私は昭和31年生まれ。子供時代、歌舞伎座が毎月、満員御礼だった記憶はない。八月は三波春夫、三月は長谷川一夫らが座頭だった。六月には萬屋錦之介公演もあった。歌舞伎を上演していたのは、年間八ヶ月くらいかなと、十代目三津五郎と話したことがある。12ヶ月興行できたときの嬉しさは格別だった
一年ほど前から取り組んでいる書き下ろしを、来春、上梓いたします。以前、「坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ」「坂東三津五郎 踊りの愉しみ」(岩波現代文庫)を編著しましたが、今回は、尾上菊之助さんに取材を重ねています。すでに十回の取材を終えて、全体をとりまとめている段階です。
なかたに-りゅうじん【中谷竜人】称号「竜人」を有する若手棋士。対局中に菓子を食べる、対局会場に同行している母親から「こうちゃん」と呼ばれ幼児のような扱いをされる等の様子から、古畑に「天才棋士には見えない」と評されるが、挑戦者・米沢八段に4連勝し称号を保持した、確かな実力の持ち主。
今日は三津五郎さんの命日。仕事で思うにまかせず、お墓参りに行けなかった。近日中に伺う予定です。