい

すぐ異性を好きになる人のことです。
『好き』までのプロセスがびっくりする程短い。
ストライクゾーンがびっくりする程広い。
極端なことを言えば
”生理的に無理じゃなければ正直誰でもいい”
と考えるような人です。
そしてそんな感じなので
脈なしと分かれば割とすんなり次に行ける人です。
冷めるまでも秒。

クズ男は努力せずに手軽に遊びたいと考えているので
すぐ男性を好きになる女性はカモなのです。
すぐ好きになってくれる女性なら
猫を被る期間が短くて済むし、
熟考せず、思いつくままの優しそうな甘い言葉を使って
テキトーに褒めてあげたら簡単に手に入るので
とにかくコスパ・タイパが良いんです。
クズ男の都合のいいようにホイホイされたくなかったら
コスパ・タイパの良い、安い女になってはいけません。
好きになってしまうことは仕方がないとして、
それをすぐ相手に分かるように全面に出すのは控えましょう。
『好き』という気持ちを心の中でじっくりと大切に温めましょう。
あなたの大切な『好き』という気持ちは簡単に差し出してはなりません。
あなたの『好き』を、
相手が喉から手が出るほどほしいという状況になってから、
(価値を存分に上げてから)
差し出すようにすれば良い関係が築けると思います。
クズ男はそれ以前に脱落するはずなので、
フィルターから勝手に外れてくれて超ラッキーです。

恋愛至上主義

人生や生活の中で、恋愛の価値が高いと考える人のことです。
”え?恋愛が大事と思ってはいけないの?”
と思われるかもしれないので伝えますが
私は恋愛は大事だと思っています。
恋愛をすることでしか学べない気持ちや感情がありますし
恋愛をすると人間的に成長できると思います。
ですが、恋愛至上主義の考えが強すぎると
常に好きな人がいないと、
もしくは常に恋人がいないと駄目だと考えてしまうので
それはちょっと危険だと感じます。
”常に好きな人や恋人がいないと駄目、寂しい”という気持ちは
クズ男を引き寄せやすいです。
手軽に遊びたいと考えているクズ男からすると
恋人がいなくて寂しそうな女性は敷居が低くて手が出しやすいのです。
反対に、仕事・趣味・友人・勉強・セルフケアなどの予定で忙しそうな、
充実してそうな人には手を出しにくいです。
充実している相手のスケジュールに
自分をねじ込んでいくのは大変だし疲れるからです。
クズ男から近寄られないよう、
”恋愛も大事だけど、私の人生には他にもたくさん大事なことがある”
と思って過ごすのはどうでしょうか。

恋愛において確証バイアスが強い

確証バイアスというのは、
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、
反証する情報を無視または集めようとしない傾向のことです。
簡単に言うと、
『自分にとって都合のいいものだけを見る』
といった感じです。
私は元々慎重で疑い深い性格なのですが、
こと恋愛に関してはびっくりする程楽観的になります。
IQ 4、防御力 3くらい。(最弱王決定!)
男性が下心満載の軽い気持ちで近づいてきても
”いやいや、遊びじゃないでしょ!大事にされてる!”
”きっと私のことが好きなんだ!”
”きっと私も相手のことが好きで、これはちゃんとした恋愛だ!”
と脳内お花畑で考えてしまうのです。
自分のことを客観的に考えて気づいたのですが、
これはおそらく自信のなさから来るものです。
”自分が遊びにされるってことは、価値のない人間なのかもしれない…”
”自分は好きでもない男性についていくような軽い女なのだろうか…”
という恐怖や不安から逃れるために
自分の本当の考えを捻じ曲げて正当化しているのだと考えます。
我ながらなんとも人間らしい、そして愚かな反応だなと思います。
そうならないように、自信を持つことが大事だと思います。
「そんな軽い気持ちで言い寄られても全然嬉しくない。」
とスパッと強気で言えたらきっとクズ男は寄ってきません。
ですが…
急に自信を持てと言われても難しいのも現実です。
実際に私は未だに自信が持てていませんし、
クズ男が寄ってきてもスパッと拒否できないと思います。
そんな私はどうしているかというと、
自分が恋愛においてIQ 4、防御力 3くらいであるということを
頭に叩き込み、心に刻んでいます。
私が太刀打ちできるような男性はこの世にいないと思っているので
クズ男が近寄ってきたら真っ先に棄権します。
”無理無理無理、この人の相手ができるほど私は強くない"
と思ってすぐに逃げています。
かっこよさは皆無ですが、被害もゼロです。
自分を見つめ、弱点を知り、逃げることも大切だと考えています。

結局『好き』って何?

長々と説明をしてきましたが、
結局、恋に恋するタイプは
『好き』がどういうものかきちんと理解できてないように思います。
私の過去を振り返って思うのは
『好き』だと思っていた気持ちというのは、
実は『高揚感(ときめき・キュンキュン)』だったり、
『執着心』だったりすることが多かったということです。
『好き』って何なのか、実は未だにはっきりと理解できていません。
ですが、なんとなく『好き』っていうのは
思っているより静かで、地味で、
だけど暖かさがあるものなのかなと考えています。
燃え上がるような『好き』を感じたときは
危険信号と思っていい気がします。

読者様にとっての『好き』は何なのか、
コメントで教えていただけたらとっても嬉しいです^^

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

※素敵なイラストお借りしました☺

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